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藤井四段フィーバーで将棋に興味出たけどルールも知らないよって人におすすめしたい知識ゼロでも楽しめる本たち

藤井聡太四段、前人未到の29連勝おめでとうございます。すごすぎる。すごいです。チートです。漫画の設定だったらボツです!!!


(このツイートの段階からさらにどんどんチート設定が増えている……)

将棋関連のニュースが毎日のように流れるのもアツいよ〜〜!世界まわってる!!将棋観戦はとっても楽しいのでこのブームでさらに盛り上がってほしいな〜!!NHKさんのこのQAがとっても親切でわかりやすい。

さて、このエントリはタイトルの通りです。

私が将棋を観始めたのは2014年の電王戦(コンピュータとプロ棋士の対局シリーズ。今年終了)なのですが、3年経ってもほとんど指せません!!金と銀ってどっちがどっちに…動けるんだっけ…?と数秒考えなきゃわからないレベル。当然、もちろん盤面の状況だけ見ても形勢判断できません。

……という話を人にすると「えっそれ…何が楽しいの!?」と言われるわけですが(まぁそうだよね)ちゃんと楽しいのです。

今や将棋はネットと密接に結びついていて、対局の進行を見ながら棋士の先生方やファンのみなさんが「これはいい手ですね」「先手よしですね」なんて言ってるのを見たり聞いてるとなんとなく雰囲気が伝わってくる。なんだろう……小さいころ夏休みに会う親戚のお兄ちゃんが自分にはできないテレビゲームをやってるのを横で座って見ているような気持ち……。

将棋のプロになるような人たちは小さな時からずっとしのぎを削り続けています。数十年変わらず、何十回も何百回も同じ相手と将棋盤を挟んで向き合い続けるんですよ。すごくないですか?

天才、秀才、才能、努力、幼馴染、先輩後輩、師弟関係、漫画やアニメのような設定てんこ盛りの時には現実離れしためくるめく人間ドラマ。棋士のキャラクターを少しずつ把握していくと世界の解像度が少しずつ上がっていって、見えなかったものが見えるようになります。宇宙のように壮大なゲームに人生を賭けた人たちの物語の一端を垣間見る、のはそれだけでエンターテインメントです。

ヤバい、ポエマーのようなことを垂れ流してしまった。そんなリリカルな楽しみ方をしている私が読む将棋の本と言えば、棋士のエピソードや生活や人となりがわかるものです。知識ゼロでもわかる。なんか将棋界、おもしろそうかも、知りたいかも、と思った人、軽い気持ちでぜひどうぞ!

聖の青春

聖の青春 (角川文庫)

聖の青春 (角川文庫)

重い腎臓病を抱えつつ将棋界に入門、名人を目指し最高峰リーグ「A級」で奮闘のさなか生涯を終えた天才棋士村山聖。名人への夢に手をかけ、果たせず倒れた“怪童”の生涯を描く。

元「将棋世界」編集長の大崎善生さんによるノンフィクション。将棋ファンが99%すすめる本。

羽生善治と同世代、将来を渇望された村山聖という実在の棋士のお話。まずどれか一冊、と言われたらやっぱりこれをすすめたい……!将棋の世界に渦巻くいろんな感情があって好きです。電車で読んだら泣いちゃう。

去年映画になっていて、松山ケンイチさんが村山聖を、東出昌大さんが羽生善治先生を演じています。どっちもすごい。鬼気迫る。すっごくいい映画なのですが、お話の一部の要素にフォーカスしているものではあるので、ぜひ本も読んでほしい……。

聖の青春

聖の青春

将棋の子

将棋の子 (講談社文庫)

将棋の子 (講談社文庫)

奨励会……。そこは将棋の天才少年たちがプロ棋士を目指して、しのぎを削る“トラの穴”だ。しかし大多数はわずか一手の差で、青春のすべてをかけた夢が叶わず退会していく。途方もない挫折の先に待ちかまえている厳しく非情な生活を、優しく温かく見守る感動の1冊。

同じく大崎善生さんの著作。私はこちらもかなり好き。

「聖の青春」はプロになった後、こちらはその前、そもそもスタートラインに立てるかどうか、選ばれる側の人間たちの話。奨励会(プロ養成機関。夢をつかむのは一握りだけ。つまりジャニーズJr.です)には全国でそれぞれの街でめっちゃ将棋が強い“神童”たちばかりなわけで、天才の中の天才だけが次のステージにいける。藤井四段が14歳でプロになった裏には「そうではない」たくさんの夢の屍がある、わけです。

泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

中学選抜選手権で優勝した男は、年齢制限のため26歳にしてプロ棋士の夢を断たれた。将棋と縁を切った彼は、いかにして絶望から這い上がり、将棋を再開したか。アマ名人戦優勝など活躍後、彼を支えた人たちと一緒に将棋界に起こした奇跡。生い立ちから決戦まで秘話満載。

ある意味で藤井四段と対極にあるような将棋人生を生きてきた瀬川晶司五段のこれまで。

奨励会には年齢制限があって、26歳までに四段(プロ)に上がれないと強制的に退会です。瀬川五段は一度夢破れたあと、実力と奇跡(詳しくは読んで!)の積み重ねで35歳でプロになる。将棋界でも異色の経歴だし、サラリーマン時代のことも書かれていて私たちに近い世界で読みやすい。

瀬川先生は本当に人格者で大好き……。私が将棋を学び始めてすぐ、初心者向けの教室に連れていっていただいて、その時生まれて初めて会って話して教わったプロの先生が瀬川先生でした(思い入れ)。

藤井四段の26連勝をかけて戦ったのが熱かったな~~。対局前のこのツイートだけで瀬川先生の人間としての徳の高さが伝わるよ。。

今回の藤井四段の連勝、後半になればなるほど対局相手にもフォーカスされていていいなぁって思った。みんなそれぞれね、ドラマがあるの。最年少棋士じゃなくても最多連勝記録じゃなくてもここまでの軌跡があるの。


こうなった以上はぜひ連勝の新記録を見てみたいと思います。負けた途端に応援団になるという(笑)。

またいつか彼と対戦したいと思いました。そのためには自分が勝たないとですね。頑張ります!!

透明の棋士

透明の棋士 (コーヒーと一冊)

透明の棋士 (コーヒーと一冊)

今の私にとって、 将棋以上に魂の震える対象はない―
将棋とは無縁の人生を歩んできた著者が出会った、ひとりの棋士。その出会いをきっかけにのめりこんだ将棋には、静かに燃える数々のドラマがあった。 羽生善治渡辺明森内俊之里見香奈...... 報知新聞社の熱き記者が描く、今までにない将棋の世界!

報知新聞の北野新太記者による取材で見聞きしたものをベースにした「いささか私的すぎる取材後記」。このタイトルでWebで連載していたものがまとまった本。

とにかくエモーショナルに、文学的にある瞬間をつづるので、将棋の持つドラマ性、瞬間の美学、一瞬の衝動がすごく伝わると思う。

書籍化にあたってだいぶ消されてしまったけど、まだサイト上でもいくつか読める。

藤井四段がプロ入りを決めた日のこと。

「将棋は自分の一部みたいな感じです」
 5年後、19歳の彼はどこにいるのだろう。
 期待という言葉は軽すぎる。
 私が抱いているのは、畏怖である。

第54回 生まれながらの|いささか私的すぎる取材後記|みんなのミシマガジン

木村一基八段についての「敗れざる者」もいい。多分、将棋知らないと用語がよくわからないはずだ。でも、なんとなく雰囲気で読み進めても十分だと思う(もちろん、調べるのが好きな人はひとつずつ用語を調べてもいいと思う)。わからないまま読んでいても、どこかでハッとする言葉にぶちあたると思う。そういう本。

摩訶不思議な棋士の脳

摩訶不思議な棋士の脳

摩訶不思議な棋士の脳

「対局室もちょっとのんびりした時とピリピリした時があるが、この日はピリピリしたほうの日で、風の音どころじゃなかったのである。そんな張りつめた対局室の空気も、次の攻撃の前には、ひとたまりもなかった。その攻撃とは、ギョーザ攻撃である」(本文より)

本書は、将棋を指すことで生計を立てる、プロ棋士という天才集団の知られざる生態を先崎九段がユーモアたっぷりに描くエッセイ集です。対局の現場を、何の変哲もない日常を、晴れのイベントを、先崎九段が12年にわたってつづった週刊文春の連載「先ちゃんの浮いたり沈んだり」から70編を厳選して収録しました。

漫画「3月のライオン」の監修としてお名前を知ってる人も多いかもしれないですね。先崎学九段。めちゃめちゃ文章がうまい。普通に読み物としておもしろい。

週刊文春」の連載から70編を収録してまして、それぞれ結構短めなのでさくさく読めます。先ちゃん(という愛称)のエッセイ集はたくさん出ているのだけど、新しくてKindleでも買いやすいのでこれを紹介してみた。昔のだったら図書館とかにもあるかも!

不屈の棋士

不屈の棋士 (講談社現代新書)

不屈の棋士 (講談社現代新書)

由緒ある誇り高き天才集団は、はたしてこのまま、将棋ソフトという新参者に屈してしまうのか。劣勢に立たされ、窮地に追い込まれた彼らはいま、何を考え、どう対処し、どんな未来を描いているのか。プロとしての覚悟と意地、将来の不安と葛藤……。現状に強い危機感を抱き、未来を真剣に模索する棋士たちの「実像」に迫った、渾身の証言集。

電王戦には個人的にとても思い入れがあるし、電王戦で将棋始めた、あるいは再開したという人もすごく多い気がします。人工知能絡みの本も何冊か出てるけどこれは新書で読みやすい。

去年はネガティブな意味でも「将棋ソフトと人間」が話題になることが多かったけど、棋士の先生たち自身がこれまでと異次元の葛藤を抱えながら、今この瞬間、時代の過渡期のこの一瞬に何を考えているのかが残されているのかがこの本。いろんな立場の人がいて、赤裸々。その入り乱れ感がいい。

将棋の戦法よりも考え方やスタンスのことなので、そんなに知らなくても読めると思う。この先生の姿勢好きだな、気になるな、みたいにパーソナリティに興味を持ってから観始めると興味持ちやすい気もする!!

電王戦関連はネット上でも素晴らしい論考が多くて本当に楽しい。ブクマした中からいくつか貼っときます。一番上のシノドスのものは2014年のものだけど、めっちゃくちゃ好きで、今も年に何度か読み返す。長いけど、専門用語もあるけど、ある時代の一瞬が切り取られていてすごく美しいです。好き。
synodos.jp
これだけ将棋界がネットを活用できているの、故米長邦雄会長、前谷川浩司会長の判断が大きいと思う。谷川先生がコンピュータについて語ってるのも好き。あと都市伝説みたいな羽生先生の話が好き。

「そういえば,プロ棋士の人が匿名でネット将棋を指しているんじゃないかって噂をよく聞きますけど,実際のところはどうなんですか」
「ああ。一時期,レーティングがもの凄く高い人がいて。勝率も9割以上の人がいたんですけど,あまりに強いもんだから,『あれはきっと羽生さんに違いない』とかは言われていましたね」「いやでも,真相は分からないんです。あくまでも噂でしたから」

www.4gamer.net
「これ、放っておくと投了しますよ」。なんてしびれるせりふ。その言葉を残して永瀬拓矢六段が凄まじい勝ち方をした電王戦FINAL第2局。藤井四段の次の対局相手佐々木勇気五段も出てくる。
news.nicovideo.jp
「総手数21手、各5時間の持ち時間ながら対局終了時間は開始から僅か49分後の10時49分という衝撃的な結末で終局を迎えることとなった」。予想外の幕切れで物議をかもした電王戦FINAL第5局。今読んでもぞくぞくする…。
news.nicovideo.jp
「今のプロ棋士で、コンピュータより人間――我々プロ棋士が強いと本気で思っている者は、ほとんどいない」って出だしからやられる。前述の先崎学九段。書き手としての力量を感じる。
news.nicovideo.jp
今年は佐藤天彦名人が叡王として将棋ソフトポナンザに挑んで、2局とも負けた。天彦先生の負け方は悔しそうで辛そうででも美しくて、それもドラマだった。これも先崎九段によるもの。
originalnews.nico

人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?

2017年4月1日――人工知能「ポナンザ」が現役の将棋名人に公式戦で初めて勝利した日を、その生みの親である著者は次のように振り返ります。
「この日は、コンピュータ将棋の世界にとって記念すべきものになりましたが、同時に改めて、人間と人工知能の違いを認識させられた日ともなりました。本書で紹介してきた人工知能(ポナンザ)の特徴と、世界に意味を見つけ物語を紡いで考えていく人間の思考法の限界が明確に表れたのです。」

佐藤名人と対局したポナンザの開発者が「で、結局、人工知能って何なの?」を解説する本。わかりやすいしおもしろい。将棋だけじゃなくて広く人工知能に興味ある人は読んだらおもしろいはず!もはや、なぜこのソフトは強いのか?を開発者は説明できないし、人間がわからない次元にいっている。

山本一成さんの以下の文章を読んでもっと知りたいと思ったらこの本は買いです。黒魔術、いい言葉~~。
www.nhk.or.jp

3月のライオン

その少年は、幼い頃すべてを失った。夢も家族も居場所も──。この物語は、そんな少年がすべてを取り戻すストーリー。その少年の職業は──やさしさ溢れるラブストーリー。

説明するまでもなく。現実の将棋界を知ってると、このエピソードや人物の元ネタはあれかな?なんてことも思える。

将棋の渡辺くん

将棋棋士は人類の代表! 将棋を指して生活している。懸命に勉強し、年に50局くらい戦い、勝てば笑い、負ければ自分のせい。勝ち負けだけに支配された世界。それはまるで人生の縮図だ。棋士は、どんな人たちなんだろう? 何を食べて、何時間寝ているんだろう? 勝負師でも無頼でもない、リアルな将棋棋士の毎日を棋士の妻が漫画にしました。ノンフィクションです!

渡辺明竜王の妻が描く棋士のリアル。楽しい。かわいい。変!!!(笑) 渡辺竜王はぬいぐるみマニアなのですがそのエピソードがガチでにやにやする。

漫画にも描きましたけど、結婚前に旦那が「犬を飼ってる」というので私はてっきり本当の犬の話だと思っていたら、彼はぬいぐるみの話をしていて。なんか話が合わないな…とは思っていたんですが。旦那の中では本物の犬とぬいぐるみの犬は同じなんですよ。最初はそんな感じでしたけど。

「愛犬」はぬいぐるみ!? 天才棋士の知られざる奇行三昧。妻が描きました。『将棋の渡辺くん』インタビュー【前編】 | ダ・ヴィンチニュース

藤井四段フィーバーでテレビでも取り上げられたらしい。

将棋めし

前代未聞、将棋×めしの異色マンガ! プロ棋士・峠なゆたが対局の休憩中に食べるメニューとは!? そして、それが将棋にどう影響するのか!? めしで勝敗が決まると言っても過言ではない!

藤井四段が何を食べたかも連日報道されていますが、棋士のごはんに関するエピソードはたくさんあるし、個性が出るのですごく楽しい!タイトル戦だと、午前中のおやつ、お昼ごはん、おやつ、夕食、と何度も注文タイムがあるし、中継ブログには写真があがるし、ネット中継ではアンケートもおこなわれます。一大コンテンツ。普通においしそうで食べたくなるごはん漫画。

深浦康市九段の「羽生先生、バニラジュースを飲む」の話が好きです。

将棋もすごい佳境で、でもアイス運ばれてて羽生さん手つけないんですよ。
途中から羽生さんのアイスクリームが気になってですね、いつ食べるんだろうって盤面みながら、
おやつの方みたりして、こっちにちょっと動揺が出てきたんですね。

10分、15分経つごとにアイスクリームが溶け始めてるんですね、対局室も結構暑いですから。
んでドンドンドンドン溶けだして、僕はもう気が気じゃなくて、「アイスクリーム溶けてますよ」って
言いたくなるくらいだったんですけど。

そのうち完全に溶けちゃって、もう液状化されてバニラジュースみたいになってんですよ。

でも羽生さんは全然意に介さなくて、「ああこれはもう将棋に没頭してるんだな」と僕も考えるの諦めて
将棋のこと考え始めたんですけど、30分くらい経った後ですかね?やおらに羽生さんがその器を持って、
バニラジュースをズズズッと飲み始めましたね。

あれを見て「今日の将棋はダメだな、負けそうだな」と思いましたね。

2ch名人 : 羽生善治の集中力

或るアホウの一生

或るアホウの一生 1 (ビッグコミックス)

或るアホウの一生 1 (ビッグコミックス)

「ふざけてません、本気です」----まっすぐといえばまっすぐ、バカといえばそうかもしれない瞬(17歳)。イケメン坊ちゃんの夏目(17歳)と言い合ったり、辛辣最年長・迫(23歳)にイジられたり、一見温和な牧野(23歳)にフォローされたしつつ、ひたすら「勝ちたい」と思う毎日。アホで間抜けでど真剣、将棋野郎成長群像劇!好きか嫌いかと聞かれたら嫌いでないと答えるけれども、なりたいかと問われれば間違いなくすんごくなりたいと言ってしまうけども、「なんでなりたいか?」と聞かれたら理由はよくわからないから考えながら暴れまわる。強いって、なんだ!?

奨励会から始まる棋士の話。「東京心中」のトウテムポールさんが将棋漫画描いてるよ、と言ったら刺さる人がいるかなと……。

将棋って負けた側が「負けました」って言わなきゃ終わらない世界でそれがすごいなって思う。最後まで全力でやりきりながらどこかで冷静に自分の状況を把握して、敗北を自覚して、しかも目の前の人に向かって言葉にしなきゃいけない。スポーツ的な勝ち負けなんだけど、結果は白黒つくんだけど、そこに至るまでの美学がある。


軽く書こうと思ったら思ったより長くなってしまった!私に将棋を教えてくれた師匠に何か他にありますか?と聞いたらあげてくれた本も紹介しておきます。どっちもおもしろそうなのでこれから読む。

将棋指し57人の日常

将棋指し57人の日常


将棋のルールわからなくても、知識ないからな~って人も、将棋ファンには誰でもなれる!まずはネット中継を見るだけで雰囲気伝わると思います。ミーハーな将棋ファンになる方法も書きたい。。

藤井四段29連勝にあたっての羽生先生のコメントがあまりにかっっこよくてシビれた。

29連勝は歴史的な快挙です。結果も素晴らしいですが内容も伴っていいる点でも凄みがあります。この記録は時が経つにつれ重みを増して来るはずですし、将棋界の新しい時代の到来を象徴する出来事になりました。檜舞台で顔を合わせる日を楽しみにしています。

「檜舞台で顔を合わせる日を楽しみにしています」……かっこいいよーー!!!タイトル戦で会いましょう、って意味。「てっぺんで待ってるからここまで上がってこい」。かっこよすぎる。漫画かな?

これまで28連勝記録を持っていた神谷広志八段の「凡人がほぼ運だけで作った記録を天才が実力で抜いたというのは将棋界にとってとてもいいことだと思います」もすごくいい。凡人はプロの将棋指しになって八段になって28連勝できません。天才同士の戯れ。

藤井四段の次の対局は7月2日、対佐々木勇気五段です。

佐々木五段はスイス・ジュネーヴ生まれ、埼玉育ちってプロフィールがまず最高だけど、かっこよくて天然で愛されまくるキャラで推せるポイントしかない!!!好き!!


追記



佐々木勇気五段は最高です(ダイレクトマーケティング)。


他にもおすすめの本あったら教えてください。私が読みたい!