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那覇の古本屋さん「ちはや書房」、楽しかった

週末、沖縄に行ってきた。

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スピッツのライブは最高だった。
毎週のようにライブやらコンサートやら舞台やら行くけど、ステージの上のキラキラを摂取してるけど、生きててよかった、次見るまで元気に生きよう!!と心の底から一番強く思うの、スピッツだ。今年で結成27周年、今年で全員47歳、ってもうこうなったらおじいちゃんになるまでお願いします。一生好きです。

金曜日から沖縄にいて、土曜日のお昼に友達が来るまで1人でぶらぶらしてた。土曜の朝は泊ふ頭の近くを自転車でぶらぶらしてたんだけど、なんだかいい感じにピカピカしてて、気になって入った古本屋さんがものすごくよかった。

自分にとって「楽しい古本屋」ってなかなかあんばいが難しくて、BOOKOFFみたいな品揃えじゃつまらないし、専門書や歴史書ばっかりでもそれはそれでおもしろくはあるけど手を伸ばしたくなる感じ、どれにしようかなって本気で狩りに行くドキドキモードとはちょっと違う。背表紙を見ていて見覚え聞き覚えのある文字列が並んでいるとにやにやできるけど、初めて見るけどなんだろうこれは、っていうざわつく違和感もあってほしい。贅沢。

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ちはや書房」は入り口には絵本、文庫は古いのも新しめなのもたくさん、国内も海外も混ざってる、単行本も結構ある、奥には美術や音楽がざくざく、レジ前には沖縄の歴史や旅行に関する本、セレクトショップのように少しだけ新刊のコーナーも、でそんなに大きなお店じゃないけどどこを見ても楽しくてかなり居座ってしまった。あまりに気に入って写真も取らせてもらった。

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本棚すてきですね、全部1人で選んでるんですか、ってお兄さんに聞いたら、買い取ってる本も多いですよ、なのでお客さんのセンスがいいんです、って言ってた。すごい。
入荷した本や雑貨がここに並んでる、見てるだけでとってもいいでしょう。
http://chihayabooks.ti-da.net/

どうしても何か買いたくて迷った。4月なのに日差しが強いこの場所で、黒目は焼かれて海も空も青くきれいで、わたしの2014年の夏はきっとこの週末で1度始まって1度終わる、だからそういう夢みたいな日に合うのがいいなと思った。知らない人の知らない小説を買うのもよかったけどでもちょっと、踏み外しちゃだめだ、しっくりこさせたい。

なのでこれにした。何度だって声に出したいタイトル。

たくさんのタブー (新潮文庫)

たくさんのタブー (新潮文庫)


ライブだけでも2ケタ、部屋のスピーカーから鳴らしたりイヤホンで耳に流し込んでるのも含めたら数百回は聞いてるけど、土曜日に聞いたこの曲が今まででいちばんよかった。
「自力で見つけよう神様」!!! 見つけるよ!!!!


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