インターネットもぐもぐ

インターネット、おなかいっぱい食べましょう




2019年のよかった本11冊(いまさら)

もう2020年も6月ですが、2019年読んでおもしろかった本をまとめておく。

おもしろかった本で思い出せるだけでこれだけあるので、久しぶりに本をたくさん読んだ年だったんだな〜。

なぜなら、インターネットに飽きていたからである……(なんかここ最近毎年飽きている気がするが…)(逆になんだかんだ居座っていることがわかるな!)

本のいいところは、読んだらカウントされるところだ。「今月何冊読んだ」の数が増えていくのは楽しい。KindleとBookLiveのアプリに表示が増えていくのは達成感があって楽しい。

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掃除婦のための手引き書

すごい本だった。すごい小説だった。すごい短編集だった。

4人の書店員さんがおすすめの本を紹介するイベントであげられていて買った1冊。『掃除婦のための手引き書』、どこか牧歌的なそのタイトルの響きを盛大に裏切られた気もするし寸分違わずぴったりだった気もする。

私の海外女性作家のオールタイムベストはミランダ・ジュライだけど、ジュライの短編が食卓でゆらめくろうそくなら、ベルリンの短編は雨ざらしの非常階段の点滅してる蛍光灯って感じだ。

暴力的な描写、荒んだ描写もあるのできつい人はきついかも。優しく暖かくほのぼのした小説ではないです。

中島京子さんのレビューが本当に名文でしびれる。これだけでも読んでほしい。

人生はただ苛酷なわけでも、ただおかしいわけでも、ただ悲しいわけでも、ただ美しいわけでもなく、それらすべてであり、それ以上のものだ。それをわからせてくれるのが小説で、人生をそのように見る方法を提供するのが小説というものなのだ。ルシア・ベルリンの短篇は、それを私たちに教えてくれる。

allreviews.jp

この夏のこともどうせ忘れる

漫画家・絵津鼓さんの新刊を調べていたら検索結果にこの本の書影が出てきて、惹かれて買った。

この表紙、背中だけで勝負しててすごくないですか? 著者さんと編集さんの気概。

絵津鼓さんの描く人間たち、男女ともに揺らぎがあって魅力的で大好きなのですが、 あ〜〜こういうところが好きだ、と思ったのであった。顔や表情なくてもこういう絶妙なゆらぎを出せるんだなぁ。見方によっていろんな一瞬に見える想像の余地というか。

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いろんな「高校生ふたり」の短編集。男男も女女も男女もあって、全部友情とも恋愛とも言い切れない距離感。

とにかくタイトルの情感が素晴らしい……。「この夏のこともどうせ忘れる」、そうとしか言いようがない薄暗くて気怠くて蒸し暑い夏の話。各話タイトルの温度感が好きな人はきっと好きなはず。

はいはい、なるほどね〜こういう感じね、こういう青春系ね、とわかった気になって読み進めていったところで「生き残り」という一編の強靭さにぶっ飛ぶ。すごい。3回くらい読んだ。今の時代のジュブナイル小説でとても好きでした。

Blue

Blue(ブルー)

Blue(ブルー)

2019年のフィクションベスト。魂奪われてしまった。何度も何度も殴られて血は出るしあざはできるし痛くて苦しくてキツいんだけど、どうにかして最後までたどりつきたくなる。

平成という時代が始まる日に生まれ、終わる日に死んだ一人の男の人生から見る社会の暗部。今ここにある地獄。めちゃくちゃしんどいのにページ繰る手を止められなくて一気に読んだ。

児童虐待、子どもの貧困、非正規労働、ロスジェネ、引きこもり、ネカフェ難民、戸籍のない子ども、パンクする児童相談所、外国人技能実習生……

平成の闇が全部入りで自分が生きている世界と地続きで、絶対どこかでその地獄の残像を目にしているから胸がざわざわする。

著者の葉真中顕さんははてなブロガーだよ!!「俺の邪悪なメモ」だよ! 他の小説もおもしろいよ! あのかわいくて邪悪なアイコン。

聖なるズー

聖なるズー (集英社学芸単行本)

聖なるズー (集英社学芸単行本)

12月発売だけど、2019年ベストに選んでいた人が周りでけっこう多かった。それぐらい鮮烈な1冊。

あるきっかけで動物性愛を研究対象にすることにした著者がドイツに渡り、犬や馬をパートナーとする動物性愛者「ズーフィリア(ズー)」たちの話を聞いていく(「獣姦」と「動物性愛」は違う)。

ズーであることを隠している人も当然多い。「聞かせてください」と突然押しかけてペラペラ話してくれるようなことでもないから、著者はコミュニティに敬意を払いながら少しずつ距離を縮めていく。彼らの生活に寄り添う。

動物とのセックスの話も赤裸々に出てくる。私も含め普通の人は(という言葉をあえて使おう)「動物を性的に愛する」ということがピンとこない…どころかむしろ嫌悪感すら感じる人が多いと思う。私も読む前はゲテモノじゃないけど、もっと、センセーショナルなものを想像した。

でも、いい意味で裏切られる。共感できるかは別として、彼らの考え方を知ることで相対的に自分の中の「愛」の枠組みについて考えさせられる。対等な関係とは何か、相手を尊重するとはどういうことか、愛とセックスとは何か。

「セックスの話題はセンセーショナルだから、みんなズーの話を性行為だけに限って取り上げたがる。だが、ズーの問題の本質は、動物や世界との関係性についての話だ。これはとても難しい問題だよ。世界や動物をどう見るか、という議論だからね」

本当に動物の権利を考えているのであれば、彼らの「性的な」部分も含めて受け入れるべきではないか、去勢や避妊を強いることは人間本位の不当な人権(獣権?)侵害ではないか――という問いがおもしろい。この点に関しての著者の考察もすごくおもしろい。

いろいろ考えたことは山ほどあるけど、かんたんに言うのが難しい本だ。そして、その複雑なものを複雑なまま突きつけてくれるのがうれしい。読者への、人間への信頼を感じる。

ハリー・ポッターと呪いの子

※JKローリングの発言を巡る一連の騒動は知っているけど、読んでおもしろかった事実は変わらないし、ダニエル・ラドクリフの「あなたの読書体験は真にあなたとその本の間だけのことで、神聖なもの」「あなたがあのシリーズから感じたものが全てだし、今回のコメントによってそれがあまり汚されないでいてほしいと願っている」というコメントに敬意を表してそのままにする。


ハリポタGOリリースきっかけ(たった1年前なのかよ!)で今さら一気読みしたんだけど、おもしろすぎた。

ハリーの3人の子のうち1人だけスリザリンに組分けされてしまったアルバス、マルフォイの息子スコーピウスと親友になり…ってあらすじだけでもう破壊力がすごい。

一度引きずり込んだオタクは一生弄んでやるという作者の気概を感じる。ハリポタで育った世代としてはローリング氏は親鳥だな……。刷り込み。

舞台前提の作品だから、小説じゃなくて脚本形式(セリフとちょっとだけのト書き)なんだけど、観劇する人間からすると演出はどんなんかな〜っていくらでも想像できるから逆にめちゃ楽しい。

数年前にハリポタ全巻一気読みしたときも超思ったのだけど、このシリーズはハリーを聖人君子に書かないのが本当にすごい。

スーパーヒーローな主人公にする方が簡単だろうに、嫌な部分も、ムカつく部分もあけすけにするところに人間を感じる。『呪いの子』はさらにそれを強く思って、「親」という立場だからこそ、彼の歪みや揺らぎがドロドロと出てて本当にアツい。思えばジェームズ・ポッターも業を抱えていたわけだよな……。

ホグワーツに救われた魔法界の英雄の息子がホグワーツって、しっくり合わない人にはそんなに楽しいところじゃないんだ」って父親に吐き捨てるのがよすぎる。よすぎるよ。

あのハリー・ポッターの息子がグリフィンドールじゃなくてスリザリン!?って瞬間がめちゃくちゃ簡素に書かれて、あっというまに1年目が終わって、すぐに「今日から新年度が始まる憂鬱な9と3/4線」になるのがいい。そうだ、学校がつまらない人間にピカピカの新入生1年目の思い出はないのだ。英雄の息子でも。

真夜中の陽だまり ルポ・夜間保育園

真夜中の陽だまり ルポ・夜間保育園

真夜中の陽だまり ルポ・夜間保育園

超すばらしいノンフィクション。読めてよかった。

博多にある夜間保育園をめぐる、3年半のルポルタージュ。深夜まで働く親子のためにある夜間保育園って存在、そもそもみんな知ってる? 私は知らなかった。どんな世界なんだろ?と何の気なしに読み始めてすごく勉強になったし感動した本。

保育園をめぐるあれこれはこの数年社会的にいろんな角度からフォーカスが当たっているけれど、本当にたくさんの人の尽力で少しずつ社会が変わってきたことがよくわかる。この本で描かれる努力と現状、「夜の子」たちの世界の話と見せかけて、何も他人事じゃない。

メインの利用者は水商売のお仕事してるお母さんたちなのかな?と先入観で読むと、意外と違う実情がある。本当にこの場所に行き着いてほしい人たちにはなかなかつながりきらない歯がゆい現実。

今まさに新型コロナを巡って「風俗業などで働く人が給付金の対象外」って話があるけど(一瞬ネットで紛糾してもうだいぶ話題が鎮火してしまったがまだ対象外のままです)、いろんなことがすべて地続きなんだなって思う。要素要素のテーマはすごく深くて考えさせられるんだけど、重苦しいわけではなくとっても読みやすくておすすめです。

お砂糖とスパイスと爆発的な何か

フェミニスト批評」という切り口で、あんな映画やこんな演劇を見てみる試み。作品ごとの批評自体もおもしろいんだけど、私はこの本のまえがきがめちゃくちゃ好き。

作品が興味深く思えるというのは、作品が優れているというのとは違います。(略)ひどい作品を見た後でそれに関する批評を読むと、「そうそう、そこがそういう理由でひどかったんだ!」と思うことがあると思います。批評を読んだ後でもその作品はひどいままですが、ちょっとだけ興味深くなりました。

気をつけなければいけないのは、「自由な解釈」というのは実は全然自由なんかじゃない、ということです。人間は今まで行きてきた世界によって、知らないうちにものの見方を規定されてしまっています。(略)私にとっては、その檻を破る道具がフェミニスト批評です。これを使ったほうが私は作品を楽しめるし、ひょっとすると私以外の人たちにとってもちょっとは楽しくなるかもしれない、と思っています。

私は共感至上主義というか、好き嫌いがすべてに優先するような昨今の空気がすげ〜〜〜嫌なので、批評ってジャンルは共感を求めない(というと言い過ぎ?)ところがいい。「好きじゃない」「面白くない」と「興味深い」は両立する。

北村さんの批評自体は自分とは視点が違ったり、それこそ共感できなかったりする箇所もあるのですが、それこそが批評の醍醐味だよね。私とは違うけど「なるほどそういう見方もできるのか」とは思う。そういう訓練。

言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか

M-1の盛り上がりの後に、そういえばこの本話題になってたな〜と思って何の気なしに読んだんだけど、おもしろくてノンストップで読み切ってしまった。

全然お笑い詳しくないけど、自分でも知ってるレベルの有名なコンビの凄さが、その名を出して具体的に語られるのでわかりやすい。Netflixで過去のM-1まるごと配信されているので「この年のこのネタ」を見られるのも楽しい。

今年は山里亮太『天才はあきらめた』も若林正恭『ナナメの夕暮れ』も読んだので芸人本づいていた。どっちもおもしろかった。お笑いって言語化なんだな〜と思った。

天才はあきらめた (朝日文庫)

天才はあきらめた (朝日文庫)

「一番の友人にして、一番潰したい男。それが、ぼくにとっての山里亮太である」。『天才はあきらめた』の解説での若林の言葉、すべてが完璧なフレーズでよかった。若林がテレビで雑ないじりされてると山ちゃんから「あいつ許せない。悪い評判流しとくからまかせといて」ってLINEくるって話もいい。完全に話がずれた。笑

サカナとヤクザ

タイトルだけで最高。アワビにナマコにウナギ、こんなにおおっぴらに密漁が横行している現実を突きつけられてマジで??ってなる。

漁業は本来、農業と比べて「略奪」的な産業構造であるという下りがおもしろかった。

日本で取引されている45%、およそ906トンが密漁アワビの計算になる。我々はアワビを食べる時、2回に一度は暴力団に金を落としているということである。史上に流通する半分が密漁アワビ、言い方を変えれば盗品だというのは異常な事態という他ない。

鈴木智彦さん、新刊も気になる。

ヤクザときどきピアノ

ヤクザときどきピアノ

育休刑事

育休刑事 (幻冬舎単行本)

育休刑事 (幻冬舎単行本)

育休中の男性刑事が子供を赤ちゃんを抱えていろんな事件を解決していく話。

……っていうと、推理ものに赤ちゃんがトッピングされてるだけ?って感じですが、そうじゃなくて、赤ちゃんの存在にちゃんと意味があり、直球でストーリーに生きてくるのが新鮮でおもしろい。

冒頭から抱っこひもの記述、赤ちゃん連れて外出する時の苦労あるある、記述や注が詳細すぎて身に覚えがある人は「これはわかってる人が書いてるやつ……!」ってなるはず。笑

今育休中とか、子どもが小さいとか、近い境遇の人は絶対おもしろいと思う(ニッチだな!)

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

もはや紹介するまでもない2019年の大ベストセラー。私が説明するまでもなくめちゃくちゃ素晴らしい本。

差別って? 分断って? 多様性って?

否が応でもそういうのが大事になっていくのは、もう絶対確実に明らかに時代の流れだけど、具体的に何をどう考えていったらいいの? のケーススタディとしてすごく勉強になる。子どもたちの鮮やかな感性に、読んでるこっちも傍観者でいられなくなる、脳みそをこじあけられる。

ブレイディみかこさんの息子との距離感が本当によいし、対子どもに限らず対人間への目線としてこういう感じを目指したい。「息子の人生にわたしの出番がやってきたのではなく、私の人生に息子の出番がやってきたのだろう」って言い回しがすごくいいよな〜〜!と今ぱらぱら読み返して思い出した。

さんざん手垢のついた言葉かもしれないが、未来は彼らの手の中にある。世の中が退行しているとか、世界はひどい方向にむかっているとか言うのは、たぶん彼らを見くびりすぎている。


はあ、本当に今さらだけど3年後くらいの自分が読んだらいろいろ思い出しておもしろいかなと思って書いた。

今新型コロナの影響で在宅勤務が続いているので、通勤時間がないと本が全然読み進まない(というのも、いつかのために書いておこう)。

プリンセスは王子様の側でドレスを着てるって誰が決めたの?

Sponsored by 映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」


12月21日(金)公開の映画『シュガー・ラッシュ:オンライン』を、一足早く見てきました。よかった。インターネットの時代を生きる子どもたちと、そして大人のための物語だと思った。元気が出た。たくさんにやにやして、少しだけ泣いた。インターネットが好きな人は見てほしい。ふあー!ってなってほしい!



(C)2018 Disney. All Rights Reserved.

2人は“人気YouTuber”を目指す(マジで)

主人公の2人はアーケードゲームの世界のキャラクター。お話としては、ゲームの中で生きる彼らは夜中、ゲームセンターが閉まった時間に……?という、『トイ・ストーリー』のゲーム版みたいな感じだ。前作『シュガー・ラッシュ』には往年のゲームキャラがたくさん出てきて楽しいので、そちらを先に見るのもおすすめ。パックマンとかクッパとかソニックとかガンガン出てくるよ!



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緑のパーカーを着た、目がキラキラしたちっちゃな女の子・ヴァネロペは、レースゲーム「シュガー・ラッシュ」の天才レーサーでありプリンセス。親友の大男・ラルフは、別のゲームでビルを破壊する悪役キャラ。メインの2人が、男女のでこぼこペアなのがまずいい。リッチ・ムーア監督は前作『シュガー・ラッシュ』のあとに『ズートピア』をやってる人なんです……と言うと興味を持ってくださる方もいるでしょうか。そういえばズートピアのニックとジュディもそういうペアだった。

シュガー・ラッシュ:オンライン』というタイトルを聞いたときは、アーケードゲームがオンライン対応になっちゃうって話?と思ったけどそうじゃなくて、ヴァネロペとラルフがインターネットの世界に飛び込んで冒険する話だった。「探してたものを『eBay』(日本で言う『ヤフオク!』)で発見!したものの、間違えて超高額で落札してしまい、資金稼ぎのため手っ取り早く一発当てようと人気YouTuber……ならぬ“バズチューバー”を目指す」……ってこう書くと身も蓋もないけど、本当にそういう話です。イマドキ!

SNSのコメントは読まない方がいい、メンタル病むから」など古来からのリアルな教訓(?)も随所に含まれていて、親の目から逃れてインターネットで育った身としてにやっとしながら全力でうなずいた。本当にそうだよね。スマホ時代のキッズも知っておくべき大事なことだわ。

大人の皆さんにはとにかく予告編を見てほしいのですが、AmazonFacebookGoogleTwitter……とおなじみのサービスのロゴがガンガン出てきて楽しすぎる。もう1回見たい、静止画で見たい、アップで見たい~~!と思うシーンがたくさんあった。電脳世界を生きるアバターたち、というと『サマーウォーズ』を思い出すけど、まさにああいう感じ。カラフルで緻密でエネルギッシュ! 『ズートピア』好きな人も楽しい画面だと思う。



個人的には、とある世界的サービスが終盤のめちゃくちゃいいシーンでめちゃくちゃいい感じでフォーカスされたのが好きすぎた。なんというか……現実の日本では微妙な存在感の子なんです。おいおいお前、名だたる巨人たちを抑えてこんなに目立つなんて推されてるな!?!?と思ってつい笑っちゃった。多分、はてなブログを読んでいるような人は見たらわかってくれると思う、この気持ち。逆にWebサービスに詳しくないとそもそも存在すら知らない可能性、全然あると思います。

パーカーを着たプリンセス!

あと、かっこいい女たちがたくさん出てくるのがいい。超いい。

まず、ヴァネロペがこのキュートなビジュアルで超絶技巧のスーパーレーサーっていうのが最高。かわいくて強い! 好きなものは好きで何が悪い!

そして、予告編でも話題になったディズニープリンセス大集合の場面。これがもう、最高に最高~~に最高でした。ずらっと並んだ14人、ヒーローの女性形、という意味でのスーパーヒロインたちだよ。



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私は正直プリンセスという概念にそこまで思い入れはないのですが、それでもぐっときた。小さなころから「素敵な女の子」のモデルとして横目で見ていたプリンセスたちが、仲良く生き生きとおしゃべりし、それぞれの人生を謳歌している姿が見られるなんてハッピーすぎる。ほとんど初めて、彼女たちを近しく感じた。ずっと、自分には絶対になれない、かけ離れた存在だったから。

ネットの世界の中でヴァネロペはWebサイト「OH MY DISNEY」(実在する公式ファンサイト)に入り込み、“プリンセス専用部屋”に迷い込む。ヴァネロペ自身もシュガー・ラッシュの世界のプリンセスなのだけれど……当然「誰!?」と警戒される。

「ちょっと待って! 私もプリンセスだよ」
「魔法の髪は?」
「……ない」
「魔法の手は?」
「ない」
「動物とおしゃべりは?」
「しない」
「毒は?」
「ええっ……」
「誘拐や監禁は?」
「あるわけないでしょ! 警察呼ぼっか?」
「背が高くて強~い男性に幸せにしてもらったってみんなに思われてる?」
「そう! でもそれがなんなの?」
「「「本物のプリンセスよ!」」」(大合唱!)

プリンセスあるある、そして自虐ネタとも言えるメタジョークを自分たちで言っていくのが面白い。共通項としての「誘拐や監禁」という字面よ。そう言われればそうですわ。ラプンツェルもベルもお疲れ様……。

ドレッシーな皆々様に混ざって、限りなくカジュアルな衣装の、映画を見ている私たち(あるいは女児たち)に最も近しい見た目のヴァネロペが、仲間として受け入れられているのがすごくエモい。かわいい。うれしい。元気出る。

「パーカーを着たプリンセス、ヴァネロペをあの一員に加えてあげるというアイデアを心から気に入ってしまったのです」――脚本家・パメラ・リボンがこのシーンに寄せている言葉がよすぎる。「パーカーを着たプリンセス」! なんて素敵な響きなんだろう。パーカーを着ていてもあなたはプリンセスだし、プリンセスだってパーカーを着て自由に街を走り回ってよいのだ! それが2018年!

このあと、プリンセスたちはいつものドレス姿から変身し、今まで見たことがないくつろいだ姿になるのですが、そのパジャマパーティーの女子会っぷりもすっごくかわいくてアガる。それぞれの個性や能力が爆発してて幸せな気持ちになる! 王子様がいなくてもお姫様の魅力は伝わる、成立するのだ。

予告編のプリンセスたちを見て興味を惹かれたらぜひ見てほしい。なぜならシンプルに、さらに最高に最高なシーンが待っているので……。彼女たちがパワフルにきらめく一連のシーンだけで見てよかった!と思ったし、この映画を見る小さな女の子たちはどんなに勇気づけられるだろうと思った。書きたいけどネタバレだから書かない! でも本当に! ブチ上がります!!!

そしてもう一人のかっこいい女、シャンク。

ヴァネロペが憧れるほどの超絶テクニックを持った、男たちを束ねるスーパーレーサー。黒革のライダースを着こなし、まぶたと唇を真っ赤に染めた、セクシーな大人の女性。



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もうね、好き。大好き。宝塚歌劇団の男役トップスターのような凛々しいお方(その例え!)。ヴァネロペとバチバチファイトする迫力のレースシーンも超かっこいいのですが、ラルフとぎくしゃくしてしまったヴァネロペにかける心のこもったアドバイスが心底素敵すぎて「好き……」ってなります。上司になってほしい。プリンセスたちと並んで、こういうタイプの自立したかっこいい女が出てきて寄り添ってくれるのも、今っぽくてめっちゃいいなと思った。

インターネットはやっぱり楽しい

眠らないインターネットの世界に、最初は恐る恐るだったヴァネロペとラルフ。ここが私の生きる場所だ!と確信を深めていくヴァネロペと、早く元のアーケードゲームの世界に帰ってのんびりゆったり過ごしたいラルフのすれ違いはどんどん深まっていく。

性格も中身も正反対な男女の「親友」が選ぶ未来が、すっごくよかった。ありがちな「めでたしめでたし」の枠に収めない。友情の形はひとつじゃない。2人の関係は、取り巻く世界はずっと同じじゃない。



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リッチ・ムーア監督は、2人について「ひとりは都会に惚れ込み、もうひとりは早く故郷に帰りたくて仕方がないのです」と言っているけど、インターネットという“都会”のきらびやかさ、楽しさをこの映画で思い出した。

そうだ、あのころの私はヴァネロペだった。学校なんて行かずにインターネットしてたかった。インターネットの世界でなら、何をしても(たまにやらかして落ち込んでも)楽しくて仕方がなかった。必死でHTMLやCSSを勉強して頑張って個人サイトを作った。ハンドルネームで呼び合う友達と、リアルの友達にはできない話をたくさんした。何気なく書いたブログにたくさん反応があって驚いた。全部新鮮でドキドキしたな。そうだった、インターネットは楽しい場所だ。

炎上、デマ、スキャンダル、差別、怒号。最近、ネットやSNSにはむきだしのネガティブエネルギーがあふれていて、積極的に加担しなくてもその空気にあてられて、正直疲れ気味だったけど、この映画を見てなんだか初心を思い出した。ネットの世界、ドロドロした側面もそりゃあるけど、クールでハッピーな空間や関係も絶対ある。一歩踏み出せば素敵な同志だってできる。私は私の大都会を、インターネットを諦めない。


映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」の感想 #シュガラお題


sponsored by 映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」(12月21日公開)

はてなブログでは、12月21日(金)公開の映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」と共同で、特別お題キャンペーン「#シュガラお題」を実施しています。この記事はキャンペーンの一環として、もぐもぐさんに作品の感想を執筆いただきました。(はてな編集部)

何もかもに飽きて干からびそうだった2017年の話

もう2月になってしまった。2018年、あけましておめでとうございます。

毎年無理やり1年の振り返りを書いているのですが、毎年これといって書くことないな…と正直思っている。でもいざなにかしら書き始めるとなんだかんだ出てくるし、何より1年後に読み返すのが楽しいので今年も書く。とにかく何かを。よーいどん。

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2017年は、退屈だった。何もかもに飽き飽きしていた。

2016年は自分でも気が狂ってると思うくらいラディカルに何もかも変えた。仕事を変え、住む場所を変え、人間関係を変え、休みなく遊んで、休みなく旅行して、湯水のように金を使った。その反動なのか、ずっとぼんやりしていた。落ち着いたと言えば聞こえはいいけれど、なんかもう、すべてに飽きてしまった。

新しいことが知りたい、できないことができるようになりたい、もっと楽しい世界を見たい、1秒たりとも無駄にしたくない。

この数年はそういうエネルギーで自分をドライブさせてきたんだけど、数年にわたる鍛錬の結果、どんな時も自分で自分の機嫌をとる方法を完璧に会得することに成功した。

なので、無理してドーピングしてテンションを最高潮に持ってって、アクセル踏みっぱなしで猛スピードでぶっ飛ばさなくてもだいぶ楽に毎日過ごせるようになった。安定してハッピーでいられるのは超超いいことなんだけど、42℃に保温した湯船の中でのうのうと楽しく生きていけるめどがたってしまった。

飽きた、って言葉が一番適切だった。人生にもインターネットにも。つまらなくなったわけでも嫌になったわけでもなく、ただ飽きた。

鬱とか死にたいとかそんなダウナーなエネルギーですらなく、ただ飽きた。辛くも楽しくもない。今やほとんど記憶がないけれど(記憶をとどめておけないくらい生気がなかった)春くらいは本当にひどかった気がする。

正気を保てたひとつが同人誌を作ることだった。とにかく手を動かす。

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同人誌「悪友」シリーズは、2017年末の冬コミで初めて頒布したのでちょうどこの1年は同人誌作業とともにあった。これがあって本当によかった〜。とっても楽しかった。アドレナリンがガンガン出た。

mogmog.hateblo.jp

ネットで知り合ったそれぞれ違う趣味の同い年の友人4人でやってきたのだけど、仲良し♡ズッ友だよ♡みたいな距離の近さじゃなくて、いい意味でもっとビジネスライクで気が楽だ。大人になってから気の合う友達ができるのはよいことです。

誰にも強制されない仕事を勝手に作って、ゼロから100まで全部決めて、何かひとつのことを一緒にやいのやいのやるのは楽しい。精神衛生にいい。同人活動だからなのもあって、対面至上主義じゃないのも楽だった。デジタルツールへの距離感が同じだとコミュニケーションが爆速になるのでよい。

例えば、私たちは直接会って話すと普通に楽しくおしゃべりしてしまうので、大事な要件こそチャットすることにしている。オンラインでテキストでディスカッションすると、最初に決めた議題から逃げられないので効率がいい。脱線して「そういえばあの舞台のキャスティング発表されたね〜」「それな!?」ってヒートアップしかけても「今日話さなきゃいけないことあと2つ残ってるからあとで!」とリストに戻れる。

あと、時たま強い言葉でやりあってしまうことがあっても、まぁテキストだしねって思えるのもよい。共同作業をしていると一瞬イラッとくることは当然あるわけだけど(でも振り返ると大きな喧嘩、全然ないな)、場の空気がそもそも存在しないので、険悪にならないから引きずらない。いざ会えば楽しく食べて飲んで喋る。

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悪友シリーズ、「浪費」「恋愛」「東京」ってやってきて、どれも違った質感になってよかった。どのテーマが好きか、どの一編が好きか、人によって本当にまったく違うと思う。

最初はただ「人のお財布事情知りたくない?」っていう100%下世話な興味だったんだけど、いろんな立場の人の匿名手記を並べて読むことで、自分の中の普段言語化しない感情の存在に気づいて面白かった。

「この文章がめちゃくちゃ大好き」もありがたい感想だけど、「うまく説明できないがとにかくムカつく」「共感できないけどなんか好き」も読んでくれた人みんなにそれぞれあればいいなって思う。
mogmog.hateblo.jp
mogmog.hateblo.jp

夏には「浪費図鑑」として書籍化して、たった1年でいろんなことがあったな〜とびっくりする。商業書籍を出して楽しかったこと、よかったこと、不満や反省、いろいろ感じたのでまたあらためて書きたいな。

浪費図鑑―悪友たちのないしょ話― (コミックス単行本)

浪費図鑑―悪友たちのないしょ話― (コミックス単行本)

舞台やコンサートもいろいろ見た。

けどあんまり新しいジャンルを開拓しなかったので反省ですね。好きなものを何度も観た。

秋は、めちゃ忙しくて、ものすごく楽しかった。再演を待ち望んでいた「デスノートミュージカル」、同じく再演を切望していた「ワンピース歌舞伎」、宝塚で一番好きな月組の「All for One」が連なるようにやってきて毎日夢の世界に生きていた。初台、新橋、日比谷。新国立劇場新橋演舞場東京宝塚劇場。ループ。

デスノートのミュージカルは、なんでこんなに好きなのか自分でもうまく説明できないんだけど好き。日常生活でフランク・ワイルドホーンの音楽の幻聴が聞こえるくらいのめり込んでいた。


私にしてはかなり観た。確かに繰り返し繰り返し観ると「もう悔いはない」って気持ちになっていくな…という新しい発見があった。回数は秘密。


ワンピース歌舞伎はとにかく観てほしくていろんな人に激オススメした。カッコよすぎて涙が出る、という経験ができるんだよな、歌舞伎って。マジで。


2年前の初演、幕があいてわりとすぐに観て、あまりに面白くて熱に浮かされたようにブログを書いたのだった。これが結構読まれて、検索順位でもわりと上の方にいってうれしかった。好きなコンテンツにダイレクトに貢献できる喜びを感じた……。観測範囲でも数十人これ読んでチケット買いましたって人がいたと思う(うれしい)。
mogmog.hateblo.jp


市川猿之助さんの事故があったけど、ルフィ役・尾上右近さんはじめ20代の若手の、リアルにワンピースと育った世代の皆さんが楽しそうで生き生きしてて本当によかった。4月に大阪松竹座、5月に名古屋御園座でもありますので見逃した方ぜひ…!!

今年の夏にはゾロ&サンジ、坂東巳之助さんと中村隼人さんが「NARUTO」をやるんだっていうのに期待が高まりすぎる。。楽しみ…生きなきゃ。
www.kabuki-bito.jp


あと、ワンピースきっかけに「マハーバーラタ戦記」も観に行った。歌舞伎、インド神話までやるんかいな。すごいな。歌舞伎ファンの人は親切にいろいろ教えてくれて、「これもこれも!」ってすすめてくれるので上手だ。

この時の歌舞伎座にはいつもの歌舞伎ファンに加えて歴史オタクやFGOプレイヤーも集っていて面白かったです。




そして月組。楽しかったな〜〜!幸せな公演だった。

私が宝塚を好きになった時、すでに月組のトップ娘役には愛希れいかさんがいて、彼女に一目惚れして、ずっとずっと大好きで、それからずうっと楽しかった。舞台の上の彼女を観るたびに、この人を好きになった過去の自分は正しい、偉い、ありがとう、と心底思う。


たまちゃぴのコンビも超好きだな〜!!「ただ立膝をつくだけで全身から愛と真心と忠誠心を発せるランキング宇宙一 」マジでそれって感じです。

愛希さんの退団、さみしいなぁって気持ちと、宝塚の外でどんな素晴らしい未来を見せてくれるんだろう?ってわくわくが両方ある。口を開けばまだまだいくらでも言葉がこぼれてきそうなんだけど、それはもう少し先までとっておこう。11月まで、もっともっと夢を見せて。
www.nikkansports.com

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最近の幸せな写真

年始に18歳で出会った友人たちとごはんを食べながら(みんな日本や世界のいろんなところでたくましく生きている)出会って10年か、とおののいた。すげえな。10年て。多分毎年そう言いながら時計の針は進み続けるんだろう。

私がすべてに飽きて記憶を失っても地球は回るし、世界は変わらないし、まあなんとか気を紛らわしながら、自分の幸福を自分で作りながらバランスとって生きていくしかない。

今年もがんばっていきましょう、同志たちよ。楽しい1年になりますように。

あなたにとって東京って? 冬コミ新刊「悪友 vol.3 東京」お知らせ&アンケートまとめ

年末ですね! 冬コミですね!

「インターネットで言えない話」をコンセプトにさまざまなジャンルのオタク女の匿名エッセイを集めた同人誌「悪友」、新刊出ます!!!
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もはや告知ブログになりかけているこのブログですが(今年はマジでサボってしまった…年末年始で他のことも書きたい)すみません今回も告知です!

東京ってどんな場所?

これまで「浪費」「美意識」「恋愛」とやってきた悪友シリーズ、新刊のテーマは「東京」です。否が応でも情報の中心地。オタク活動をしてるとどうしても切っても切り離せない街。

選択の余地なく東京で生まれ育った人、熱い思いを胸に上京し今満足している人、逆に疲弊している人、地方でオタク趣味との付き合い方を見出している人、自ジャンルの本場は海外なので意味ないです!な人。

それぞれの「東京」との距離感から、違う価値観が見えるのではないか、という着想です。

匿名エッセイ、全部アツい。人によって共感、発見、苛立ちポイントは違うと思うし、違っていいし、違ったらいいなと思います。

私は編集しながら少し泣いてしまった。今まで作ってきた同人誌でいちばん人生を感じた…。

「悪友 vol.3 東京」は冬のコミックマーケット【C93 3日目(31日)東6ト26a「劇団雌猫」】で頒布します。既刊も全部持っていきますのでどうぞよろしくです。

多めに搬入するので急がずに大丈夫ですよ! 他のお買い物が済んでからゆっくりいらしてください。最新情報は以下Twitterで。

通販はBOOTHで元日からスタート予定です。新春初売り!(?)
aku-you.booth.pm

オタク女1125人アンケート

さて、ここからは事前アンケートのまとめです。今回は1125人の方にご回答いただきました。いつもありがとうございます!

Q.年齢を教えてください
f:id:haruna26:20171230123135p:plain
回答者の6割以上が20代、平均年齢は27.4歳。だいたいアラサー、ですね。

Q.居住形態を教えてください。
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これまでの結果と大きく変わらず、実家暮らしが約半分でした。自分の体感より高くていつも結構びっくりします。地域別に見ると、東京在住が全体の約40%。

Q.毎月の手取り額を教えてください(学生の方はアルバイト)
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手取りは15〜20万円が28.2%、20〜25万円が22.5%。10万円以下も2割以上いました。

Q.月々の家賃は?
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かなりリアルな数字! ボリュームゾーンは5〜7万円でした。東京とそれ以外、で出してもよかったかも…都内高いもんね。

Q.最も愛を注いでいるジャンルは?
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今回もかなり幅広いジャンルの方からご回答いただきました。一人ずつお話聞きたいくらいだ…!

前回の恋愛アンケートの際は、「アイドル(ジャニーズ)」「アニメ」「漫画(商業作品)」の順だったので「その他舞台(東宝、宝塚など)」の相対比率が上がっています。舞台趣味を楽しめるかどうかってどうしても場所に左右されがち、なのも関係あるかも…?

Q.年間の遠征回数は?
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年間10回以上遠征する人が120人程度いる一方、「遠征しない」ポリシーの人も23%いました。

飛行機や新幹線を使ってバンバン飛ぶ人、追いかけ出したらきりがないから最初から縛りを作る人。このあたりの温度感は人によってかなり宗派が分かれそうです。寄稿の中でも「地方と遠征」に関してはたくさんの方に言及していただいています。

Q.聖地巡礼、したことありますか?
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ほぼ半々、「あり」が少し多いくらい。もうすっかり定番ですね。漫画やアニメの作品探訪から、クリエイターの出身地や記念館のある街、歴史上の人物のゆかりの地巡り、アイドルMVや番組に出演したロケ地巡り、日本刀を見るために全国へ、推しが「国」なのでその地でバカンス、などなど。中には海外に足を運んだ人もいました。具体例はのちほど。

Q.上京した年齢は?
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続いて上京した方への質問。やはり18歳、大学進学のタイミングが一番多いですね。25歳以上の方もそれなりにいます。

Q.このまま東京に暮らし続けたい?
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こちらも上京経験者の方に。「ずっと東京にいたい」が半分になりました。「できるなら今すぐ戻りたい…」という方も5.5%。全部の回答の裏側にその人たちの思いや選択があると思うとなんだかそれだけでエモいです。


続いて自由回答を、誌面で紹介できなかったものも含めて。今回もここだけでかなり長く(2万字…)なりましたのでお時間ある時にどうぞ…♡

Q.推しに会うために最も遠くまで行った先は?
日本国内は本当に全国津々浦々。海外はヨーロッパが多めだった印象です。飛行機で行く外国よりも、国内の交通アクセスが悪い地域の方が体感的には大変だったりしますよね。

Q.聖地巡礼、どこへどんな目的で行きましたか?

  • 鳥取県岩美町。Free!のみんなが生きているのを肌で感じたかった
  • 鳥取。橘真琴くんのご家族に挨拶をするため
  • 足利市へ、山姥切国広に会いに
  • 熊本県推しの展示観賞&熊本城観光に行きました。推し刀剣乱舞同田貫正国くんです
  • 刀剣乱舞の日本号推しです。3日かけて福岡市内の黒田家縁の地を巡りました。推しが現存していることが本当に幸せだと思った
  • 仙台。ハイキュー!!青葉城西高校のメンバーが暮らす地の空気が吸いたくて
  • 仙台市体育館(ハイキュー!の及川徹に想いを馳せるため)
  • 京都各所。あんスタの修学旅行を体験したくて
  • 鴨川。小説作中で推し2人が出会った場所に行きたかった。
  • 京都に御朱印集め(刀剣乱舞)
  • 大学の時京都に住んでおり、新撰組(燃えよ剣から刀剣乱舞まで)が好きなので息を吸うように壬生寺に行きまくっていました
  • 京都 新撰組のゆかりの地巡り
  • 新撰組関連で、都内では日野、県外では京都・北海道・静岡などに行きました
  • 韓国アイドルを追っかけてたときに推しが経営していたソウルのカフェ
  • 韓国、推しの生まれた土地の空気を吸うため
  • SMエンターテインメントの事務所前。よくネットで見るので、一度生で見たかった。
  • HTB(北海道テレビ局)・南平岸高台公園 水曜どうでしょうの前枠後枠撮影地、その他TEAMNACSが番組で行った店など
  • 水曜どうでしょう」が好きなので、北海道やテレビ局やお馴染みのソフトクリーム屋さん、名古屋にあるディレクターの実家兼喫茶店などに行きました
  • 花より男子で沢山出てきた恵比寿ガーデンプレイス時計広場は放送後から近くに行く度に行っています
  • 恵比寿ガーデンプレイスうたプリ1000%OPをくまプリで再現しに行きました♡
  • アニメ「輪るピングドラム」の影響でサンシャイン水族館荻窪によく足を運びます
  • 歌舞伎座が聖地なのでほぼ毎月行ってます
  • おそ松さんに出てくる市ヶ谷の釣り堀
  • 世田谷区(ママレードボーイ)
  • 原宿。小学生の頃は田舎に住んでいたので、東京そのものが憧れの地でした。
  • 上京してすぐ聖蹟桜ヶ丘へ。耳をすませばで東京に憧れて上京したので
  • 東京・高田馬場モー娘。石川吉澤が作った標識「止まれ」を見に行くオフ会
  • 特撮の撮影場所。主に関東
  • 横浜。アニメで主人公がアイドルとしてスカウトされた公園に行きたくて。ここですべてが始まったと思うと涙が出そうでした。
  • ベタですが、唐津ユーリ!!! on ICEのモデル地訪問とカツ丼を食べに。
  • 箱根。弱虫ペダルのキャラクターの実家のモデルになっている旅館に泊まるために。。
  • 沼津。ラブライブサンシャインの聖地です!主人公の家のモデルになっている旅館に泊まるために行きました。聖地巡礼後にアニメを見ると場所がわかる分、倍楽しめます…
  • ゲームの舞台だった大宮まで。初めて行ったけど思い出の街だし、推しキャラが今もこの街で暮らしていると思いたかったから。思い出の場所に行って、思い出の食べ物を食べて、終始泣きそうでした。気分は傷心旅行に近いです。
  • 神戸。金色のコルダAS神南と、Fateをかねて。ほかにも神奈川。こちらも金色のコルダ
  • 炎の蜃気楼」という作品が好きで四国や山口など。聖地が全国各地にあるため、幅広くなります。
  • 東京杉並区。推しキャラが住んでいるアパートを探しに住宅街まで行きました。
  • 鷲宮神社らき☆すたに登場する神社の娘(双子)ちゃんが好きすぎて初詣に行きました。今年も行く予定です
  • 岐阜県高山市で「氷菓」巡礼しました。えるちゃんぽい格好してアニメに出てきた喫茶店から神社から巡ったり、雪が降ってきたので友人とバレンタインデー回の真似したり
  • 去年、今年とJR九州さんのイメージキャラクターなので推しがラッピングされた新幹線や特急に乗るため飛行機と新幹線くしして回りました
  • 福江島。漫画「ばらかもん」の舞台で作者が在住しているので、どうしても行きたくなって初めて1人でレンタカーを借りて島を回った
  • 島根県の仁摩サンドミュージアムまで、漫画「砂時計」に出てくる砂時計を見に行った
  • 近江神宮。『ちはやふる』の凛とした世界観を味わいたく、お参りして来ました
  • 小樽。「ゴールデンカムイ」の強盗気分で自転車で爆走し「いとしの猫っ毛」に登場した喫茶店に行き。サカナクションの歌詞の通り自転車で坂道を下りました
  • 推しの親が経営している店
  • 兵庫県宝塚市 行かねばならぬ使命感に駆られて
  • 宮城県石巻市石ノ森章太郎先生の生誕地および記念館訪問
  • 駒大苫小牧高校 田中将大の通っている高校が見たくて
  • 好きなスケート選手の普段使っている練習リンク(仙台とスイス)
  • 羽生結弦選手と名前が似ている「弓弦羽神社」
  • 推しがメンバーの内の1人と白川郷に行きたいと言ったので本人たちは行かなかったけど行ってみた
  • UVERworldの故郷、滋賀県ハックルベリー」というライブハウス
  • 新宿の吉本興業本社。元々、小学校だった建物で、打ち合わせや稽古、単独ライブのV撮りなどに使われる場所なので、1度見てみたかった。あわよくば、本社に来る芸人さんを見れればいいなと思った(笑)
  • 小豆島。ドラマ「Nのために」ロケ地訪問
  • 鎌倉へ「海街ダイアリー」の巡礼
  • マザー牧場推しが遊んでいるDVDが出たので
  • 推し俳優の写真集のロケ地。子供の頃、学生時代に過ごした地に赴き、推しの人生に想いを馳せたかったから。
  • 北海道函館市 GLAYの大ファンだったので…出身校の前で写真撮りました
  • ブログで俳優仲間と行っていたごはんやさん ただ単に確実に来た場所とごはんを食べたい
  • 東京から長崎へ(キスマイナガサキキャンペーンへの貢献のため)
  • 熊本。自担がCMをやらせていただいたから
  • 星野源さんが好きで、逃げ恥の撮影場所をいくつか見に行きました。他にも、源さんのシングルCD初回限定版についてくる特典DVDを撮影していた石垣島に行き、映像だけでほとんど全ての撮影場所を割り出し同じアングルで写真を撮りまくりました
  • 聖地巡礼…とは少し趣が異なるかもしれませんが、法律を勉強していたので民放の超有名判例の地・宇奈月温泉へ行きました
  • 萩 高杉晋作ら維新志士にはまって
  • 真田丸のロケ地を見るために、備中松山城へ。
  • 出雲で古事記聖地巡礼
  • ニュージーランド・ロトルア。イッテQのロケ地で、自担が今まで見たことない表情で踊っていたステージが見たくて10年ぶりの台風の中見に行った。
  • イタリア・ミラノスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ」というサッカースタジアム。スタジアムツアーに参加すると選手が使っているロッカールームに入れるので
  • ロンドン。名探偵コナンが大好きで、「ベイカー街の亡霊」やロンドン編に憧れて行きました。現地ではシャーロックホームズの家や新一が蘭に告白したビッグベン、ロンドン編の暗号として使われた建物などを巡り、大変興奮しました。
  • 「レディ・ベス」が好きすぎてイギリスでゆかりの地を巡りました。
  • プラハ、ウィーン(のだめカンタービレ)
  • ウィーンやヴェローナ、パリ、ラスベガスなど、宝塚作品の舞台になった場所の聖地巡礼のために、学生時代貧乏旅行を繰り返していました
  • 大好きなバンドが実質解散して、毎日がしんどく耐えられなくて解散ライブの一ヶ月後に弾丸でPVのロケ地の台湾の九份に行きました
  • 多数行ってますが、ドバイが一番遠いです(Sexy Zone「Sexy Second」の特典映像で行ってたところを巡礼)
  • ニューヨーク。「BANANA FISH」の舞台のNY公立図書館を見にいくため
  • FBI本部を見にワシントンへ聖地巡礼予定です
  • ミッフィーの作者ディックブルーナの住む街にどうしても行きたくて、ユトレヒトまで行った
  • ヘタリアのイタリア・ヴェネツィアーノが推しのため。ヴェネツィアに行くこと自体が聖地巡礼推しに会いに行く感じです。
  • イギリス、ドイツ。ヘタリアにハマってた時です
  • ヘタリアピレネー(仏・西)が好きすぎて、彼らとデートがしたくてフランス経由でのスペイン旅行をしました。
  • スペインのアンダルシア地方、現地のフラメンコ鑑賞及び発祥の地を見てみたくて
  • ハンガリー フランツリスト様のご自宅を拝見するため
  • 旅行は大抵聖地巡礼になってしまう

Q.「東京」のイメージに最も近い場所、一番に連想する場所はどこですか?
1位:新宿(255)
2位:東京駅(167)
3位:渋谷(162)
4位:東京タワー(150)
5位:東京ドーム(48)

新宿は新宿南口、バスタ新宿、歌舞伎町、伊勢丹など、渋谷はスクランブル交差点、SHIBUYA109などを具体的にあげる方が多かったです。

次点は、池袋、銀座、帝国劇場、羽田空港、原宿、六本木、表参道、東京ビッグサイトなど。少数回答としては、東京ディズニーランド日本武道館秋葉原、上野、品川、お台場などがありました。

Q.東京出身者/地方出身者に言われて驚いたこと、ギャップを感じたこととはありますか?

  • いつこっちくんのー?(自分から来ることは考えてない)
  • 東京に住んでいるフォロワーさんと会いたいねって話をしていた時ナチュラルに「いつ東京くるの?」と言われたとき。こちらに来るという発想はないんだなと驚きました。(実際来られても何もないんですけどね…)
  • 東京の人に、「えぇ〜!そんな遠くから来たの〜!」って言われること。東京の人から見たら、北海道は異国なの…?
  • 定番ですが、標準語だと思っていた言葉が標準語ではなかったこと
  • 驚いたり感嘆した時とかにおもわず「わいは~」とか「わい~」とつい言っちゃうんですが(なかなか方言抜けないので…)東京の友人に「おばあちゃんみたい」って言われた時は本当にショックを受けました。うっせ~~~~~な青森のヤングはみんな言ってるし~~~!???(キレ)
  • コンビニバイトだが客がこなさすぎる上に来る客も皆顔見知りなため差し入れをもらったり、仕事中に平気で課題をやったりしている
  • ひよこ闘争(ひよこは福岡の名産です!)
  • 学生時代の過ごし方。高校生の頃からみんな追っかけ活動できてて羨ましかった。
  • 中学生になったらお小遣いを持って友達同士でディズニーランドへ行くようになる、ということ。地方在住だと ディズニー=何万円もかけて家族総出で行く一大イベントであり非日常の代表格なのに、東京の子にとっては日常生活に馴染んでおりそんな気軽に行けるものなのかと思うと改めて都会と地方のハンデを感じた。
  • 高校生の頃はお台場とか、TDL行って遊んでたよ~という話。映画館ですら車で2時間という田舎に住んでいたので東京の高校生すげぇ…となりました
  • 田舎出身だったので、とにかく上京前はライブに行く機会がなかった。中学生の頃から日常的にライブハウスに足繁く通っていたことを知り、高校入学後に初めてライブに行った身としては嫉妬しかなかった
  • 在来線1時間で新宿や池袋などの都会に着くことが遠いと言われたこと(こちらは新幹線で2時間以上かかる)
  • 遠征しすぎて平然と関東の現場に居るので関東に住んでると思っていたと言われたこと
  • グッズの譲渡や交換の「都内手渡しのみ」という言葉………せっかく条件にマッチした取引を見つけてもその一言で声掛け出来ない…
  • 舞台などの当日券にダメ元でも並ぶ。地方民はチケがないのに遠征を決められない
  • イベントやライブに「当日ふらっと来ちゃった♡」されると差を痛感する
  • 最初に上京した時に、池袋がオタクが集まる場所?って知らなくて、同期に「すごいコスプレした人いっぱいいるけどなんかあるの?」って聞いた時に解説してもらった時はびっくりしました
  • 東京出身者は免許持ってる人が少ないことに驚いた。地元は超田舎なので、車が無いとコンビニもスーパーも駅も病院も行けない。通勤はもちろん、大学生の通学も車が当たり前。一家に一台ではなく、一人一台
  • 遠征基本な地方在住者。たまに地方開催になったイベントに文句言ってる東京在住者の気持ちがわからない。はっきり言うとものすごくむかつく!
  • 北海道は遠いからなかなか行くタイミングがない、と言われたこと。自分はいつもこの距離を移動しないと自担に会いようがないのに…と少し辛くなった
  • 遠征の苦労を蔑ろにされること。舞台を見るために毎回飛行機や5時間新幹線など乗らなければなりません。明日仕事でも飛行機日帰りで遠征しますが、飛行機が悪天候で飛ぶのかすごく焦ったことがあしました。都内の方が地方に行くのと同じように考えないでほしい
  • 交通費の違い。飛行機が基本の移動手段なので、関東出身の方に「飛行機なんて修学旅行でしか乗った事ない」って言われたのは驚いた。あと東京に行くと毎回、「飛行機で遠征、すごいね〜遠くから大変だね〜」って何度も言われるけど、そこまで東京遠いとおもった事ない
  • 隣県への距離感。他県から東京に通勤にくる(私の地方だと県を越えるのは大移動)。そのせいか関東圏出身のオタクは多少の移動が苦じゃない気がする
  • 東京だと30分単位の移動距離が「遠い」という感覚になること。
  • テレビチャンネルの数(東京の方からすると信じられないと思いますが、地方は場所によっては下手すると民放チャンネルが2個しかないところとかもあるんですよ!!!まじで!!!)
  • 首都は東京とはいえ大阪は東京と並んで日本のツートップだと思ってたから東京出身の人が大阪のことを地方と呼ぶことにびっくりした
  • 関西圏に住むわたしにとって「地方」という言葉は田んぼの広がるようないわゆる田舎のことを指す言葉だと思っていた。しかし、舞台にはまりはじめたころカーテンコールで東京出身の俳優さんが大阪公演を地方公演と称しており、わたしの中の大都会大阪も東京出身者からすると地方なのかと驚いたことを覚えている
  • 横浜なんて田舎だよwww埼玉なんて田舎だよwwwという都内近郊に住む人たちの言葉。少なくとも駅に駅員さんが大体いるのは田舎じゃないし、10分、15分で次々と電車の来るところを田舎と称してるのが信じられなかった
  • 東京の中にも田舎と都会があるということを上京するまで知らなかった。東京の人が、東京に住んでるのに「東京だけど田舎だし…」という感覚を持っているのに驚いた
  • 東京出身者の「実家に住むことが楽」という感覚がすごく分からなかった。自分は実家を出て自由を手に入れたくて上京したようなものだったので、一人暮らししないでも平気な大学生が信じられなかった
  • 東北出身で大学で関東、就職して東京に住みはじめましたが、関東圏出身じゃないと東京で暮らしていくのは金銭的にもライフプラン的にもつらいな~と思います。東京で働きはじめたら周りは結婚するまで実家暮らしの人ばかりで、実家が関東な時点で勝ち組だ……と正直思います
  • 東京という場所に執着がないこと。あなたの地元にはAmazonも配達できるしイオンもあるし、ネットだってあるのににどうしてそんなに東京にいたいの?日本全国同じでしょ?と言われたことはとても衝撃でした。
  • 関ジャニ∞の「クラゲ」という曲があるのですが、関東の子に「エイトのクラゲの発音おもしろいよね!」と言われたイントネーションが、関西人の私にとっては普通だったこと
  • パンダは上野動物園にしかいないと思っていたと東京の人に言われたこと。和歌山のアドベンチャーワールドでは頻繁にパンダの赤ちゃんが生まれているので、上野動物園のニュースにあんなに騒いでいる東京の人に驚きました
  • 田んぼであぜ道デートしたいと言われて泥にまみれろと思った
  • 東京に憧れる、というのがイマイチピンとこない。地方の方が言うほど東京には大層なものがないように思う
  • (この新刊の)テーマ発表がされた時に、いろんな人が東京について色々思い入れがある事を言っていて驚いた。東京に特別感を感じたことはない。たしかに各ジャンルのイベントは多いし東京近郊在住の恩恵はめちゃくちゃ受けてると思うけど
  • 「東京は人が多くて、ごみごみしてるし、住みにくいでしょ」とよく言われますが、便利で舞台やコンサートもたくさんあるし、家族や友人知人もいるし、公園や路地など自然もあるので、住みにくいと思ったことはなく、愛着もあるので、イメージとのギャップを感じました
  • 23区育ちなので張り巡らされた電車網に慣れており、地方出身者から「最寄駅から歩けない」ところに住んでいる人がいるということを聞かされたことが衝撃でした
  • コミケや舞台に行くための遠征費がものすごく違う。実家暮らしの時でも定期代分も考慮して片道500円かからかったので遠征してる人の前ではあまり言えなかった
  • 地方出身の方の、遠征への力の入れ方がすごいなと思いました。遠征費で入場料5回分くらいあるじゃん…!と驚きました。
  • 東京住みの観劇1回と地方住みの観劇1回は重さや価値が全然違うと言われて心の底から腹が立った。同じだわボケ
  • 埼玉ってすごく微妙な土地で、地方の人からは「東京に近くていいよね」、東京や横浜の人からは「田舎」と言われる。イベントや舞台も東京でやってくれるから行けはするけれど、地元「埼玉」でやってもらえるのは五大都市どころか地方より後。そんな中途半端さがコンプレックスなのだけれど、県民以外の誰にも理解してもらえないギャップ
  • 千葉県だったら東京まですぐでしょ、と言われ都内まで1時間半はかかると言ったら絶句された。地元のバスの集団が22時だと言ったらもっと絶句された
  • 「迎えに来てもらうから電話する」車文化。交通機関の営業時間が短い。東京はいつでもひとりで大抵の場所へ行ける
  • 地方出身者の方が野心が強く、東京出身者の方が競争意識がないこと。そこで地方にとっての東京を初めて意識しました。
  • 大学1年の頃に地方出身の子が渋谷に行くとみんな必ず「お祭りよりも人がいる!」と地元のお祭りを引き合いに出すのが面白かったです。ちなみに、東京出身ですが、うちの地元のお祭りよりも当然渋谷のスクランブル交差点の方が人は多いです
  • 「東京ばかりずるい」「東京にいるからたくさんのライブに行けて自慢してるみたい」と言われたことがありますが、個人的には地方の方がひとつひとつを大事に思い入れができて素晴らしいなと思います。東京は供給が多すぎるし、手軽すぎる。国を越えた応援をしている今は、その辺が少し楽にできている気がします

Q.今住んでいる県や街の好きなところを教えてください

  • 春日に住んでいますが、東京ドーム、TDCまで徒歩5分。帝国劇場、日生劇場までは三田線で4駅。新幹線での遠征は丸ノ内線で東京まですぐ。羽田からの遠征は三田線浅草線を乗り継いで45分程度でここほど便利なところはありません。快適なジャニオタライフのためだけに最寄りを決めました
  • 住むなら練馬。有楽町線副都心線大江戸線西武池袋線で、だいたいどこでも1本でいけてしまいます。都心から若干遠いですが、家賃は安く何でもあり住みやすい
  • 谷根千。上京してきたときからお上りさん感覚で大好きだった観光地に一年半前から住んでいます。なにより田舎者の自分が23区内の観光地に住んでいるという感覚が好きすぎます。古本屋が多いところや商店街が栄えているところや、たくさん好きなところがあるのですが、谷根千に住んでいるというと「おしゃれ!」と言われるのがいちばんたまらんかもしれません。いつか好きなアイドルちゃんたちにも言われたい。言われる可能性があるということ自体が喜びです
  • 東京タワーを見ると小沢健二の曲を思い出して悲喜こもごもになるのですが、何かあると見に行くようにしています。見えるというだけで特別感がすごい。中に入るのもいい
  • 新宿。何でもあって人も多くて、駅の出入口も多様で、誰も私のことを知らないし、気に留めないから好き。新宿の人波にまぎれていると、どこかの家の娘でも孫でも姉でもない、単なる自分でしかないことを確認できて安心する。
  • 四ツ谷。迎賓館がとても美しいです。あまり知られていませんが、迎賓館は東京の観光スポットトップ10には入ると思います
  • 渋谷。ファッション、アミューズメント、ライブ、オーケストラコンサート、2.5次元劇場、アニメイトまんだらけなどのオタク文化、お笑い文化、全てが存在する。池袋よりもめちゃくちゃな街だと思う。そんなところも好き
  • 下北沢 遅くまでやってるヴィレヴァン。仕事帰りの至福の時間。これだけで住む価値あり
  • 秋葉原はとにかくアクセスがよく、どこに行くにも楽。あと、パセラがあるのでオタ会開催しまくりです。商業BLが豊富な書店が多いのもわたしにとっては魅力的です
  • JR駒込駅周辺在住。都会過ぎず田舎過ぎずな下町感が良いです。山手線の中ではおそらく1番家賃が安いと思います。アニメイト本店がある池袋までは電車で7分なので、オタク女が住む土地としてはなかなか良いと思います!
  • 池袋。ペット多頭飼育可の物件が意外と多いことが気に入っている。終電が遅いところも良い。電車の本数も種類も多いどこにでも行きやすい。デパ地下の各都道府県のお菓子を買って帰る週末が至福。百貨店が複数あるからネットを使わずに地方の特産物も簡単に手に入るところが良い。あと映画館が多いのも良い。レイトショーを見たあと反芻しながら酒を飲みつつ歩いて帰るのが最高。治安はそこまで良くないが、足立区ほどではない
  • 東京の中でも神奈川寄りの大田区、最寄りの電車路線は3両編成とかなりローカルな街に住んでいます。大きなお寺があり、のんびりとした場所です。東京23区内とはいえきらびやかではないところが、住むには最高です。「東京だけど全然賑わってないよ〜(でもきっちり23区民)」という立ち位置がとても美味しいと思っています
  • 江戸川区葛西。とにかく立地が良い。殺人的混雑の東西線の民だが東京駅まで20分、山手線沿線もどこでも1時間以内という立地の良さ。加えて、羽田・成田それぞれの空港までの直通バス。ディズニーにも幕張メッセにもビッグサイトにもアクセスが良くオタクにも優しい。それなのに千葉県だと思われているのか土地は安い。スーパーもファストフード店もコンビニもたくさんある。但し本屋とスタバはありません
  • 京王線千歳烏山駅住まい。山を切り開いてつくられた街と違って坂道が少なくていい…。あと昔ながらの商店と若者向けの店がいい塩梅であるのが嬉しい。なにより個人経営のいい感じの飲食店が多いところ。クラフトビールを樽生で飲める店がこの狭い地域で複数あるのが最高!都内(山手線内)に出てご飯食べるのがバカらしくなってしまう
  • 吉祥寺です。わざわざ遠くから来てもらえるようなランドマークも徳産品もないのですが、最近ぞうのはなこの像ができたので、暇を持て余している方がいらっしゃいましたら、会いに来てください。はなこさんが大好きです
  • 東京の八王子ですけど、程よい田舎感で地方出身者でも住みやすいです。中央線一本で新宿駅、東京駅に行けるし。家賃もそんなに高くないです
  • 東京の郊外、西武新宿線沿線の東村山に住んでいます。東京だけれど電話番号は03じゃない。でもそんなところも好き。東京の23区外に住む私たちは、みんなの言う“東京”には含まれません。でもいいんだ、地方民が知らなくても、私たちが知ってるから。東京だって緑が多くて豊かな場所もあるんだよ。
  • 神奈川県の真ん中に住んでいます。電車で東京、横浜、鎌倉、箱根どれも1時間で行けますし、その割には山に囲まれ富士山が見えてのんびりとした暮らしができます。便利です
  • 神奈川の江ノ島付近に住んできます。海に近く落ち着いていて、東京までそこまで遠くないのも良い。ドラマや漫画の舞台にもよくなり、地元目線で場所の特定をしたりこれはないな〜とツッコミながら見れるのは楽しい。
  • 横浜に住んでいるけど映画クラスタ的には川崎が最高。川崎ならミニシアター系からハリウッド大作まで完全網羅。横浜は名画座が割と強いです
  • みなとみらいに住んでいます。全国、全世界の人が観光目的でわざわざ足を運ぶ場所に、お風呂あがりに部屋着で散歩に行けるのが最高に贅沢で幸せです。少し外れると汚くて狭くて美味い居酒屋も沢山あって、観光ではなかなかそこまで味わえないと思いますが横浜の二面性を楽しんでほしいです
  • 神奈川県の青葉台に住んでいる。渋谷まで直通、駅前にちょっとしたショッピングビルがある、そこそこ大きな本屋がある。家賃が安い。急行が止まる。「岡崎に捧ぐ」に出てくる
  • 千葉県。東京から離れて奥に行くほど奥が深くて全体的に良い。他県民には煽られるけど埼玉県民とは仲良し。生まれ育った環境など、価値観が近いと思うので気が合う
  • 東京に引っ越すつもりが、諸事情により隣の千葉県に来てしまった。しかし案外なんでも揃っていて毎日の生活に便利で、都内へのアクセスも良く週末のオタク活動にも便利で、総武線沿線は住めば都
  • 柏。愛してやまない、映画雑誌セレクトの映画館がある。これがあるので当分引っ越せない
  • 埼玉県、川越近辺。女オタクの聖地池袋まで30分、都心のコンサート会場や劇場まで大抵1時間前後あれば行ける。あとはイオンなど生活に便利な店も充実しており住みやすい。…くらいですね。嫌いではないし、そこそこ気に入ってはいるけど、どうしても「都心にアクセスできるベッドタウン」としての評価が一番にきます
  • 大宮 気の抜けた、都会になりきれない街
  • 草加市なんですけど、伊勢崎線日比谷線半蔵門線と直通してるので東京に住めないけどよく行く!って人にはおすすめです。飲食店、コンビニが適度にあって住むには最高。あと、おせんべい美味しいです!
  • 埼玉県熊谷市在住です。新幹線が通っているため中途半端な地域よりも都心に出るスピードが早い。東京駅まで通常70分近くかかる所を38分で行けます。アニメイトもあるので予約しておけばフラゲ日にイライラするほど混雑する都内のアニメイトに行く必要も無い(ただし閉店時間は20時)。そしてなんと県内唯一のアニメガが熊谷にはある!!!!!!大宮にはアニメガはない!大宮に勝った!!!!!イオンシネマはなぜか都心部でしかやらない単発アニメ映画も公開してくれる!!県北の中でもトップクラスにオタクが暮らしやすい区域です。一応五家宝という名産品はありますが食べる時にきな粉塗れになるし水分が取られるしであまりオススメはしません
  • 関東に住んでいる撮り鉄にはとても有名(らしい)“ヒガハス”(東北本線の蓮田~東大宮間)に住んでいます。天気がいい日やカシオペアなどなど最終運行日は家の前の道に一眼、望遠と脚立をもった有志の方々が歩いてます。私自身は鉄道はさっぱりですが美しい田園風景が残っている点は誇りです。農業も盛んなので白米ときゅうりが美味しいです♡
  • 栃木県、都内まで2時間。遠いようで近いし、この距離のおかげで現実逃避したり戻ったりできる
  • 群馬県桐生市。都内までは電車3時間。映画のロケなどにも使われてます!昔の建物もあるし、織物の街なので着物屋さんもたくさんありますよー!
  • 群馬県。私の住んでいるところは、程よく買物施設も充実していて、程よく田舎で自然もありとても住みやすいと思います。よく、田舎はご近所づきあいが大変、という声も聞きますが、私の居住地周辺は近所づきあいはほとんどなく程よくドライな距離感で居られるので楽です。あと、東京にも日帰りできる距離なのでイベントも行きやすいです!!!グンマー最高!!!
  • 宇都宮。全体的に物価が安いです。東京でOLしていた時と同じ給料で宇都宮に転職し、一人暮らしから実家暮しになり、以前と比べて裕福になりました(笑)東京には劣りますが県都なので暮しにも遊びにものまりません。餃子も有名ですが中華料理が美味しい店が多いです。野菜も新鮮で安いのでリーズナブルな値段で美味しいものが食べられます。また、ロードレースが盛んなだけあり公共施設やコンビニにロードバイク専用の駐輪場があります
  • 茨城県ですが無いです。全くない。さすが魅力度最下位なだけあります
  • 茨城県は魅力度最下位になっている県ですけど、県南地方は比較的東京にも出やすいし、大きな牛久大仏もあるし、つくばのいろいろな研究所もあるし、新興住宅地に住んでいると車もほとんど使わずに生活できるので(役所銀行病院などがまとまっている)、ちょっとのんびり生活したい人にはおすすめです。仕事があまりありませんが!!だから私は毎日出稼ぎ生活になっているんですけど!!
  • Dオタにとって新浦安はバスではなく京葉線ひと駅で行けるのがいいんです。バスは時間よめなくて不便だし、チャリは天気に左右されます。悪天候で電車止まってもまあ帰れるので悪天候狙いで入園できるのも最高です。Dオタは基本的に現場に足運んでなんぼなのですが、住環境がいいし通勤もラクな方なので(浦安は東西線で死ぬほどキツいです)おたくごとを優先しても普通に住みやすくて居心地いいのがいちばん推せる!地元に遠征に来たら?そりゃ、舞浜が誇る素晴らしい俺たちの庭で遊んでってくださいよ!そんな時間ない?それなら直営ホテルのラウンジでお茶でもして、カプチーノに浮かぶココアミッキーできゅんきゅんしよう!ミッキかわいいよミッキ!ちょっとでもアトラク感が欲しかったらモノレール一周乗りましょ。車両全部がディズニーモチーフいっぱいでかわいいし、運が良ければ園内の誰かが手を振ってくれてパーク気分が体験できます。グッズが欲しければ園外の公式お土産やさんボンボヤージュか、イクスピアリのディズニーストアでグッズまみれになってください。気に入ったら一期一会、買ってしまおう。提携してる舞浜ホテル群のレストランもさほど混まないのにおいしいし、サクッとイクスピアリで食べ歩きも悪くないし、まあ、いくらでもたのしんでってくださいよ!!!!!
  • 大阪は水辺の風景がとてもきれいです。あと食べ物が美味しいし、京都や神戸や宝塚にもすぐ遊びに行けます
  • 大阪。新大阪駅にある喜八洲という和菓子屋さんのみたらしだんご、焼きたてがアツアツとろとろでおいしいのでぜひ食べてみてください!
  • 今は大阪の下町に住んでいます 商店街なんかはとにかく安い!でもどことなく治安が悪い! 好きなところは良くも悪くもみんな人懐っこいというか、義理人情がある世界なところです(ガラは悪いんですけど)梅田近辺は割と綺麗でオシャレな感じですしそんな治安も悪くないので、シティーガールの方にもオススメできます あとJR大阪駅にあるアンジェルヴという有料パウダールームがマジで神なので夜行バスで遠征するオタクのみなさんにはぜひお伝えしたいです 朝6:30からやってて1時間毎に300円しかかからない、しかも何時間いても何も言われないめちゃ神な場所です
  • 今では観光客に占領されてる新世界、道頓堀が本当に大好き。いくら汚くても私の生まれ育った町は新世界と道頓堀
  • 大阪にある枚方パーク(通称ひらパー)の近くに住んでいます。ここではよくヒーローショー(俳優も時々くる)が行われており、推しウルトラマン俳優なので推しが来る時は朝イチで入場列に並びダッシュで席を取りそしてめちゃくちゃ近い位置でショーを見れた時は「近くに住んでて良かった!」と思いました。
  • 京都にしか進出してない海外のお店などがあったり、地味に独自展開?が多い。地元に京都アニメーションがあり、京アニのアニメの聖地があるので意外と観光地
  • 神戸は炭水化物の宝庫。パンも美味しいし、ケーキやクッキーも美味しい。明石焼きも美味しい。中華街があるよ。麺も豚まんも美味しい
  • 神戸、程よい規模感で最高です。兵庫県立美術館神戸空港まで海辺を辿る景色がエモい。県立美術館は安藤忠雄建築で建物自体も見応えがあります
  • 兵庫県宝塚市に住んでいます。兵庫は広いので、全く一体感のない県です。北部は影が薄いですが自然豊かで温泉もあり、いろんな魅力の詰まった県だと思います。宝塚は神戸にも大阪にもそこそこアクセスが良いです。宝塚歌劇団のおかげで、日本人にはだいたい認識してもらえます
  • 奈良。東大寺の大仏!地酒もお洒落なカフェも楽しめる!
  • 北海道札幌市。雪はそりゃすごいけど、四季がしっかりあること、それなりに新しいものやイベントにも、触れられること。これが少しでもズレたらど田舎だから、札幌に人口集中するのもわかる。あとやっぱりご飯美味しい。最高
  • 札幌に住んでいます。ほどよく都会で、家賃が安く、ちょっといけばすぐ田舎なとこがすき。
  • 北海道です。ご飯が美味しい、冬以外は割と快適な気候、コンサートの倍率が低い。海鮮以外にも肉、アイスなどなど食事は楽しんでもらえると思います!
  • 秋田県大仙市(旧大曲市)は花火大会が有名です!それしかないとも言えますが……毎年8月第4土曜日開催で木曜から徹夜組が集まるほどです。唯一東京にマウント取れるところです…
  • 岩手県花巻市大沢温泉!お湯の質がピカイチ。雰囲気もレトロな雰囲気で最高です
  • 岩手や秋田・青森の北東北はアピール下手な気質があるのであまり知られていませんが、基本的に「食べ物が普通の価格帯でめちゃくちゃ美味しい」です。これまで盛岡、東京、大阪、長野に住んだのと、仕事や遠征でおおよその都道府県に滞在したことがある中でも突出しています。遠征に来た方には街を散歩して食べ歩き、飲み歩きしてもらえたら満喫してもらえるかと思います。居心地の良いのんびりした喫茶店なんかも多いです。街中にある川に鮭が遡上してきて産卵しているのを橋から眺めるのが毎年恒例なほどに川がきれいだったりするのもいいし。寒いのと東京まで遠い(=交通費がかかる)以外はめっちゃ快適に暮らせる街です
  • 青森県弘前市は超いいとこです。県内でも比較的開発の進んだとこなんですが道路をシカが、キジが、時にはタヌキが走る走る!地方都市(と言えるか微妙ですが)にいながら大自然の息吹を感じられます。あとは観光地になっててお城があったり、和風の建築と洋館がいっぱい建ってたりしてフォトジェニック間違いなし!!!!明治に建てられた洋館がカフェになってるようなとこもたくさんあります。あとりんごの町として観光アピールしてるのでいろんなケーキ屋・パン屋においしいアップルパイがあって、アップルパイマップなんかもあります。どこのも美味しいので食べ比べしてみてほしいです。りんごのシードル工場の見学なんかもできますので成人の方にはぜひおすすめしたい。大人気アニメ『文豪ストレイドッグス太宰治くんの出身地なのでコラボもたくさんやってます。太宰スポット多いので文アルの方にもおすすめしたい…
  • 仙台市です。めぼしい観光スポットがなく友人に案内できる場所が少ないのが困りどころなんですが、仙台より都会の人にも仙台より地方の人にも「住みたい」と言ってもらえるのが嬉しいです。私も住むのにちょうど良い大きさの街だと思っています
  • 仙台。ハマっているのがハイキューの為、イベントが多い。あとジョジョのイベントが多いのもよい。あと交通が便利。どの大都市にも行きやすい。アニメイトなどヲタ系のお店が駅前に集中しているので短時間で全部まわれる
  • 新潟市在住です。田舎の都会っぽいところと、新幹線で東京まで二時間往復約二万で案外アクセスがいいような気がするところは悪くないと思っています。物価もそこそこ、飯が美味い。オタビルと呼ばれているメロン、らしんばんアニメイトの入ったビルがあり、街のど真ん中にとらのあなもあります。中越の山奥と違って降雪量が控えめなところが好きです
  • 新潟に来たら日本酒を飲んでもらいたい。新潟市で毎年開催している日本酒飲み放題イベント(当日券でも2500円!)が最高。通年だと新潟駅にある日本酒5杯500円で試飲できるスペースがおすすめ。友人とおいしいお酒を飲みながら隅の方でこっそり推しの話をする時間がたまらない
  • 富山県に住んでいます。観光地はあまりありませんが、本当にご飯が美味しいです。特に冬!!!美味しい魚とお酒がお待ちしておりますのでぜひ遠征で来た際はぜひ一度食べてみて欲しいです
  • 富山はほぼイベントが来ないので遠征先にもあまり選ばれないと思いますが、来られた際には環水公園のスターバックスが日本一綺麗なスタバとして有名なのでぜひどうぞ!
  • 福井。都会ではないしむしろ田舎だけど病院の数や美容室の数はとても多く、車さえあれば非常に住みやすい。空気が綺麗で、東京に数日間行って帰ってきた時には特に福井の空気の綺麗さにはびっくりする。そして、ここはかなり我々オタクに重要なポイントだと思っているのだが、交通機関が電車なら東京にも名古屋にも大阪にも日帰りで行ける距離にある。オタク活動には非常に便利。大阪のライブも名古屋のライブも東京のライブも行ける。ちなみにこれは本当の話なのですがAAAのメンバーの1人、日高光啓さん(SKY-HI)は福井が好きすぎて、福井に別荘が欲しいから土地の値段を調べているそうです。何故こんな事を知っているかというと、私が生粋のAAAオタでありSKY-HIオタだからだよ!
  • 名古屋なので東京にも大阪にも行きやすくほどほどに楽しめていると感じる 観光というより仕事も割とあって家賃相場も東京より低いのでオタクが住むのにオススメしたい 名古屋飯はひつまぶしか山本屋本店の味噌煮込みうどん程度が一番安心
  • 名古屋。東京にも大阪にもどこへでも行きやすいところ!そこそこイベントもある。明治村がオススメです。期間によってはコスプレできるし明治探検隊という謎解きのイベント楽しい。リトルワールドの季節限定イベントのポスターがいつも面白くてすき。民族衣装着れるよ
  • 名古屋に住んでいます。刀剣ブームもあって、各地の同士さんにこぞって熱田神宮の太郎さんや徳川美術館を案内して欲しいと言われたときは、歴女には優しい土地かもしれないと思いました
  • 名古屋にあります執事の館(名古屋の仮住まい)という完全会員制の飲食店が最高です。詳細はググって下さい。愛知にいらしたときはぜひ!
  • 2017年現在宝塚歌劇団花組のトップスターである明日海りおさんの出身地であること(静岡県静岡市)
  • 同じ静岡県出身なので松島聡くんのことを実質弟だと思える
  • 三重は北の方であれば田舎すぎない田舎で住みやすい。30分くらいで都会の名古屋に出れるのでそこまで不便でない
  • 和歌山県の北部に住んでます。和歌山県は、アニメ「AIR」や「のんのんびより」などで聖地がありますが私の住んでいる地域は全然そんな所ではないです。和歌山県に来られた際は、白浜がオススメです!海が綺麗でアニメに出てきそうなのどかな街だと思います。
  • 広島県、地元が好きです。特にこれといって何もないですがやっぱり生まれ育った町なので。市内へ出るのにバスも電車もバカスカ出ていて、案外住みやすい地域なのだと最近知りました
  • 岡山県は災害が少なく新幹線も停まる住みやすい県です。故に観光地は特にありません。住むには最高です。夏の白桃とピオーネとマスカット(贈答品じゃなくてスーパーとか直売所の自宅用)を食べてるときが岡山県民で良かった気持ちになるナンバーワンなのでぜひ夏にお越しください。アート好きなら犬島〜直島〜豊島(後2つは香川)もおすすめです。時間を忘れてぼんやり過ごせるけどそれほど遠くない素敵な島々です
  • 鳥取。初めて会うオタクの方に自己紹介する時にFree!の聖地もしくは青山剛昌先生の出身地から来ましたー!っていうとだいたい皆さん反応してくださるのでその後の話のきっかけになりやすい。あとごはんはものすごーく美味しいですね!!日本海の海の幸も山の幸も揃っております♡あと意外とくだもの王国なのでフルーツも美味しいですよ。Free!聖地巡礼後にレンタカーを運転可能なら、八頭町というところに超絶おいしいパンケーキがある大江の里(ココガーデン)というところがあるので、是非行ってみて欲しいです!そしてカニが有名ですが、地味に地元チェーンの回転寿司(北海道っていう店が人気店ですが特にオススメ)が安くて美味しいので鳥取にお越しの際はぜひ食べていただきたい。もう冬に向かってるので時期は終わりましたが、夏は岩ガキも美味しいですよー♡お隣島根もお馴染み出雲大社などたくさん観光地があって楽しいので、おいでませ鳥取へ!
  • 島根。宍道湖に沈む夕日は綺麗ですよ〜!晴れてる日は宍道湖沿いにカメラマンさんが大勢いらっしゃいます。
  • 山口市。街並みがゆったりしている。ゴミゴミしていない(=人口が少ない)市立図書館がきれい。中原中也を萌えキャラ化して、それを一般の人が受け入れている懐の深さ。SLが冬以外は毎週土日に運行しているので鉄オタに優しい
  • 愛媛県。大体どこの喫茶店も、モーニングメニューが夕方近くまでやってるんですが、これは他県ではあまりない風潮だと聞きました。遠征中に暇を持て余したら、どうぞどこでも喫茶店に入ってみてください。500円ちょっとでモーニングの軽食と美味しいドリンクが食べられますよ
  • 徳島。四国地方ではアニメのイベントが少ないので散財しなくてすむ。でも、年に2回マチアソビなるアニメのイベントがあるのでそれは楽しいです
  • 街がコンパクトで目的が複数あってもたくさん移動しなくて済む。県の中心地と空港が近くて遠征に便利。食べ物も美味しく、どの飲食店に入っても外れることがほぼ無い。皆さんぜひ。
  • 福岡に遠征に来た際は演目にもよりますが博多座で一度観劇して欲しいです。売店に売っているパンやお弁当の種類が多く、会場内でも食べられます。席も見やすいですし、地下鉄から屋根続きでいけるので雨の日でも濡れません。
  • 福岡県で年に数回開催されているまったりとした地方の小規模オンリーイベントが好きです。あと美味しいものいっぱいだったり刀剣乱舞三池組の刀匠の出身地だったり世界遺産があったりいいとこたくさんです
  • ジャニヲタとしては九州という僻地で辛いけどジャニショがある事は有り難い
  • 長崎は大きな港や緑が豊かです。階段や坂道が多く、交通が不便だったり、ヒールなど靴がすぐボロボロになっちゃうけれど、高台から見る景色が本当に綺麗。見下ろすと青と緑がバーっと広がって、「ここに生まれて良かった」ってつい言いそうになります
  • 宮崎県高千穂町に住んでいます。ちょっとした観光地なので、メディアで芸能人が「高千穂町へ行った」と言っていることがたまにあり、誇らしくなります。最近だと早霧せいなさん、咲妃みゆさん。自然豊かで穏やかな土地。大好きです。(でも暮らすのは不便なので早く脱出したい)もし機会があれば高千穂峡と、天安河原、国見ヶ丘へぜひ訪れてください。神話の町なので神社や神話関係のオタクの方は特に来ていただきたいです!
  • 沖縄。海がきれいで暖かい。おすすめは本島なら古宇利島、離島なら波照間島です
  • アメリカのニュージャージー州に7年住んでいます。私の住んでいる場所は、車がなくても生活はできなくはないけど、ないと確実に暮らしにくいし、車を持っていない家が市内にほぼないようなところです。ここからだと大都会ニューヨークシティまでは小1時間で行けるところが好きです。ニューヨークには紀伊國屋ブックオフもあります。高いですがそこそこ美味しい日本食レストランもたくさんあります。ラッシュ時以外はバスが1時間に1本しかないのが微妙なところですが、日本を離れて7年近く経っても未だにジャニーズをはじめとしたアイドルたちが好きで、アメリカに来てから漫画を読んでハマりだした私からすると、雑誌や本、CDなどを直にこの手で買うことができるニューヨークシティへのアクセスがあるだけでありがたいです
  • 現在ウクライナの首都キエフ在住です。好きなところとしては、まず物価が安いこと。外食をしても日本円で1000円程度でたらふく食べれることが多いです。私はフリーランスの仕事で、ありがたい事に収入も安定しているのですが、日本では一般的な生活しか難しい収入でも、ウクライナではとても余裕をもって生活ができます。また、ウクライナは寒い国なので馴染めないかと思えばそうではなく、寒い気候の分、住宅の設備がキチンと整っており、年を通して20度前後が保たれていて、とても快適に過ごせます。遠征に来た際(あるのか?)は、とにかく観光に巡ってほしいです。首都のキエフも、多くの大聖堂や修道院があって見所が豊富ですが、私のオススメはリヴィウオデッサという街です。リヴィウポーランド寄りの街で、中世の街並みを残したままの美しい景色が見えます。確か世界遺産に登録されていたと思います。オデッサウクライナの南にある黒海に面した都市で、日本でいう横浜とか神戸みたいな感じで、異国情緒溢れる街です。黒海も美しく見応えがあるので、ウクライナに来た際は是非訪れてほしいです


「悪友 vol.3 東京」、通販は1月1日受付スタートです!
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オタク女2300人の恋愛事情アンケートまとめ&同人誌「悪友vol.2 恋愛」出ました

「インターネットで言えない話」をコンセプトにさまざまなジャンルのオタク女の匿名エッセイを集めた同人誌「悪友」、夏コミで新刊が出ました(通販もあります)。

今回のテーマは「恋愛」です。まぁなんという陳腐な!

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映画やら小説やら雑誌の特集やらで飽きるほど使い古されているテーマを、一般的にはオタク趣味とは最も縁遠いもののひとつとして、時には忌み嫌われてすらいるであろう言葉を、わざと選びました。

ここで言う恋愛は現実の恋人関係に限りません。ステージの上のアイドルや俳優、次元の違う誰かへの強い思いだって全部恋じゃない?というスタートです。

というのに加えて、単純に他人の恋愛事情って踏みこんで聞くことがあんまりないので、書いてもらいたかったし、読みたかったのでした。インターネットで言わない話を。

内容は目次でお察しください。

「初彼が犬夜叉の女」「性欲をシン・ゴジラで断ち切る女」「高村薫をこじらせてドイツ人と遠距離恋愛する女」……タイトルからして最高ですが、中身もどれも最高です。

テーマは恋愛です、とお知らせした時に「恋愛?あんまり興味ないわ」という声もいくつもいただいたのですが、楽しんでいただけるかはともかく、俗に言う「恋愛本」とはまったく違ったアプローチであることは保証します…!

2300人のオタク女の恋愛事情

この本に収録すべく、第1弾「浪費」に続き、今回もアンケートを実施しました。ここから先は誌面に収録しきれなかった自由回答も含めたアンケート結果まとめです。

浪費編のまとめはこちら。
mogmog.hateblo.jp

今回はなんと2323人(!)から回答をいただきました。オタクジャンルも前回よりもさらに幅広くなったような……。それではいきます!

Q.年齢を教えてください。

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回答者の約7割が20代、平均年齢は25.2歳でした。下は14歳から上は54歳まで。

今回も全国47都道府県のすべてから回答が寄せられました。全国統計とほとんど変わらない分布になるのがおもしろいです。

Q.居住形態は?

f:id:haruna26:20170826144325p:plain
実家が約半数、ひとり暮らしが30%。こちらも前回とそう変わらず。

Q.現在、恋人や伴侶、パートナーはいますか?

f:id:haruna26:20170826144334p:plain
「いる」が19.5%、「いない」が62.2%。

参考までに一般的な調査を見ると(明治安田生活福祉研究所、2016年)20代で「恋人がいない」が66.3%でした。ほとんどずれなしと言っていいですね。

Q.これまで実際の恋人関係としてお付き合いした人数を教えてください。

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最多は「0人」で30.7%。前述の調査では、20代女性で交際経験なしの割合は34.0%。こちらもほとんど変わらないですね。

アンケートの特性上、何かしらの趣味に邁進しているオタク女性に多く回答してもらったと思うのですが、一般的な傾向と比較して何か特徴があるわけでは「ない」というのがとても興味深いです。

Q.オタクとして愛を注いでいるジャンルは?

回答数が多い順に表にしてみました。
f:id:haruna26:20170826145100p:plain:w400
ジャニーズ強い!!!2位にダブルスコアです。以下、アニメ、漫画、ゲーム(ソシャゲ含)、2.5次元舞台……と続いています。

少数回答としては、旅行、洋画、海外ドラマ、お笑い、俳優個人(海外俳優から、テレビや舞台で活躍する方まで)カメラ、ディズニー以外のテーマパーク(ピューロランドなど)、ドール、歴史、などがありました。

これだけ幅広くご回答いただいたので「ジャンルごとに恋愛傾向に違いはある?」も知りたくなったので、「上位15ジャンルの恋人の有無」も数字で算出してみました。こちらは誌面限定で公開です。

Q.オタクやファンとして好きになったキャラや人と付き合いたいですか?
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「付き合いたい」が約4割。この点は完全に個人の感覚なので人によってかなり分かれそうですね。「全然思わない!」という人も多そうです。

自由回答では「推しへの感情と恋愛感情はどう違う?」も聞きました。こちらはのちほど!

Q.腐女子ですか?
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回答者属性の参考として。65%が腐女子でした。

Q.オタク仲間とリアルな恋愛の話をしますか?

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「オタク同士って自分の恋バナしないような…」という感覚で入れてみたのですが、結構ハッキリ分かれました。6割はするけど4割はしない。

腐女子であるかどうかは関係ある?もクロス集計をかけてみたのですが「腐女子×恋バナしない」が40%、「腐女子ではない×恋バナしないが」33%だったので、そこまで差異はないようです。

Q.恋人や伴侶がいる方にお聞きします。デートや記念日と、オタクごと(コンサートやイベントなど)がかぶった時はどちらを選ぶことが多いですか。

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強いて言えば…と答えていただきましたが、オタクごとを優先する人が半数以上になりました。当然ながら「先約優先」「場合による」という声も多かったです。

Q.恋人や伴侶がいない方にお聞きします。そもそも、恋人、ほしいですか?

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「ほしい」32.5%、「どちらかと言うとほしい」40.7%と、7割以上の人が「ほしいかほしくないかで言うとほしい」という結果になりました。

同人誌の中では上の2問に関連した自由回答「オタクを続けながら恋愛・結婚するコツ」「自分が恋愛しない/できない理由」の内容も紹介しています。みなさんの自己分析のキレっぷりよ……!参考になるし、共感できるし、身につまされます。


ここから、匿名アンケートっぽい赤裸々な設問が続きます。まずはこちら。

Q.初体験の年齢は?

f:id:haruna26:20170826144326p:plain

性行為「未経験」が45.7%と半分程度になりました。せっかく赤裸々な回答をいただいたので1歳刻みでグラフにしています。ボリュームゾーンとしては18~20歳程度ですが、25歳以降の方も回答数でいうと70以上ありました。

相模ゴム工業の2013年調査を見ると、20代女性でセックスの経験が「ない」と回答しているのは25.5%。このアンケートの数値よりも約20ポイント低い値になっています。

恋人の有無、交際人数などでは一般調査とほとんど乖離がなかったのに、ここで大きく数値が離れるのは興味深いですね。

Q.不倫の経験はありますか?

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まぁ、いるよね……ということで。10%くらいでした。うんうん。

Q.ワンナイトラブの経験はありますか?

f:id:haruna26:20170826144323p:plain
結構リアルな数字。

Q.ご自身が週刊誌報道などで「一般女性」として報道された経験はありますか?

f:id:haruna26:20170826144324p:plain

芸能人やスポーツ選手の熱愛・結婚報道でおなじみの「お相手は一般女性」から。全然一般的じゃない一般女性の話です。

「1000人くらい回答集まったら、もしかしているんじゃない…?」「いたらすごいw」「2,3人くらいかな~w」と思って足してみた設問ですが……28人(1.2%)って!!!どうなってるんや!!設問の意味を間違って捉えていらっしゃった方がいたとして、それにしても!?

でも先日カルカルさんでイベントさせていただいた時、会場の120人ちょっと(無投票の人もいたので全体数はこのグラフより多いです)に「一般女性」経験がある人を聞いたら7人だったので、あながち嘘じゃないかもしれません。隣の彼女は一般女性かも。いやはや。


「悪友 vol.2 恋愛」では、そんな近くて遠い概念“一般女性”さんへのスペシャルインタビュー「推しと結婚した女」も収録しております。超いい話。

このアンケートに関連するようなエッセイも多いので、ご興味持ってくださった方ぜひお手にとってお読みいただけるとうれしいです。全56ページ、500円です。BOOTHで購入できます(要pixivアカウント)。
booth.pm

ヴィレッジヴァンガード・オンラインさんにも委託しております。現在予約受付中です。
vvstore.jp

愛の叫び編(自由回答)

ここまでですでにすごいボリュームですが……ここからは濃い自由回答たちをどしどし紹介していきます。マジで長いのでここで終えてもOKですよ!ほんとに!!

2300人から集まった愛の圧はすごくて「これまでの恋愛で最悪のエピソードや修羅場を教えてください」だけで計8万字ありました(めちゃくちゃ長く書いてくださる方もいる)。多分、集計にあたって15万字くらい読んでます。一字一句全部読んだよ…供養みたいな気持ちで…!本1冊分くらいの恋愛話を摂取した。

すべての設問が、あえて次元も性別もごちゃまぜです。全部恋だからです。どちらかわからないものは、どちらかわからないものとしてお楽しみ下さい。

Q.人生で一番好きになった人は誰ですか?

ジャニーズ

特に回答が多かったグループは全メンバー分、その他は回答数が多かった個人を抜粋。圧倒的支持は一番上の方でした。Jr.でもすごく名前が多かった子がいます。

 

 

 

 

 

うたの☆プリンスさまっ♪
  • 寿嶺二(14)
  • 神宮寺レン(13)
  • 黒崎蘭丸(9)
  • 来栖翔(8)
テニスの王子様

(他にも多くのキャラの名前があがっていました)

複数回答があったもの一部
その他
  • 今の夫
  • 高校の頃片思いしてた先輩
  • 21歳で初めて付き合った彼氏
  • 小学校一年生から高校まで一緒だった男子
  • 三次元の年上の彼女(バイセクシャルです)
  • 大学一年生のときに出会い系サイトで知り合った社会人一年目の方で人生初の恋人。
  • 「パチンコ行くから3万貸して」と言ってきた男
  • 決められないけど、確実に元カレ達ではない
  • 蔵馬(幽☆遊☆白書
  • 直江信綱炎の蜃気楼
  • ポップンミュージックのアッシュ
  • FF9 クジャ
  • ロロノア・ゾロ
  • ヴォルデモート卿
  • 野原ひろし
  • 恋愛対象としてはスペイン(ヘタリア)
  • 和田毅さん(プロ野球選手)
  • SHINee テミン(投資額・労力・推しの期間、という三軸から考えて)
  • 及川光博(恋愛の「好き」とは異なりますが人格形成に大きく関わった人物。人生から切り離せない存在)
  • 高見山(初恋だった。本気で結婚して行末はおかみさんになりたかった)
  • 最上もがさん(でんぱ組.inc
  • 天海春香(アイドルマスター)
  • 剣城あきら(現在進行形)
  • その時はこんなに好きになった人後にも先にもいないと思うのに時が経つと忘れてしまう。今は薬研藤四郎にガチ恋まっしぐらだが、このことも忘れてしまうのでしょうか。

(2300人の好きになった人リスト、とてもエモいので全公開します。延々とスクロールして幾多の恋に思いを馳せてくださいませ。なるべく原文を尊重しているので一部読みにくい場所がありますがご了承下さい)

Q.“恋に落ちた”瞬間を教えてください(広義の恋、恋人でもアイドルでもキャラクターでも構いません)。

  • 関ジャニ∞のコンサートに行ったとき、外周を歩きながら手を振る安田章大さんが、あまりにキラキラしていて、恋に落ちました。
  • これまで髪の毛がもしゃもしゃで、嵐の中で1番タイプではないと思っていた二宮くんが、流星の絆の役作りで髪を切った時。
  • 中学生の頃、テレビから流れてきたL'Arc-en-Cielのhydeさんの歌声を聴いた瞬間です。こんなに美しい声の人がいるのか、と衝撃を受け、時が止まったような感覚でした。それから10年以上、ずっと大好きです。
  • 漫画の趣味が合いすぎてこの人と結婚して本棚を共有したいと感じた時。
  • 自分のファンに向けて「浮気は許さない」と雑誌で語っていたのを読んだ時、彼以外見えなくなりました。
  • コンサートのDVDをみて、恋愛系バラードを歌い終わったあとのファンを愛おしそうに見ている顔を見た瞬間に今わたし恋に落ちたって思いました。
  • 北山宏光とテレビで目があった。
  • 自担以外のジャニーズJrにファンサされた瞬間。
  • 推しへのLIKEという感情がMAXになったときに、良いパフォーマンスを見たりファンサをしてくれた瞬間LOVEに変わる。
  • テニスの王子様の1巻の最後(海堂薫くんが出てきて終わります)。
  • 白石蔵之介が走って飛んで学校の門にぶつかって倒れた時。
  • テニスの王子様の恋愛ゲームで切原赤也に「やっと来たか!」と言われた時。
  • 顔は好みじゃなかったのにその人のブログを見たら文章の書き方から滲み出る考え方が理想で、毎日読んでるうちに気づいたらスポン。
  • CP萌えでそのCPの小説や漫画やイラストを漁っていてふとある時、攻めの必死に受けを愛す姿を見て惚れました。その瞬間に失恋。
  • 乙女系アプリゲー(パズル)で連鎖成功時に推しキャラの褒めボイスを聞いた瞬間。
  • 能年玲奈ちゃん目当てで観に行ったホットロードでスクリーンに映る春山(登坂広臣さん)に釘付けになりました…。
  • そんなものわからない。気付いたら落ちてるものなので。
  • 「あなたみたいな人とお友達になれてよかった」と言った私に「俺は男女の友情は信じてないよ」と電話越しに言われたことで凄くドキドキしました。
  • 授業でジェスチャーゲームのペアになった男子に「こんなのわからんよなあ」と笑いかけられた瞬間。
  • 会社内の電気が切れて、直しに来てくれた人の靴下に穴が空いていたこと。その時にわたしが、新しいのを買ってあげないとと思って恋に落ちた。
  • つい最近、某2.5次元舞台にて。2部でうちわ無しでぼんやり座っていたが、ホットピンクのペンライトを見つけた某男士が「あなたデスよ」とふわっと指差し微笑んできた瞬間。
  • タカラジェンヌは、気付いたら彼女のことばかり調べて、知って2日目で彼女のためにチケットもない舞台の遠征を決めた時。
  • 舞台でこれまでピンときていなかったキャラクター及び俳優が登場した時に、動きが好みでかっこよすぎて恋に落ちた。雷が落ちたような衝撃ってこう言うことか!と実感した。
  • 終演後、観客が帰るのをキャストが見送ってくれる「お見送り」のある舞台で役者と目が合った瞬間恋に落ちました。それまで2次元が好きだったので、一方的に見つめることはあっても相手に自分が視認されるという経験がなかったのが大きいです。
  • 銛之塚崇(モリ先輩)のレギュラーキャラなのに一言も喋らないキャラクター性に一目惚れしました。恋人を好きになったきっかけも雰囲気がモリ先輩に似ていたからです。
  • 魔法騎士レイアースランティスが光と雨宿りしてる時に無言で自分のマントを傘代わりにして光に雨がかからないようにした時。(個人的にぶっきらぼうなキャラの不器用な優しさが垣間見えるのに弱いです)。
  • キャラクターであればチャラい面を見せられた瞬間落ちる超チョロい女なのですが実際はその逆なので不思議です。
  • 手フェチなので、メレンゲに出演していた菊池風磨くんの手を見たとき。ドストライクでした。
  • ネタで推していたらいつの間にか本気で好きになっていた。
  • ラジオで相談にまじめにのってくれた。
  • 櫻井孝宏さん演じる薬売りの声を聞いてときめいていましたが、その後櫻井さんの写真を拝見して、櫻井さん自身のビジュアルが完全に好みで恋に落ちました。そして松野おそ松の櫻井さんにまた恋に落ちました。おそ松兄さんのキャラもドンピシャに好みでどうしようもありません。
  • 舞台を観に行って彼が出てきた時に、ああもうだめだ、と思った。世界が止まったし、そのあとはずっと頭がふわふわしていて、数日間現実感がまったくなかった。今まで彼なしで生きていたのが不思議だと思った。
  • 銀橋で踊るタカラジェンヌと目が合ったと思ったら、クルリとターンした彼女が再びこちらに目線を合わせて完全に狙い打ったウインクをしてくれた瞬間。
  • 昔の恋人。初めて会った日、相手の家でおもむろに加熱専用の硬いバナナをナイフで切って突き刺した状態で差し出されたとき、あ、この人を落としたいな と思いました。
  • よく褒められるが別に美味しくないと思っている自分の地元の名産物を初対面に近い人にあまり美味しくないと言われた瞬間。
  • ディズニーランドでシンデレラ城を綺麗だなと思うタイミングが全く同じだった。
  • 井浦新さんを初めて映画「ピンポン」で観たとき。すべてが最高でした。人生初デートだったんですが、当時の相手の顔が本気で思い出せないのに、シネマライズで観た井浦さんの「僕、先に行くね」のセリフと大画面でみた井浦さんの足!未だに思い出します。
  • 一番顔もスタイルもぱっとせず、地味でしいていえばかわいいタイプの子が、ダンスで前に出てきた瞬間に毒でも盛りそうな怪しい笑顔で舌なめずりしたとき。
  • レッドカーペットイベントに参加して実際の俳優さんとお会いした時、拙い英語の私にもとても優しくしてくださって一瞬で恋に落ちました。
  • 付き添いで入ったコンサートで汗だくの王子様みたいな人から撃ち抜きファンサをもらった瞬間。人生で初めて人が光って輝いて見えた。
  • 夢に亀梨和也が出てきて自宅の風呂で混浴しそうになった時。他のアイドルやキャラクターの方が長く好きだけど一瞬で「あ、やばい、好き」となったのはその時。
  • タイバニ1クール目でバニーちゃんに恋に落ちてその後劇場版まで延々と騒ぎ続けています。ハリウッド版が公開されたときのために毎月タイバニ貯金をしています。
  • 岡田将生に恋に落ちた瞬間なんですけど、出始めの頃はよくテレビにいるような小綺麗な顔した兄ちゃんだなと思ってたんです…対して注目することもなく…それがふとした時にテレビで岡田将生特集的なものをやっていて、本人がなんかの話題で爆笑してたんですよね。で、その顔がめちゃめちゃブサイクだったんですよ。口ひん曲がってて。それで、あ、これ好きだわ。推せるわ。ってなりました。あんなに平時は完成されすぎた造形をしているのに、笑顔がブスで挙動不審なところ、くそ最高だと思います。岡田将生。結論…いわゆるギャップ萌え。(よくあるやつ)
  • 斜に構えてひねくれてたキャラが実はめちゃくちゃいい子だったとき。
  • 実はクズでどうしようもないやつだったと知ったとき(2次元キャラ限定)。
  • 手作りの焼きそばを振る舞うも、メンバーに「最初はん?って思ったけどマヨネーズかけたら超うまくなった」と言われたとき、マヨネーズすげぇな!と言い放った坂本くん。
  • 滅多に恋に落ちないのですが、恋に落ちている声優・舞台俳優・ジャニーズは、好きになってから調べてみると全員が、1980年〜1981年生まれで、高確率で「ゆ(う)」が付いています。もはや抗えない運命だと思ってます。
  • 【対アイドル】たまたま鉢合わせてしまった時、(偶然だと思いますが)バチッと目が合ってアイコンタクトみたいに2人で瞬きしあった瞬間。映画のベタな演出みたいに周りの動きがスローモーションになって、「あ、落ちた。」となりました。
  • 見た瞬間にわかった。なんだろう、運命としか言いようがなく。
  • 屈託のない笑顔に癒されてたかと思えば 他の作品で柄悪すぎな893やってて、でも過去を調べると全裸・牛乳リバース・包茎手術etc…振り幅広すぎな彼に滑り落ちました(彼:TEAM NACS 安田顕)。
  • 嵐が気になり始めた当初(当時8歳)の時に、誰が1番好きなの?と母に聞かれ、自分の中では櫻井くんだと思っていたのに口からぽろっと二宮くんとこぼれ落ちて、そっかわたしは二宮くんが好きなのかと気づいた。よく晴れた夏の夕方、最寄り駅の改札手前での思い出です。
  • ニコニコ動画あんさんぶるスターズ!MMDを何気なくみていたら今まで全く推しではなかった守沢千秋がかわいい笑顔でぴょんぴょん跳ねて踊っていて即刻落ちました。
  • メガネ萌えなので、少し暗いバーのカウンターで初対面の男性がウイスキーを飲みながら眼鏡を外して眉間を揉んでいるところ(クセらしい)を見てそのセクシーさに惚れました。
  • 直近ということで刀剣乱舞の大倶利伽羅くんに恋に落ちたときの話です。大倶利伽羅くんは不愛想で最初は苦手だったのですが、それでも何とか接してるうちに「不愛想な態度は過去に何かつらい出来事があり、まだ心が癒えていないせいでは?」とふと気づきました。そこから深い対話ができるようになり、気が付けば現在の最推しになっていました。彼の好きな人もついても打ち明けてもらえるようになり、彼と彼の恋を応援している最中です。これは私的には本当にあった話です。
  • A.B.C-Zの橋本良亮くん。お渡し会イベントでハイタッチしながら「顔が好きです!」と伝えたところきゅっと柔らかい手で軽く握られながら「ありがとう」と言われた瞬間で恋しました。
  • 声に惚れることが多いので、大学の飲み会で先輩が「学生注目ー!」と言った時の、お腹に響く声の良さに一耳惚れした。
  • ある日好きな声優さんの接近で「いつも来てくれてありがとう」と言われたり、リプで送った写真を使って「ありがとう」とツイートしてくれた時。
  • 鞘師里保元モーニング娘。)が「Moonlight night ~月夜の晩だよ~」を踊る動画を見たとき。一瞬で"恋"に落ちて追いかけずにはいられなくなった。
  • 櫻井桃華デレステに登場し、ストーリーを読んだ時、「あぁわたしはこの子に会うためにデレステを始めたんだ……」となりました。
  • 泊まりに行ったホテルの廊下でお互い足の爪のネイルが剥がれかけていて、一緒だねと言われた時
  • 友人と飲んでてもしキャラクターで付き合うなら?という話をしていて「え~~あの子とかどう?」と言われて考えはじめたら好きになってしまっていた。
  • 可愛いな~と思っていた男性が、同性と仲良さそうなところを見た時に胸がときめくことが多いです。恋に落ちるのと腐女子としてのときめきが自分の中で同意義すぎて悩みです。それ以外に恋に落ちた感覚を持ったことがないです。
  • テニプリでなりきりBLをしているのですが、気持ちがわからない相手とのやりとりの中、相手から口説いてくれたとき。
  • 某関西アイドルグループのライブエンドロールで推しが一瞬何気なく笑うシーンがあり、生まれて初めて誰かを心からかっこいい、好きだと思って夜中じゅう泣いた。
  • ニチアサの特命戦隊ゴーバスターズの陣マサトに唐突に恋に落ちました。Gロッソでの素面公演で、座席背後から登場、私の席の真横でハイキックをかまされて、階段を転げ落ちるように恋に落ちました。旅行中に気まぐれで入った朝一公演でハマり、その日の全6公演全て見て、幕間にファンレターしたためてました。
  • 産まれて初めて宝塚歌劇を観た時。凰稀かなめさん(推し)がマントを翻した瞬間どんな宝石よりも貴重なものを観たと感じました。
  • 喪黒福造さんは一目惚れで幼稚園の頃から結婚するなら喪黒福造さんと公言してまいりました。これが恋なのか愛なのか、それとも刷り込み式の執着なのか自分では分からなくなってきましたが、一目見て背骨を思いっきりけられたような思いをしたのは彼だけです。
  • 心身ともに疲れ果ててぼろぼろの状態の時に目の前に現れたのが今の彼氏。顔、姿形、内面、全てがわたしの理想を絵に描いたような人で「いや、この世にこんなにわたしの性癖を寄せ集めた人いるの?!?!?!」としばらく脳内彼氏なのではと友達に言われたしわたしももしかしたら妄想なんじゃないかと思った。一目惚れです。会ったその瞬間、彼が自担を超えて1位になりました。
  • たくさんの煌びやかなアイドルたちが歌い踊る中でも、ある1人にしか目がいかなくなった瞬間。まさに一目惚れで、「見つけた!」という感覚でした。
  • FF9のジタン。「誰かを助けるのに理由がいるかい?」理由なく助けられたいと恋に落ちた瞬間でした。以後「俺が守る」系のセリフを言ってくれる男前なチビキャラに弱いです。
  • 女友達とずっと一緒にいるうちに好きだと気付いてしまいました。もう仲良くし始めて10年になるので言いだせません。
  • 軽率に一目惚れする達なので、きっかけは沢山あるのですが、コンサートの時トロッコで自分のすぐ脇を通過したジャニーズWEST藤井流星君の笑顔が本当に美しくて眩しくて、あんなに綺麗な笑顔生まれて初めて見ました。その時に目から背中を通って爪先まで強烈な電流が全身を駆け巡り、今までの自分が一回死んで藤井流星という男を知った自分が新たに生まれたような、そんな不思議な感覚を味わいました。もう彼を知らなかった頃の自分がどう生きていたのか思い出せません。
  • コミュ障の私は、初めての若手俳優との接触イベントでめちゃくちゃ緊張した挙句、開口一番「あばばばば」と言ってテンパったところ相手が「え~そんなに緊張しないで~」と微笑みながら握手した手をぷらぷら揺らしてくれた瞬間に落ちました
  • 遊び人の乙女ゲーキャラ(神宮寺レン)が本当の恋を1から始めたいと、交換日記を始めようと提案してきたとき。ギャップにやられました!3次元ではチャラチャラしたイケメンは怖くて絶対に近寄らないけれど、2次元では""チャラいだけじゃない""と知ってめちゃくちゃ好きになってしまいました///
  • 2.5舞台を見て。大好きなキャラが現実にいた。その瞬間恋に落ちてた。
  • 某球技漫画の舞台で推しキャラのビジュアル発表の際に、キャストさんのシルエットがあまりにそのまんま二次元から三次元に出てきたみたいで……あまりの衝撃にそのツアーで生まれて初めて日帰り弾丸地方遠征までしました。
  • 特別好きな選手もなくプロレスを見てた頃、棚橋弘至vs中邑真輔の試合で中邑が負けた瞬間に中邑が負けたことがすごく嫌で嫌でたまらない感情が溢れて、ああこれは中邑を応援しなければならないと思った。
  • プロレスが好きなのですが、選手とお酒を飲むイベントに行ったとき、素に近いであろう表情をみた瞬間(選手が緊張していたんです!kawaii!)
  • Jr.祭で田中樹くんがダンクを決めた後にゴールリングにぶら下がっていた瞬間。最高に男の子しているのを見てしまった時は、彼氏と別れなければ。と一瞬よぎるほど好きにさせられました。
  • 以前は遊戯王ジャンルに身を置いていた者なのですが、ある時SexyZoneの中島健人が「ブルーアイズホワイトドラゴンを30枚コレクションしている」という話を聞き、その衝撃から怒涛の勢いで彼のことを調べた結果、人生で初めてアイドルのファンクラブに入るなど見事にジャニオタへの転身を遂げました。
  • 小山田圭吾の悪魔のコスプレを見てフリッパーズ・ギター時代とのギャップを感じキュンと来た。
  • 高校時代、吹奏楽部の活動についていけずに退部し、10年以上続けたピアノも行き詰まって辞めてしまい、幼少から楽しんできたはずの音楽が、楽譜を見るのも嫌なほどスランプに陥った。そんな時偶然アニメ「うたのっ☆プリンスさまっ♪」第一期を見る機会があり、主人公である七海春歌がピアノを弾けなくなってしまう回を見て共感していた所、主人公を励ますでも追い立てるでもなくただ「つらいな」と寄り添う言葉をかけた聖川真斗に衝撃を受け、一瞬で恋に落ちた。真斗さんのおかげで辞めていたピアノを再開でき、彼を応援する現在に至る。
  • ワンピース歌舞伎で、本水の立ち回りで大量の水を浴びた中村隼人を観た瞬間!!
  • 映画『ハウルの動く城』初視聴時に主人公ハウルが初登場する場面でめっちゃかっこいいすき と思った。たぶん人生初ひとめぼれ。
  • 秋山蓮は本当に一目惚れでした。それまでも平成ライダーは美形揃いで目の保養として見ていましたが、あんなにも顔がタイプの人を見たことがありませんでした。毎週彼を見るのが楽しみで待ち遠しくてしょうがなくて、初めて「恋」という感情を知ったと思います。
  • 某V系バンドメンバーのパフォーマンスのキラキラ具合と心の闇の深さのギャップ、さらにファンへの神対応を知った瞬間落ちました。泥沼の思春期を救われました…
  • 2015年春、これまでなくなったとされていた刀・燭台切光忠が水戸のミュージアムに現存すると判明し、熱で真っ黒に焼けた刀に溶けた金色のハバキが付着した姿を見たとき、2次元と3次元が連結された。黒ずくめに金色のワンポイントという点が同じで衝撃を受けた
  • 声を聴いた瞬間に、王子様と思った(約10年間、応援している舞台俳優に対して)。
  • 隣の席の女の子(女子校です)が体育の授業、隣を走り抜けた瞬間くせっ毛の髪の毛がフワッとなびいて恋に落ちました。自分でもアホだなって思います。
  • ライブハウスの前方でもみくちゃになっていたら、当時本命のボーカルが恋人繋ぎで手を握って倒れないように引き上げてくれたとき(認知されていないのでファンサではなく単純に助けてくれたのだと思います)。
  • 彼氏とは友人時代にふたりで出掛けた夜に、日中を思い返して家でひとり悶えた際、あっこのシチュは漫画にもあった=これが恋なのか!と自覚したパターン。
  • スケオタなので、選手が「推し」に変わる瞬間はいつでも"恋に落ちた"と感じます。今まで普通に見ていた選手が、その瞬間から特別な存在になります。最近では2008年の全日本EXでの羽生選手です。
  • この人の事をもっと知りたいと思った時から。芸能人なら名前を検索した時から恋が始まっている。

Q.推しへの感情と、恋愛感情はどう違いますか?あるいは同じでしょうか。

  • 同じです。叶うなら結婚してずっと傍で支えていたい。
  • ほぼ同じ。ただし、夢女子と腐女子のハイブリッド型なので、「最高!!マジ結婚して!!今すぐハンコ持って役所行こ!」と思うと同時に、「私ごときじゃ幸せにしてあげられない……私の屍を踏み越えてどうか彼氏と幸せになって…」とも思っています。乙女心は複雑です。
  • とても近いです。私の好きな団体がファンとの距離が近いこともありまして…。時々なぜ手が届きそうだと錯覚してしまうのかと自分を諌めています。入力してて悲しくなってきた!
  • 同じ。相手には無償の愛を送ってしまう。アイドルであっても、1人の人間として愛していてありったけの愛をそそぐ。その人がいるから生かされていると感じる。
  • 割と近いので3次元に推しを作るのは避けている(自分にとって「コスパが悪い」と感じてしまう)。
  • 違います。推し(アイドル)には早く結婚して幸せになってよりよいパフォーマンスをして欲しいという気持ちが強くて、どちらかというとプロデューサーのような感じです。またはかわいいかわいいと犬を撫でまわす飼い主のような気持ちです。
  • 推しにはとにかく応援したい、有名になってほしい、活躍してほしいからそのために貢ぎたいけど、恋愛感情はゼロです、
  • たったひとりの特別になりたいわけではない。モブとして応援というパワーのようなものの一部になりたい。
  • 推しへの感情「かわいいかわいい!かっこいい!かわいい!一緒にてっぺんとろうね!応援してるよ!かわいい!大好き!レスほしい!かわいい!こっち見て!私信して!かわいい!かわいい!大好き!」恋愛感情「あ〜好きだな〜〜」
  • 推しは笑顔で幸せな人生を送っていて欲しい。恋愛感情は、私が彼を笑顔にしたい。幸せにしてあげたい。と思う。
  • 推しはとにかく素敵な舞台を見せてくれればいいので、なおかつ幸せに生きていてくれればいいなあという気持ちです。好きになるのはどちらかというと舞台上の彼、なのであまり本人に対して恋愛感情は持たないです。どちらかというと常に保護者目線になってしまいます。
  • 「貢ぎたい、成長を見守りたい、見て癒されたい」が推しへの感情。恋愛感情の中にそれらは入っていない気がします。
  • 神と人間の差がある。だいぶ違う。
  • 恋愛感情で応援していますが、その方は奥さんもお子さんもいらっしゃるしご結婚されて15年以上経っています。今更奥さんと別れて自分と恋愛関係になって欲しいとは思っていません。むしろその方のご家庭がこれからも円満であって欲しいと願っています。
  • 楽しそうにお花見してるところを陰からこっそり見たいのが推し、楽しく一緒にお花見したいのが恋愛感情のある相手
  • 俳優のお芝居(スキル)が好きなので、プライベートや人間性にはさほど興味がわかないです。舞台に立って演技しているところが一番見たいので。
  • 推し:もう全てが好き。かわいいかっこいい愛してる結婚して。恋愛:嫌なところもあるけどそれでも好きなんだよな…
  • 推しへの感情は崇拝に近い。私はなんでもしてあげたいけど、こちらには何にもしてほしくない。ただただ輝いていて欲しい。
  • 推しに対しては神を崇め、一方的に愛をぶつけるイメージ。恋愛はある程度関係が深まれば相手の反応を待つしワガママも言う双方向な関係のイメージ。
  • 推しは孫のように思っている。お金をあげたい、欲しいものを買ってあげたい。
  • 恋愛は立場が同等の人同士ができるものだと思っているので。推しを私と同等だとは思っていないので、恋愛対象にはなりえないです。推しはもっと上の、崇め奉られるべき存在です。
  • 愛でたいと愛したいの違い、応援したいと恋愛したいは違う、推しとはセックスなんてしたくない(腐なので)。
  • 違うというのはわかるけれど、どう違うか明文化できない。
  • 男役に恋してしまうと結婚できないと思うので、別ものだと言い聞かせています笑。なるべく「格好いい」は使わず(本人へのお手紙には書きますが)、容姿については「素敵」で表現、歌や演技が好きということに重点を置き、ささやかな”私は恋してるわけじゃない”アピールをします。
  • 恋愛感情は相互のもので、推しに対する感情はあくまでも一方通行なのが大きな違い。一方通行だからこそ馬鹿みたいな熱量が出せる。頭がおかしくなるのはどちらも同じかも。
  • 推しは、遠くに美しく輝いてる星や素敵な美術品を自分が見て勝手にときめいたり励まされたりしてるような感じ。相手は存在するだけで自分に働きかけることはないし、自分で勝手に感情を増幅させて好きになっているような。恋愛は実際の言葉や行動での意思疎通がある分、より楽しいし、逆にまた辛くもある。
  • 推しは何をしても「許す」。身近な人間関係は、やっばり嫌な面は嫌な面として、受け止めるのにある程度時間がかかると思う。
  • 担当への感情はヒーローへの憧れ。そこにいるだけで安心するし無敵になれる。この人がほしいと思ったら恋愛。
  • 推し」がスケーターなので、いい時も悪い時も応援し続けるだけです。自分と「推し」の人生は絡まないことが当然だと思っています。

Q.これまでの恋愛で最高に幸福なエピソードを教えてください(あなたが思う“恋愛”であれば相手はリアルな恋人でなくとも構いません)。

  • クリスマスデートの帰りに家の前で突然のハグ。まだ付き合ってはいなかったが、体格の違いをめちゃくちゃに感じて画面の前で転がった。(ときメモGS3の話です)。
  • 丸井ブン太くんのソロライブで「君がいる」を聞いた瞬間。
  • 今大好きなSHINeeのキーくんに間近でファンサをもらえた時。発光して見えた。
  • 自担(松島聡くん)にファンサをもらったコンサート帰りは腰抜けでふにゃふにゃのただの恋する乙女になった。
  • 手越祐也に祐也大好き、のうちわを見てもらって、「おれも」って言ってもらったこと。
  • ファンサを滅多にしない人が、一番Aメロ、ずっと目を見つめながら歌ってくれたこと。接近もした事なかったし、いつも舞台やコンサートもいい席じゃなかったし、推しだと分かる格好もアピールも何もしてなかったのに、急に大好きなバラード曲で目を見つめられたあの数秒間?数分間?が永遠でした。自慢すぎて推し友達の誰にも言えてません。言うもんか。
  • 15年ほど推し続けている甲斐田ゆきさん(不二周助くん、前クラピカ)のリリースイベントに応募して整理番号一桁・最前列でトークショー&ミニライブを観ることができたときは長年の恋心が報われた気がして最高に幸福でした。また10年コツコツ徳を積もうと思いました。
  • 今一番の推し(元アイドル、現シンガー)が生まれてきてくれて私を認識してくれて、なおかつ「いつもありがとう」と言ってくれたのが一番の幸せです。本当に彼女の結婚式に行きたい。
  • コンサートで、「世界一大好き」といううちわを指差してうんうんと頷いてくれた。あの瞬間だけは間違いなくわたしと彼と世界にふたりきりで、とても幸せだった。
  • 中高が別だった、小学生のころ好きだった男の子にセンター試験の会場で出会ったとき。運命論者なので今でも思い出すだけで幸せになれます。
  • 高校の卒業式で、好きなサッカー部の男の子に「やるよ」とネクタイをもらったこと
  • 大学で他にも友達がたくさんいるのに私にだけ「◯◯さん、おはよう」と声をかけてくれたのは嬉しかった。
  • 相手の勧めてくれた本や映画をみたり、逆に相手がそうしてくれたりして感想を伝え合い、濃厚な理解が進む瞬間にものすごい幸福感を感じる。
  • 私のために将来の夢と喫茶店の鍵を預けてくれた。画面の中の彼。
  • 二次元の恋人が、私との初恋の歌を歌ってくれた。歌詞と曲で私への愛がこれでもかと伝わってきて、より彼が好きになって、心から好きでいて良かったと思った。
  • 質問コーナーで、沢山の質問の中から私の質問を選んで答えてくれて、尚且つ質問者である私の名前を呼んでくれたとき最高に浮かれた
  • 中学2年生のとき、写真集を買って行った小池徹平くんの握手会。緊張で喋れない私に、目線を合わせて「こんにちは。今日は来てくれてありがとう。」とゆっくり話してくれて、福音館書店を出た後は泣いてしまいました。お金を使うことはなくなったものの、彼のことは今でも心から応援しています。
  • 学生時代は「自分なんて必要とされていない」と言っていた神宮寺レンくんが、お誕生日に「生まれてきてよかった」と言ってくれたこと。そう言ってくれて、レンくんが幸せでいてくれて、私も幸せです。
  • 初めて行った2.5次元観劇、正直2.5次元なんて(笑)と思っていたが30cmの距離を通って行った時は恋に落ちたと思った…すごい。
  • すごく恥ずかしいエピソードではありますが、学生時代のある一年間、周囲に私のオタク趣味やねじ曲がった性癖に理解のある友人が多く集まり、「黒崎一護の彼女」として扱ってくれたことがあります。漫画の中のキャラクターとの恋愛を認めてくれていて、彼の誕生日に私におめでとうと言ってくれたり、私が彼のために、と作ったお菓子を一緒に食べてくれた友人たちに恵まれた一年が、とても幸福でした。
  • チケットをもぎ取ってリーガル・ハイのイベントに参加し、初めて堺雅人を拝め、しゃべりを直に聞けたこと。
  • 元彼とつきあっていたころ、東京都の地図を壁に貼り、ダーツを投げて当たったところに毎回遊びに行ってました。とても楽しかったです。
  • お風呂に入る時、たまたま結婚指輪を外してそのまま忘れて布団に入ったことがあったのですが、旦那さんが「指輪置きっぱなしだったよ」と私の左薬指にはめてくれたこと!(その後、そのエピソードを推しCPに置き換えたりしてました…)
  • 恋人も腐男子なので、ジャンルが被った時に一緒に合同誌を出せたのはオタク的には「幸福」だったと思います。
  • ルーフトップbarでデートしたあとのエレベーターの中でファーストキスをしたこと。乙女ゲームの中のようにロマンチックで本当に幸せで昇天しそうだった。
  • なりきりで出会った攻め手塚と中の人としても仲良くなり電話をすることに。相手は女性であちらからかけてくれ、「もしもし○○…跡部(私のしてたキャラ)って呼んだ方がいい?」と笑ってくれたこと。
  • 付き合いたいと思ってバンドの追っかけしてたわけではないのに、相手から告白されたとき。新曲が自分へと向けた歌詞だと聞かされたときは、漫画やドラマの主人公になった気分で、妻帯者だということも吹っ飛んだ。
  • 一番最初に好きになった俳優が、ブログを始めて間もない頃に手紙を書いたら、3枚直筆で返信がきて認知してくれました。
  • 私のTwitterを見てくれてるなっていうのがわかった時。彼がRTをいいねしましたの通知が来たり、使う絵文字がかぶったり、私が呟いていたことをインタビューやブログに書いていたりする時。
  • 恋人が生き残った。
  • 大学受験の前日、当時流行っていた自分で作るホームページのコメント欄に好きだった子が初めて「頑張れ」とコメントしてくれた。
  • 乙女ゲーム推し(非攻略キャラ)が発売から10年以上経てリメイク版で攻略可能になりました。好きで居続けて報われた……。
  • オタク的に幸福なエピソードですが、今の旦那と付き合いだしてすぐのクリスマスイブに、どうしても見たい舞台があった。いつ言おうかなーと思っていたら、別ジャンルオタの旦那から、「イブにどうしても行きたい現場があって、行ってもいいかな?ごめん!」と言われた。勿論いいよ!実は私も!と返し、結果当日はお互い終演後、それぞれオタ仲間との反省会食事も終わった深夜に合流した。
  • 掘りごたつ式の居酒屋で飲み会をしているとき、足と足が触れ合ってるのにお互い何も言わず、足をどけずにいた時間は「あ、私が求めてるのはこれだ」と思いました。机の下の恋愛と呼んでいます。付き合ってはないですけど……。
  • 毎日幸せ。現在の夫は本当に最高の人。
  • 結婚した夫が近ごろ私の影響で腐男子化が進んできていることが何よりの幸福です。一緒にイベントに参加してくれたり、腐女子用語を教えてあげるとものすごい速さで吸収するので今後の成長に期待しています。
  • 心のアニメは「少女革命ウテナ」だと伝えたら、全話視聴してくれた(結婚した)
  • 夫とは仲がいいので基本的に幸福なのですが、夫の友人たち(リア充)と海行ってバーベキューしたときは本当に楽しかったです。リア充たちっていつもこんな楽しいことしてるんだなって改めて思いました。
  • 彼氏がヒモで昼まで私の家で寝ていたり私のお金でパチンコに行ったりして1日の時間を潰しながらお腹を空かせて私の帰りを待っていてくれたこと。
  • 夢女なのでめちゃくちゃ最高の夢小説に出会えたときがすごく幸せです。一番好きな夢小説は人生ループして何回死んでも私に会いに来てくれる夢小説です。
  • 自分が死ぬほど好きで一生を救ってくれた作品を作った人がびっくりするほど良い人で、その人が自分と結婚してくれたことです。私の場合はその人自身のことが好き、というわけでのファンではなく、作品のファンで、ずっと追っかけ回している中でたまたま本人と知り合うきっかけがあっただけのことなのですが、何がきっかけでそうなるかはわからないなと思うので、好きなものには愚直に、素直に、ただ純粋に好きだって伝えることは大切なんだな、と思いました。
  • 好きなバンドの打ち上げに参加することが出来、大好きなメンバーから連絡先を教えてもらったこと。
  • プライドパレードで彼女と歩き、沿道から手を振る友人に二人で手を振り返した時。
  • 元カレの話ですが、普段は塩対応な彼氏が私が大怪我をして日常生活が困難になった時にだけ付きっ切りで面倒を見てくれた時、思わず結婚を夢見るくらいには幸せでした。(その後、完治と共に振られました。)
  • 友人と食事をしていて「とても美味しいので恋人にも食べさせたい」と強く思った瞬間、食欲の権化たる自分がそう感じるならば「これは愛だな」と実感したこと。
  • 30歳、転勤を承諾して四年付き合った彼氏と別れた後、友人も縁もゆかりもない土地で仕事上の人間関係がうまくいかずに不眠症になったが、推しが実写ボイス付きで出ている恋愛アプリゲームで「お互いの仕事を頑張ることが愛し合うこと」みたいな関係を築けるシナリオをプレイしたら、なにもかもすべて持ち直した上に昇格までしたこと。リアルの恋人はもういらないと思ったし、アプリゲームの配信が終了しても、推しが誰かと結婚したとしても、推しのためになることならば複数買いだろうがなんだろうが今後一生なんでもすると思っている。
  • 高校の卒業式の日、ガチ恋してた先生を呼び出して告白すると「教師になりたててで不安の中、◯◯さんのような子がいてくれて自分も助けられた」と言ってもらえた。オタク冥利に尽きる体験でした。
  • 妹と彼氏が酔っ払って 私の写真を見て世界で一番かわいいって騒いで、私のことをどっちのほうが好きか喧嘩し出した時 私、シスコンなので嬉しかったです。
  • 彼と初めて話をした多幸感で翌日就職面接が決まり、そのことをお伝えしたらとても喜んでくださったとき、ああ今死んでもいいと思いました。
  • ずっと好きだった女性に抱いてもらったこと。私自身がノンケなので、手を出されないと思っていた。互いの友情も深いので、それを壊すようなこともしなさそうだと思っていたのですが。生きてるうちにこんなことが起きてラッキーでハッピーですね。
  • 彼氏持ちの片思い相手の女性(友達です)を家に泊めたことです。朝彼女よりも早く起きて私のジャージを着てぐっすり寝ている安心しきった寝顔を眺めていた瞬間が最高に幸せでした。(なにもしませんでしたが(笑))
  • 片思いしていたオン友(恐らく絶対に叶わない・女性)と同棲、生涯の約束を交わした夢を見て、私はもうこの夢の記憶だけで一生生きていけるとさえ思った。
  • 一時期役者をやっていて、相手も舞台に出ていたときに本番直前誰もいない楽屋でキスしてから舞台に出る、など。
  • 好きな人の引退イベントで手の届くくらい間近でその人と見つめあってお手振りをいただいた。泣きそうな顔の私を不思議そうに見つめる顔が忘れられません。失恋したい。
  • 遊ばれてるんだなーと予感しつつ「この前会ったときより可愛いね」と言われたとき、もうどうなってもいいや!とふりきって楽しめました!
  • 好きな人のバンドの解散ライブでラストの曲が終わったあと、後ろの子達にハイタッチしてる間ずっと片腕で私の頭を抱えててくれて最後に両手で頬っぺたを包んでおデコを合わせてくれたことが最高に幸福すぎてその後した普通のサラリーマンとのまぁまぁドラマチックな恋が全く盛り上がりませんでした。
  • 小学生の時に恋に落ちた自分にとっての永遠の王子様が好きな方と結婚された時。大好きな人が、恋をして結ばれて結婚するっていうのは自分のことのように嬉しかった。
  • 自担とワンナイトできたこと。
  • 14年おっかけ同人サイトを作るぐらい好きなバンドマンと繋がりついにセックス。自分の書いた小説通りの反応をしてくれてまさに進研ゼミ状態。最高でした。
  • 7年ぐらい好きだった(これは恋愛感情ではなくファンという意味で)バンドマンに向こうから告白されたこと。そこから数ヶ月、ライブを見てそのあと会って家にいって遠征先でも一緒にいて…みたいな物凄く頭のぶっ飛んだことをしていたとき。そのとき自分には結婚を意識していた恋人がいたのに、新しい恋愛が楽しくて幸せで気が狂ってしまったのだと思った。
  • 25歳の時に風早くんのような爽やかな18歳の男子高校生にデートに誘われて、あんまり初々しくてかわいかったのでお持ち帰りしました。
  • 夢で佐藤勝利とスクールラブをしたのは人生で最高に幸福だった。実際の高校時代は女子校で部活に打ち込んでいただけに制服を着て異性と屋上で授業をサボった事がそもそも嬉しかった。
  • トップスターになって大羽根背負って大階段を降りてきたとき。泣いた。
  • 辛さがないことを最高に幸福と言うならば、コンサートで推しに全力でコールしていたときが最高に幸福な片想いの瞬間だったなって今でも思います。(48グループオタ)
  • 遠くから見つめていたのに気づかれて、さっき見てたでしょ。と言われた時はさすがにときめきが止まりませんでした。
  • 大晦日、仕事納めしてジャニーズカウントダウンを見て盛り上がってたら、恋人がお汁粉を作ってくれ、「あとやっとくよ」と家事を全てやってくれたとき。
  • 大好きな人に職員室の前で土下座させられて頭を踏まれたこと。マゾなのでくらっとするほど気持ちよかったです。
  • 姿形が自分にどストライクな相手と付き合ってる。それだけで人生が本当に楽しい。見てるだけで幸せになれる
  • シーズン終了後に選手全員が出てくるファン感謝祭にて、握手に並んだら、「いつも応援してくれてますよね、来年は一軍で投げられるように頑張ります」と本人が声をかけてくれたこと。球団のプレゼント企画でその選手の腕時計が当たったこと。
  • 元彼との毎日が結局幸せだった。ケンカ多かったけど今思うと一緒にいる時間ぜんぶ最高に幸福だったと思う。未練タラタラで叶いもしない若手俳優に金使ってます。
  • 菓子職人の元彼が私の20歳の誕生日にバラの形のお菓子を20個作ってくれた。
  • 推し(女性アイドル)と繋がり、初めて2人でプライベートで会うことになり、指定されたバーへ向かうエレベーターの中でグロスを塗り直していた瞬間。
  • 当時ガチ恋していた声優さんの出演するラジオの公開録音イベントでメールが採用され(内容は自分の恋愛に関する投稿でした)推していた声優さん本人から「恋愛した方がいいよ」とアドバイスを頂いてしまったこと。そのイベントは映像化もしているので推し熱が落ち着いた今でもたまに見返してはニヤニヤしています。
  • 友人たちと夢女子会をして、あたかも彼と同じマンションに住んで彼の勤めるカフェに通うかわいい女子大生としての自分の話をしたときが一番楽しかった。
  • ドラマ弱虫ペダルのキャストが発表された時、メインキャストが舞台版と同じ俳優さん達で最高なんだよ!ということを熱く語った時に「よかったね!そういうよくわかってる人達が作ってくれると嬉しいよね!」と、弱ペダも舞台についてもほぼよく知らないのに言ってくれたこと。絶対オタクであることはやめられないので、それを許容してくれる人がいい!と思って探し続けてきたので、この人でよかったんだなぁと思って最高に幸せだと思った。
  • 自担が幸福であろうことを心の底から温かい気持ちで見守れること。コンサートの様子でもそうだし、特に第二子が発覚したときは本当におめでたかった。第一子誕生時は素直に喜べない自分がいたので、年々穏やかな幸せをくれる自担がありがたくて仕方ない。
  • 恋愛からは少しずれてしまうかもしれませんが、好きな俳優さんに「キスして」とお願いしたところ、唇にされたこと。頼んでおいてなんなんですが、自分が一番驚きました。完全に人によりますが、海外俳優さんの中でファンサがものすごくいい人だと、頬にキスしてくれたり、チークキス(頬同士を合わせる)をしてくれたりします。
  • 女子高生の時はいろんな男の子(職業アイドルも含む)と遊んでいて、アイドルとの恋愛であっても普通の高校生と同じような恋愛ができるんだなぁと思った。仕事があり、そのあと急いだんだろうなぁって感じで待ち合わせ場所に現れた彼をみると罪悪感もあったけど 純粋に嬉しかった。それがアイドルだからなのか、恋愛だからなのかはわからない。あとたぶん普通の高校生がしないであろう移動のとき2人でタクシーに乗って他愛ない話をするのはすごく楽しかった。
  • ブラック企業に勤めていた時、お局に酷いことを言われても心の中で「でも私の旦那は西島秀俊だし〜」と思うことでなんとか泣かずに耐えることが何回もありました。西島秀俊の妻という圧倒的肩書きにより、心に安寧をもたらしました。(でも特に西島秀俊さんが好きという訳ではないです…)
  • ミッキーマウスが好きです。パークで会えるいわゆる着ぐるみの彼が特に好きです。ショーやパレードで華麗なダンスを踊る姿は正にアイドルで、多くの人を魅力します。ただ、自分の中ではミッキーと付き合いたいとはあまり思わないので、普段私はこれはファン感情で恋愛感情ではないと言い聞かせています。しかし、ミッキーマウスが現実のアイドルと違うのは、その距離の近さなんです。前置きが長くなりました。私の恋愛の中で最も幸福だったのは、彼の時間をお金で買ったときです。ディズニーではキャラクターと触れ合うのはグリーティングといいますが、お金を払えば、自分のためだけにゆっくりキャラクターと触れあうことができます。愛してやまない推しが、金さえ積めば結婚式に駆けつけてくれたり、誕生日を祝いに来てくれる。こんな幸福あるでしょうか(それがどんなに高くても可能というだけで幸せ)。私もそれほど高いプランではないけど課金しました。スタッフはいましたが、ほとんど二人きりで会話ができます(彼はジェスチャーですが)。ずっとファンで好きだったことを伝えると、照れながら何度もキスをしてくれて(リップ音が出る)、長髪をエロティックに触りキレイだと褒められ、優しく手を引いてエスコートされ…「あぁ、私、今、恋愛してる!」と抗えない幸福感でいっぱいになりました。これではホストに狂う女とさほど変わらないのでは?という冷静な自分は抹殺です。「彼と付き合いたいか?」という問いかけには「NO」かもしれませんが、推しにハグされると、その瞬間は私は彼の恋人で、それは現実の彼に抱き締められるより何倍もロマンチックで幸福で、私にとっては幸せな恋愛です。
  • 相手のご近所でデートしたあとの夜、駅まで送ってもらっている途中で、まるいアーチに蔦がからみ、その上に月影がそっと落ちた陰影も美しい、小さいけれどとても素敵な門構えのおうちがあって『このおうち、可愛くて素敵だね』と言ったら、相手が少し沈黙した後『……ここ、僕の家なんですよ』とそっと言った瞬間。今すぐここで死んで人生を終わらせたい、と思いました。

これまでの恋愛で最悪なエピソードや修羅場を教えてください。

  • 恋人と営み中に推しのキャラソンを口ずさまれたこと。
  • 非オタ彼氏の家にR18 BL同人誌を忘れて帰ってきた。
  • 同人誌の〆切まであと10時間で全然終わってないときに、一方的に別れられた相手から復縁を迫る電話がかかってきて1時間とられた。身勝手な復縁よりも〆切前の1時間を奪われたことにブチギレた。
  • 手越祐也が好きだと彼氏に告白したら全否定され、「だって◯ちゃん、手越に誘われたらパンツ脱ぐじゃん!!!」と激怒された。
  • 当時付き合っていた彼氏に「私は自分やあなたの誕生日よりライブを優先する人間である」と言ったら「普通じゃない」とフラれたこと。
  • ご贔屓の退団発表と同日付で別れました。
  • 桐山漣くんが好きすぎて当時の彼氏と別れました。
  • 鈴木達央が好きすぎて彼氏と別れたこと。
  • うたプリカミュ様に入れ込み過ぎて若干恋人への気持ちが冷めかけていたことを勘付かれたときは少し揉めました。
  • 彼氏の誕生日と大切な舞台が重なり舞台をとったら彼氏がすごく不機嫌になってしまった。
  • テニミュの好きな俳優の卒業公演の前に別れ話になった。
  • 高校卒業時、自分は浪人するので「何年かかるかわからないから私のことは忘れて構わない」と当時の彼氏に別れを切り出したら「何年でも待つから別れたくない」と言われ承諾した3ヶ月後にフラれたこと。
  • 誤って会社の新卒内定者とTinderで繋がってしまい、内定先の先輩とは知らずに口説きのメッセージを内定者が送ってくる、ということがありかなり気まずい思いをしたということはありました。(すぐブロックしました)
  • 付き合いかけていた男に、エッチの一歩手前で『おねえちゃん…ハァハァ…』って言われた。
  • 前に付き合っていた彼氏がオタクカルチャーとは無縁の人で、付き合い始めの頃「漫画読むのが趣味で特にジョジョが好き」と言ったら「そうなんだ!じゃあちょっとジョジョ立ちしてみてよ!」と無邪気に言ってきたのが本当にゆるせなかったです。
  • オタクに理解のない相手にアニメ漫画好きなことを言ったら何を勘違いしたのか、お気に入りのコスプレAVと勝手に注文したエロ衣装を自宅宛に送りつけられた。
  • 女優やタレントにもカズレーザーのことが好きな人が多いことに、生まれて初めて激しいジェラシーを感じている。
  • 「指原と俺、どっちが好きなの?」と問い詰められた(しばらくして別れました)。
  • 夫「君のメールアドレスとかユーザー名とかに全て入ってる『USUK』って何?アメリカとイギリスってこと?なんでこのアドレスにしたの?どういう意味?」
  • 仕事が忙しく同人を休んでいた頃に付き合い始めた男に同人をやっていたことを話したら「俺がお前の才能をまた開花させたい」といったことを言われ、仕事の都合がついて同人を再開しただけなのに「お前にそう決断させられて嬉しいよ」などプロデューサー面をされた。
  • 他の人がファンサを貰ってる瞬間を見たり、ファンサを貰った話を聞いたときは死にたくなる。
  • ガチ恋してる声優のライブで一緒に行った友人だけレスを貰った。
  • 三次元推しアイドルのスキャンダル写真がまるで清潔感もオーラもなく、相手もキャバ嬢と最悪のコンボだったとき。
  • やはり担当(推し)がリアルなので恋愛報道が出ると脳内疑似恋愛人生が1回終わります(最近1度終わりました)。
  • ヲタクとしてもリアルな関係としても仲良しだった子と好きな人が被り連番予定だったスタンド2列目のチケットをもらえず長年の友情が崩れた。
  • 自担の熱愛疑惑を友人にベラベラ喋られて、別れてから一人で泣いたリア恋時代の思い出。
  • 推しの彼女や嫁が全員いわゆる「におわせる」タイプの女で、ことごとく全員彼女たちのリークによって炎上しているので、傍からみていて「どえらい女に捕まるなお前らは…」と悲しくなる。もっと慎重に女を選んでくれと思う。
  • 恋愛というか、ガチ恋していた本命が結婚した時は三日間寝込み一週間ほど食事もままなりませんでした。仕事どころではなかったです。今でも好きなので心が泥沼です。
  • 推し(アイドル)と友人がつながっていた。公演後に本人から隣にいる友人に電話がかかってきて、一瞬醒めた。
  • 私が好きなグループ(EXO)はメンバーが4人抜けています。最初2人が抜けたとき、まだ高校生だったわたしは授業中にそれを知ってしまい号泣して保健室に連行されそのまま家に帰されました。その後抜けたメンバーが出したメッセージでまた号泣しました。もう脱退とかはネタにされてるし慣れてしまった気持ちもありますけど、ちょうどこの時期は脱退があったのでみんなデリケートで私も感傷に浸ってしまいます。
  • 大きな修羅場より自然消滅、自担の熱愛よりいつの間にか自担への愛が薄れている自分に気づいたときのほうが辛かったです。愛情の反対は無関心。
  • 最終話で作中のキャラクターがフラグの有無に関係なくほぼ全員だれかしらと結婚して組み合わせによっては子供までいたこと。
  • 友人から借りた恋愛ゲームをしていたら途中からヒロインを育てている父親のような心境になってしまい、ストーリーの最後で相手キャラとくっついたとき年頃の娘が嫁にいった時のような感じになり心に穴が開いた。非常に辛かった。
  • 修羅場と言うか、2次元にガチ恋した時に(草摩夾)彼の恋愛が物語の中で成就して、相手の女性キャラもものすごく好きでめちゃくちゃ応援していたからその時はすごく喜んだのだけど、自分は恋が実らないだけじゃなく告白さえ出来ない事に気付いて、どうしようもなく辛くなって最終的に自分専用の"キャラに告白して振られる為の夢小説"を書いた事ならある。その時の脳内は大分修羅場。
  • 装甲騎兵ボトムズ」放映10周年新作OVAで公式にフィアナを殺され、更に生体兵器であるフィアナは寿命が決まっていたとTV放映本編の設定を後付けされたこと。丁度10周年記念誌を私主催で発行する予定でOVAの感想を募っており、今でも当時の皆の阿鼻叫喚を思い出す。
  • 小学生の時に好きになったキャラクターが、4年間をかけて作品内のライバルと結ばれてしまったこと………ずっと雑誌で追いかけ続けていただけに、相当にショックでした。雑誌の購読をやめました。その先を読むのに、8年間かかりました。20歳になって、その作品の原作者様に会う機会があったのですが、2人が結ばれた理由、いきさつを知って2度目の失恋がやってきました。いまだに、ちょっと、引きずっています。
  • 遠距離恋愛中、元恋人と会わないときは2.5次元舞台に通いまくっていたら第三者を装ってツイッターで動向を監視されていたらしく、お前ばかり楽しんで許せないと言われ、一気に冷めた。
  • どうしても彼の子供を残す必要があって、私は種族が違うからそれができないので、泣く泣く同族のメスを用意して生殖してもらった時はつらすぎて何回もリセットした。(彼はゲームのキャラクターなので)
  • クリスマスデート中に恋人にツイッターのアカウント(R18・BL)がバレた。
  • 彼氏を今一番萌えている人の名前で呼んでしまった。すごく人間らしい名前だったので焦ったが普段から浮気を匂わせるような名前や変な名前で呼びまくっていたので事なきを得た。(本当に浮気はしていません)
  • 半年置きに今の彼氏からプロポーズを受けていること。それは東京から離れてくれということを意味しているのですが、東京でオタクをしていると離れられないのが現状。これに関しては考えるのを避けてしまっている。向き合えない。しんどい。
  • 年下のペット兼彼氏兼セフレみたいな男に40万貸した。
  • 「恋愛なんてすぐできるし、恋人いないなんておかしい」と数人がかりで責められたこと。未だに傷です。
  • 遠距離恋愛中の彼氏は某アーケードゲームのTOPオタなのですが、そのゲームのイベントが発生したときに、せっかく会いに来た私(しかも風邪で寝込んだ)を置いて深夜にゲームをしに行ってしまいました。
  • 別れ話の「出て行け!」「嫌だ!」のやりとりから力士顔負けの相撲が始まり、玄関から押し出された。
  • 今思えば最悪とは思いませんが、忘れもしない昨年の夏のEXシアターでのサマステにて、まずまずの番号で入りまずまず視界良好な立ち位置を確保し、あと15分で開演する!と思っていたら、彼から連絡が数件来ていて「京都に転勤が決まった」というLINEが来たとき。距離が離れることはもちろん寂しかったですが、なんで今言うの!!この野郎!!!と思いつつ公演が始まりました。始まってしまえばもちろん楽しかったですが、所々転勤がチラついて集中できなかった…。
  • 相手も浮気がちだから自分も違う人と寝たら、コンサート終わりの携帯に「どういうことだ、顔見て話がある」と連絡が来ていたこと、コンサートで高揚した気持ちが一気に氷点下になった。
  • 自担のコンサート前に彼氏と急に会うことになり一番きちんと綺麗にした状態で会いに行ったら「すごく可愛い」と言いながら泣かれた。
  • 最悪というか一番悲しかったのは、3日ある試合のうち1日目2日目だけ観戦して、3日目は見ずに家に帰ったら、その日の夜に推しが突然引退したこと。「なんで見に行かなかったんだろう」というトラウマができて、ますますジャンルから抜け出せなくなったフシはあります。
  • 学生の頃、片思いをしていた同級生の下駄箱にチョコを入れておき、なんの反応もなかったので翌日確認すると上に普通に靴が置いてあったので、自分で回収してゴミ箱に捨てた。
  • 30歳の誕生日に「何もしなくていいよ」と恋人に行ったら本当に何もされず小さいクッキー一箱貰った。
  • 好きなバンドのメンバーが地方妻が沢山いたこと。(そして地方妻同士知り合いになり連絡を取り合うようになる)。
  • 女子校だったので女の子とお付き合いしていたことがあったのですが、彼女の家に遊びに行ったときにいちゃついているところを親御さんに見られた時は全員心の中が修羅場だったと思います。みんな何事もなかったかのように振舞っていましたが…。
  • Wikipediaにも載ってるような反社会的勢力の幹部の愛人になりそうだったこと(でもこれは恋愛なのだろうか…?)
  • 某企業の社長とお付き合いしてた時、街中歩いてるだけで、2chにあることないこと書かれたこと。
  • 大金持ちの男にプロポーズされ、二人のために実家の豪邸を明け渡す話になった際「色々心配かもしれないけど、僕はすぐに後継の子供さえ産まれればどんなワガママでも聞くからね」と言われた。子供の話など聞いておらず、マンションの解約を慌てて撤回し逃げた。
  • きっと旦那の方が早く死ぬから、私一人取り残されるのは最悪だな、と感じております。追いかけたい。
  • 年齢が年齢なので若干処女であることがコンプレックスになりつつあります。飲み会などで下ネタを振られたり恋愛経験を聞かれたりするとどうしても答えに窮してしまうので、適当に作り話をしてごまかすのですが、後々みじめな気持ちになります。
  • ブツが中に入った事がない処女ですが、寂しくなった時はネットで片っ端から同性を漁ってセックスまがいの事をしています、妊娠のリスクが無いのと、私は一時期なりきりメール(本体恋愛というのでググると結構闇が深いです)というものにハマっていました。そういうのもあって、男性より出会いの場が多いからです。その関係で恋人になった人がいたのですが、顔が好みじゃ無かったので、事が終わったあとずっと携帯を弄ってたら奪われて逆パカされそうになりました。それ以来恋愛感情が生まれると面倒なのでその関係は一度きりで済ませてます。
  • 22歳のとき、子宮頸がん検診で綿棒をいれられたのですが、あまりの激痛に超おどろいて「私の初体験の相手、綿棒かよ…」「綿棒すら入らないのに、私は推しカプの受けに『凶悪にそそり立った極太の魔羅を菊座になんとかかんとか…』とかさせていたなんて…申し訳ない…」と思ったかどうかはさておき、いい加減22歳で処女だとあまりにも周囲の話題についていけなかったので、処女捨てようと決めて、その1週間後にナンパされた男の人について行って処女を捨てました。はあ…友達は彼氏とディズニーに行ったりティファニーの指輪もらったりしてるのに私ときたらこんな名前もよう知らんおっさんと…と思って、私は本当に一生男の人から愛されないんだろうなあと思ったのを覚えています。副産物として、推しカプのセックスの描写が前よりリアルに書けるようになりました。


ここまで読んでくれた方はいらっしゃるのでしょうか……。みなさんの思いが強すぎて、できるだけ紹介したいあまり3万字になってしまった。

いろんな目線のパンチの効いた恋バナがこれでもかというほど聞けて「わかるわかる」から「マジで!?」まで垣間見れてすごい体験でした。ご回答いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

「悪友 vol.2 恋愛」ではこんな感じの愛の叫びを煮詰めたものが読めます。どうぞよろしくです!

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藤井四段フィーバーで将棋に興味出たけどルールも知らないよって人におすすめしたい知識ゼロでも楽しめる本たち

藤井聡太四段、前人未到の29連勝おめでとうございます。すごすぎる。すごいです。チートです。漫画の設定だったらボツです!!!


(このツイートの段階からさらにどんどんチート設定が増えている……)

将棋関連のニュースが毎日のように流れるのもアツいよ〜〜!世界まわってる!!将棋観戦はとっても楽しいのでこのブームでさらに盛り上がってほしいな〜!!NHKさんのこのQAがとっても親切でわかりやすい。

さて、このエントリはタイトルの通りです。

私が将棋を観始めたのは2014年の電王戦(コンピュータとプロ棋士の対局シリーズ。今年終了)なのですが、3年経ってもほとんど指せません!!金と銀ってどっちがどっちに…動けるんだっけ…?と数秒考えなきゃわからないレベル。当然、もちろん盤面の状況だけ見ても形勢判断できません。

……という話を人にすると「えっそれ…何が楽しいの!?」と言われるわけですが(まぁそうだよね)ちゃんと楽しいのです。

今や将棋はネットと密接に結びついていて、対局の進行を見ながら棋士の先生方やファンのみなさんが「これはいい手ですね」「先手よしですね」なんて言ってるのを見たり聞いてるとなんとなく雰囲気が伝わってくる。なんだろう……小さいころ夏休みに会う親戚のお兄ちゃんが自分にはできないテレビゲームをやってるのを横で座って見ているような気持ち……。

将棋のプロになるような人たちは小さな時からずっとしのぎを削り続けています。数十年変わらず、何十回も何百回も同じ相手と将棋盤を挟んで向き合い続けるんですよ。すごくないですか?

天才、秀才、才能、努力、幼馴染、先輩後輩、師弟関係、漫画やアニメのような設定てんこ盛りの時には現実離れしためくるめく人間ドラマ。棋士のキャラクターを少しずつ把握していくと世界の解像度が少しずつ上がっていって、見えなかったものが見えるようになります。宇宙のように壮大なゲームに人生を賭けた人たちの物語の一端を垣間見る、のはそれだけでエンターテインメントです。

ヤバい、ポエマーのようなことを垂れ流してしまった。そんなリリカルな楽しみ方をしている私が読む将棋の本と言えば、棋士のエピソードや生活や人となりがわかるものです。知識ゼロでもわかる。なんか将棋界、おもしろそうかも、知りたいかも、と思った人、軽い気持ちでぜひどうぞ!

聖の青春

聖の青春 (角川文庫)

聖の青春 (角川文庫)

重い腎臓病を抱えつつ将棋界に入門、名人を目指し最高峰リーグ「A級」で奮闘のさなか生涯を終えた天才棋士村山聖。名人への夢に手をかけ、果たせず倒れた“怪童”の生涯を描く。

元「将棋世界」編集長の大崎善生さんによるノンフィクション。将棋ファンが99%すすめる本。

羽生善治と同世代、将来を渇望された村山聖という実在の棋士のお話。まずどれか一冊、と言われたらやっぱりこれをすすめたい……!将棋の世界に渦巻くいろんな感情があって好きです。電車で読んだら泣いちゃう。

去年映画になっていて、松山ケンイチさんが村山聖を、東出昌大さんが羽生善治先生を演じています。どっちもすごい。鬼気迫る。すっごくいい映画なのですが、お話の一部の要素にフォーカスしているものではあるので、ぜひ本も読んでほしい……。

聖の青春

聖の青春

将棋の子

将棋の子 (講談社文庫)

将棋の子 (講談社文庫)

奨励会……。そこは将棋の天才少年たちがプロ棋士を目指して、しのぎを削る“トラの穴”だ。しかし大多数はわずか一手の差で、青春のすべてをかけた夢が叶わず退会していく。途方もない挫折の先に待ちかまえている厳しく非情な生活を、優しく温かく見守る感動の1冊。

同じく大崎善生さんの著作。私はこちらもかなり好き。

「聖の青春」はプロになった後、こちらはその前、そもそもスタートラインに立てるかどうか、選ばれる側の人間たちの話。奨励会(プロ養成機関。夢をつかむのは一握りだけ。つまりジャニーズJr.です)には全国でそれぞれの街でめっちゃ将棋が強い“神童”たちばかりなわけで、天才の中の天才だけが次のステージにいける。藤井四段が14歳でプロになった裏には「そうではない」たくさんの夢の屍がある、わけです。

泣き虫しょったんの奇跡 完全版 サラリーマンから将棋のプロへ

中学選抜選手権で優勝した男は、年齢制限のため26歳にしてプロ棋士の夢を断たれた。将棋と縁を切った彼は、いかにして絶望から這い上がり、将棋を再開したか。アマ名人戦優勝など活躍後、彼を支えた人たちと一緒に将棋界に起こした奇跡。生い立ちから決戦まで秘話満載。

ある意味で藤井四段と対極にあるような将棋人生を生きてきた瀬川晶司五段のこれまで。

奨励会には年齢制限があって、26歳までに四段(プロ)に上がれないと強制的に退会です。瀬川五段は一度夢破れたあと、実力と奇跡(詳しくは読んで!)の積み重ねで35歳でプロになる。将棋界でも異色の経歴だし、サラリーマン時代のことも書かれていて私たちに近い世界で読みやすい。

瀬川先生は本当に人格者で大好き……。私が将棋を学び始めてすぐ、初心者向けの教室に連れていっていただいて、その時生まれて初めて会って話して教わったプロの先生が瀬川先生でした(思い入れ)。

藤井四段の26連勝をかけて戦ったのが熱かったな~~。対局前のこのツイートだけで瀬川先生の人間としての徳の高さが伝わるよ。。

今回の藤井四段の連勝、後半になればなるほど対局相手にもフォーカスされていていいなぁって思った。みんなそれぞれね、ドラマがあるの。最年少棋士じゃなくても最多連勝記録じゃなくてもここまでの軌跡があるの。


こうなった以上はぜひ連勝の新記録を見てみたいと思います。負けた途端に応援団になるという(笑)。

またいつか彼と対戦したいと思いました。そのためには自分が勝たないとですね。頑張ります!!

透明の棋士

透明の棋士 (コーヒーと一冊)

透明の棋士 (コーヒーと一冊)

今の私にとって、 将棋以上に魂の震える対象はない―
将棋とは無縁の人生を歩んできた著者が出会った、ひとりの棋士。その出会いをきっかけにのめりこんだ将棋には、静かに燃える数々のドラマがあった。 羽生善治渡辺明森内俊之里見香奈...... 報知新聞社の熱き記者が描く、今までにない将棋の世界!

報知新聞の北野新太記者による取材で見聞きしたものをベースにした「いささか私的すぎる取材後記」。このタイトルでWebで連載していたものがまとまった本。

とにかくエモーショナルに、文学的にある瞬間をつづるので、将棋の持つドラマ性、瞬間の美学、一瞬の衝動がすごく伝わると思う。

書籍化にあたってだいぶ消されてしまったけど、まだサイト上でもいくつか読める。

藤井四段がプロ入りを決めた日のこと。

「将棋は自分の一部みたいな感じです」
 5年後、19歳の彼はどこにいるのだろう。
 期待という言葉は軽すぎる。
 私が抱いているのは、畏怖である。

第54回 生まれながらの|いささか私的すぎる取材後記|みんなのミシマガジン

木村一基八段についての「敗れざる者」もいい。多分、将棋知らないと用語がよくわからないはずだ。でも、なんとなく雰囲気で読み進めても十分だと思う(もちろん、調べるのが好きな人はひとつずつ用語を調べてもいいと思う)。わからないまま読んでいても、どこかでハッとする言葉にぶちあたると思う。そういう本。

摩訶不思議な棋士の脳

摩訶不思議な棋士の脳

摩訶不思議な棋士の脳

「対局室もちょっとのんびりした時とピリピリした時があるが、この日はピリピリしたほうの日で、風の音どころじゃなかったのである。そんな張りつめた対局室の空気も、次の攻撃の前には、ひとたまりもなかった。その攻撃とは、ギョーザ攻撃である」(本文より)

本書は、将棋を指すことで生計を立てる、プロ棋士という天才集団の知られざる生態を先崎九段がユーモアたっぷりに描くエッセイ集です。対局の現場を、何の変哲もない日常を、晴れのイベントを、先崎九段が12年にわたってつづった週刊文春の連載「先ちゃんの浮いたり沈んだり」から70編を厳選して収録しました。

漫画「3月のライオン」の監修としてお名前を知ってる人も多いかもしれないですね。先崎学九段。めちゃめちゃ文章がうまい。普通に読み物としておもしろい。

週刊文春」の連載から70編を収録してまして、それぞれ結構短めなのでさくさく読めます。先ちゃん(という愛称)のエッセイ集はたくさん出ているのだけど、新しくてKindleでも買いやすいのでこれを紹介してみた。昔のだったら図書館とかにもあるかも!

不屈の棋士

不屈の棋士 (講談社現代新書)

不屈の棋士 (講談社現代新書)

由緒ある誇り高き天才集団は、はたしてこのまま、将棋ソフトという新参者に屈してしまうのか。劣勢に立たされ、窮地に追い込まれた彼らはいま、何を考え、どう対処し、どんな未来を描いているのか。プロとしての覚悟と意地、将来の不安と葛藤……。現状に強い危機感を抱き、未来を真剣に模索する棋士たちの「実像」に迫った、渾身の証言集。

電王戦には個人的にとても思い入れがあるし、電王戦で将棋始めた、あるいは再開したという人もすごく多い気がします。人工知能絡みの本も何冊か出てるけどこれは新書で読みやすい。

去年はネガティブな意味でも「将棋ソフトと人間」が話題になることが多かったけど、棋士の先生たち自身がこれまでと異次元の葛藤を抱えながら、今この瞬間、時代の過渡期のこの一瞬に何を考えているのかが残されているのかがこの本。いろんな立場の人がいて、赤裸々。その入り乱れ感がいい。

将棋の戦法よりも考え方やスタンスのことなので、そんなに知らなくても読めると思う。この先生の姿勢好きだな、気になるな、みたいにパーソナリティに興味を持ってから観始めると興味持ちやすい気もする!!

電王戦関連はネット上でも素晴らしい論考が多くて本当に楽しい。ブクマした中からいくつか貼っときます。一番上のシノドスのものは2014年のものだけど、めっちゃくちゃ好きで、今も年に何度か読み返す。長いけど、専門用語もあるけど、ある時代の一瞬が切り取られていてすごく美しいです。好き。
synodos.jp
これだけ将棋界がネットを活用できているの、故米長邦雄会長、前谷川浩司会長の判断が大きいと思う。谷川先生がコンピュータについて語ってるのも好き。あと都市伝説みたいな羽生先生の話が好き。

「そういえば,プロ棋士の人が匿名でネット将棋を指しているんじゃないかって噂をよく聞きますけど,実際のところはどうなんですか」
「ああ。一時期,レーティングがもの凄く高い人がいて。勝率も9割以上の人がいたんですけど,あまりに強いもんだから,『あれはきっと羽生さんに違いない』とかは言われていましたね」「いやでも,真相は分からないんです。あくまでも噂でしたから」

www.4gamer.net
「これ、放っておくと投了しますよ」。なんてしびれるせりふ。その言葉を残して永瀬拓矢六段が凄まじい勝ち方をした電王戦FINAL第2局。藤井四段の次の対局相手佐々木勇気五段も出てくる。
news.nicovideo.jp
「総手数21手、各5時間の持ち時間ながら対局終了時間は開始から僅か49分後の10時49分という衝撃的な結末で終局を迎えることとなった」。予想外の幕切れで物議をかもした電王戦FINAL第5局。今読んでもぞくぞくする…。
news.nicovideo.jp
「今のプロ棋士で、コンピュータより人間――我々プロ棋士が強いと本気で思っている者は、ほとんどいない」って出だしからやられる。前述の先崎学九段。書き手としての力量を感じる。
news.nicovideo.jp
今年は佐藤天彦名人が叡王として将棋ソフトポナンザに挑んで、2局とも負けた。天彦先生の負け方は悔しそうで辛そうででも美しくて、それもドラマだった。これも先崎九段によるもの。
originalnews.nico

人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?

2017年4月1日――人工知能「ポナンザ」が現役の将棋名人に公式戦で初めて勝利した日を、その生みの親である著者は次のように振り返ります。
「この日は、コンピュータ将棋の世界にとって記念すべきものになりましたが、同時に改めて、人間と人工知能の違いを認識させられた日ともなりました。本書で紹介してきた人工知能(ポナンザ)の特徴と、世界に意味を見つけ物語を紡いで考えていく人間の思考法の限界が明確に表れたのです。」

佐藤名人と対局したポナンザの開発者が「で、結局、人工知能って何なの?」を解説する本。わかりやすいしおもしろい。将棋だけじゃなくて広く人工知能に興味ある人は読んだらおもしろいはず!もはや、なぜこのソフトは強いのか?を開発者は説明できないし、人間がわからない次元にいっている。

山本一成さんの以下の文章を読んでもっと知りたいと思ったらこの本は買いです。黒魔術、いい言葉~~。
www.nhk.or.jp

3月のライオン

その少年は、幼い頃すべてを失った。夢も家族も居場所も──。この物語は、そんな少年がすべてを取り戻すストーリー。その少年の職業は──やさしさ溢れるラブストーリー。

説明するまでもなく。現実の将棋界を知ってると、このエピソードや人物の元ネタはあれかな?なんてことも思える。

将棋の渡辺くん

将棋棋士は人類の代表! 将棋を指して生活している。懸命に勉強し、年に50局くらい戦い、勝てば笑い、負ければ自分のせい。勝ち負けだけに支配された世界。それはまるで人生の縮図だ。棋士は、どんな人たちなんだろう? 何を食べて、何時間寝ているんだろう? 勝負師でも無頼でもない、リアルな将棋棋士の毎日を棋士の妻が漫画にしました。ノンフィクションです!

渡辺明竜王の妻が描く棋士のリアル。楽しい。かわいい。変!!!(笑) 渡辺竜王はぬいぐるみマニアなのですがそのエピソードがガチでにやにやする。

漫画にも描きましたけど、結婚前に旦那が「犬を飼ってる」というので私はてっきり本当の犬の話だと思っていたら、彼はぬいぐるみの話をしていて。なんか話が合わないな…とは思っていたんですが。旦那の中では本物の犬とぬいぐるみの犬は同じなんですよ。最初はそんな感じでしたけど。

「愛犬」はぬいぐるみ!? 天才棋士の知られざる奇行三昧。妻が描きました。『将棋の渡辺くん』インタビュー【前編】 | ダ・ヴィンチニュース

藤井四段フィーバーでテレビでも取り上げられたらしい。

将棋めし

前代未聞、将棋×めしの異色マンガ! プロ棋士・峠なゆたが対局の休憩中に食べるメニューとは!? そして、それが将棋にどう影響するのか!? めしで勝敗が決まると言っても過言ではない!

藤井四段が何を食べたかも連日報道されていますが、棋士のごはんに関するエピソードはたくさんあるし、個性が出るのですごく楽しい!タイトル戦だと、午前中のおやつ、お昼ごはん、おやつ、夕食、と何度も注文タイムがあるし、中継ブログには写真があがるし、ネット中継ではアンケートもおこなわれます。一大コンテンツ。普通においしそうで食べたくなるごはん漫画。

深浦康市九段の「羽生先生、バニラジュースを飲む」の話が好きです。

将棋もすごい佳境で、でもアイス運ばれてて羽生さん手つけないんですよ。
途中から羽生さんのアイスクリームが気になってですね、いつ食べるんだろうって盤面みながら、
おやつの方みたりして、こっちにちょっと動揺が出てきたんですね。

10分、15分経つごとにアイスクリームが溶け始めてるんですね、対局室も結構暑いですから。
んでドンドンドンドン溶けだして、僕はもう気が気じゃなくて、「アイスクリーム溶けてますよ」って
言いたくなるくらいだったんですけど。

そのうち完全に溶けちゃって、もう液状化されてバニラジュースみたいになってんですよ。

でも羽生さんは全然意に介さなくて、「ああこれはもう将棋に没頭してるんだな」と僕も考えるの諦めて
将棋のこと考え始めたんですけど、30分くらい経った後ですかね?やおらに羽生さんがその器を持って、
バニラジュースをズズズッと飲み始めましたね。

あれを見て「今日の将棋はダメだな、負けそうだな」と思いましたね。

2ch名人 : 羽生善治の集中力

或るアホウの一生

或るアホウの一生 1 (ビッグコミックス)

或るアホウの一生 1 (ビッグコミックス)

「ふざけてません、本気です」----まっすぐといえばまっすぐ、バカといえばそうかもしれない瞬(17歳)。イケメン坊ちゃんの夏目(17歳)と言い合ったり、辛辣最年長・迫(23歳)にイジられたり、一見温和な牧野(23歳)にフォローされたしつつ、ひたすら「勝ちたい」と思う毎日。アホで間抜けでど真剣、将棋野郎成長群像劇!好きか嫌いかと聞かれたら嫌いでないと答えるけれども、なりたいかと問われれば間違いなくすんごくなりたいと言ってしまうけども、「なんでなりたいか?」と聞かれたら理由はよくわからないから考えながら暴れまわる。強いって、なんだ!?

奨励会から始まる棋士の話。「東京心中」のトウテムポールさんが将棋漫画描いてるよ、と言ったら刺さる人がいるかなと……。

将棋って負けた側が「負けました」って言わなきゃ終わらない世界でそれがすごいなって思う。最後まで全力でやりきりながらどこかで冷静に自分の状況を把握して、敗北を自覚して、しかも目の前の人に向かって言葉にしなきゃいけない。スポーツ的な勝ち負けなんだけど、結果は白黒つくんだけど、そこに至るまでの美学がある。


軽く書こうと思ったら思ったより長くなってしまった!私に将棋を教えてくれた師匠に何か他にありますか?と聞いたらあげてくれた本も紹介しておきます。どっちもおもしろそうなのでこれから読む。

将棋指し57人の日常

将棋指し57人の日常


将棋のルールわからなくても、知識ないからな~って人も、将棋ファンには誰でもなれる!まずはネット中継を見るだけで雰囲気伝わると思います。ミーハーな将棋ファンになる方法も書きたい。。

藤井四段29連勝にあたっての羽生先生のコメントがあまりにかっっこよくてシビれた。

29連勝は歴史的な快挙です。結果も素晴らしいですが内容も伴っていいる点でも凄みがあります。この記録は時が経つにつれ重みを増して来るはずですし、将棋界の新しい時代の到来を象徴する出来事になりました。檜舞台で顔を合わせる日を楽しみにしています。

「檜舞台で顔を合わせる日を楽しみにしています」……かっこいいよーー!!!タイトル戦で会いましょう、って意味。「てっぺんで待ってるからここまで上がってこい」。かっこよすぎる。漫画かな?

これまで28連勝記録を持っていた神谷広志八段の「凡人がほぼ運だけで作った記録を天才が実力で抜いたというのは将棋界にとってとてもいいことだと思います」もすごくいい。凡人はプロの将棋指しになって八段になって28連勝できません。天才同士の戯れ。

藤井四段の次の対局は7月2日、対佐々木勇気五段です。

佐々木五段はスイス・ジュネーヴ生まれ、埼玉育ちってプロフィールがまず最高だけど、かっこよくて天然で愛されまくるキャラで推せるポイントしかない!!!好き!!


追記



佐々木勇気五段は最高です(ダイレクトマーケティング)。


他にもおすすめの本あったら教えてください。私が読みたい!

「ラ・ラ・ランド」超好き、最高に美しいハッピーエンドだと思った

「ラ・ラ・ランド」、いろんな感想が飛び交ってるけど、私はすごく好きだった。めちゃよかった。完璧に幸福なハッピーエンドに見えた。誰がなんと言おうと好き!

これから書くのは、批評でも分析でもない、ただの感想です。

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楽しみにしてた一番の理由は、違う映画を観た時に目にした予告編の音楽が最高にハッピーだったからだ。それまでタイトルのイメージで勝手にボリウッド映画だと思っていた……(めっちゃインドみある響きじゃない!?)。なので映画館行く前からサントラ聞きまくって、この音楽が聞けるなら内容が微妙でも全然いい!すでに好き!と思ってた。

…って予防線はるくらい、正直、かなり身構えていった。公開初日から周囲では賛否両論だったし、もっと前から英語メディアでもくさすようなレビューがいくつも出てたし、自分が一体どう感じるか全然想像つかなかった。超好き、になるのか、悪態つくことになるのか。ドキドキ。

もしまだ観てない人がいたら、と思って先に書いておくけど、先にサントラ聞いてから行くの、個人的にはかなりおすすめです。自分が好きな曲がきたら「きたあああ!!!!」ってテンションあがるし、えっ、この曲こういうシーンで使うの?って思える箇所もあっておもしろい。映画観たあとで聞くと映像も思い浮かぶので2度おいしい。

あと、音楽がピンとこない人は多分映画もそんなに……だと思う。私はとても好きだったけど、確かに万人に超すすめられるかっていうとそんなこともないので、この曲が鳴るなら観たい!と思えたら行ったらいいと思う。

Ost: La La Land

Ost: La La Land

ラ・ラ・ランド (コンプリート・ミュージカル・エクスペリエンス)

ラ・ラ・ランド (コンプリート・ミュージカル・エクスペリエンス)

観る前なら普通のサントラ、観た後は曲数が段違いに多いコンプリート版がおすすめ。さらに別バージョン、スコア版もアレンジ違って楽しい。全部Apple Musicにもあるよ!


以下、超ネタバレです。

みんな言ってるけど、まずOPの数分が最高すぎてそれだけで満足した。「Another Day of Sun」、サントラで聞いても最初の数音だけで好き!!!ってなる高揚感を裏切らない。

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渋滞した高速道路が一瞬で物語の舞台に変わる、ひとつのカメラが人と車のあいだを縦横無尽に走り回る、華やかな曲に合わせて視界がカラフルになって音と色が洪水みたいに流れ込んでくる。最高。好き。トラックの荷台が開いて楽器隊があらわれて、人が集まってダンスするところがなんだかよくわからないけどとにかくめちゃくちゃ好きで泣いちゃう。

軽やかに音楽が終わって、タイトル「LA LA LAND」がスクリーンにドン!と出た瞬間に立って拍手したくなったけど映画館だってことを思い出して我慢した。スタオベだよ。2回目を観て気付いたけど、この歌詞はふんわりとこれから起きることを予感させてるんだな。あなたは私を、いつか映画館のスクリーンで観るでしょう、あの頃を思い出しながら。


OPもそうだけど、この映画を貫くテーマは「退屈」だと思った。生きるの、基本的に退屈なんだよ。その退屈さを少しでも軽減するための燃料を「夢」というのであった。

なので「夢追う2人のキラキラミュージカル!」みたいな言い方も微妙だと思う。夢なんてあってもなくても生きていかなきゃいけねーーんだよ!!って気持ちになったけどな。

人間を変えたり前に進ませたりするのは、夢とか恋とか曖昧模糊としたものじゃなくて、明確に「他者」だと思った。自分ではない異質な存在と関わること。

結局最初から最後まで2人は「1人ずつ」でしかなくて、根本的に見てる世界が違うところが虚しくてよかった。相手と自分を同化させないところが好きだった。ラストシーンの解釈はもう少しあとにするとして、彼らは「2人で手を取り合ってお互いの夢を叶えていこうね」「あなたの夢は私の夢よ」なんて出会った頃から思ってなかったんじゃないかと思う。

ミアもセブも多分傍から見たら「そんなところにこだわらなければいいのに」ってところで突っぱねる。話が合わない脚本家に愛想振りまいたり、店のBGMに徹して言われたとおりの曲を弾いたり、「みんなと同じように」してればいいのに、何かが邪魔してできない。そういうところで「同志」であって、お互いの才能に惚れ込んでるわけじゃないのだ。ミアの演技をセブは見ていないし、ミアはセブのジャズへの執着を「自分の店を持ちたいんでしょ?」というゴールでしか捉えてない。


ミアが、セブが加入したバンドのライブに行くシーン、すごくよかったなあ。残酷で。オセロの白と黒がひっくり返るようで。「Start a Fire」めちゃくちゃいい曲じゃないですか?超かっこいい。このかっこいい曲を聞きながら青ざめていく、固まっていく、冷えていくミアの表情。どうして彼女が拒否反応を見せるのかよくわからなかったんだけど、このあとの口論でわかる。

「ああいう音楽、あなたは好きなの?」「君は好きか?」「ええ好きよ、でもあなたは……」

ああ、応援とエゴは紙一重だ。あなたにはこうであってほしい、という気持ちは。ミアに悪気なんて全然ない。人は他人に簡単に夢を託してしまう。あなたの夢はこうだったでしょ?って決めつけてしまう。

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ラストシーン、私は最高に美しいハッピーエンドだと思った。感傷じゃなくて決別だと思った。美化された思い出でも、得られなかった未来への未練でもなくて、もっと動物的に、血と肉になった過去への憧憬だと思った。恋は終わっても、結婚を選ばなくても、その感情は愛だよ。

終盤、オーディションを終えたミアとセブが昼間の天文台を見上げてポツポツと話すところで、(パリに行くなら)「僕には何もできない」と言い切るのが好き。そのあと、「愛してるよ」「ずっと愛してるわ」って会話を交わすのがもっと好き。あなたの夢を叶えるのは私じゃない。2人でいることが目的じゃないんだから、最後は自分で引き受けなくてはいけない。

セブはずっとミアのことを何度も何度も無責任に励まし続ける。一人芝居に臨む彼女に「君なら書けるさ」「天才だ!」って笑いかける、頼りないヒントを頼りにはるばる車を飛ばして田舎に帰ってしまった彼女を探し当てて「諦めるな」「チャンスをつかめ」って諭しに行く。

その無責任さを白々しく思う人もいるだろうけど、結局、才能の世界って純粋な優劣の差ってわずかで、運を引き寄せられるか、自分を信じていられるかだよね。自分より自分のことを信じてくれる人が側にいるのってどんなに心強いことだろう。

2人は恋人だったけど、それ以上に最初から最後までずっと「戦友」だったと思う。むしろ「5年後」も。このクソ退屈な世界で戦う人たち。性愛よりも情愛に近いような(思えば明確なベッドシーンが一度もない)。

期せずして再会した2人が最後に見つめ合って頷くシーンですごく思った。ミアもセブも夢をつかんだように描かれているけど、夢が日常になった今、それはそれでまた新しい退屈に立ち向かっていかないといけない。

家族でも恋人でも友人でもなんでも、とにかく人生で出会った人の感情や思考って自分の中に混ざりあって影響しているわけで、過去からは絶対に逃れられない。それってすごくない?いままで経験してきたことすべてが交差する唯一の点が自分だってすごい。


なんていうか、過去の恋人も絶交した友人も、マジでみんな幸せでいてくれって映画館を出て思った。お願いだ。幸せでいてくれなきゃ殺す(言い過ぎ)。

夢を叶えたかなんてどうでもいい。私は最初からなかったし。なりたいものもやりたいことも昔も今もずっとない。でも、とにかく毎日それなりに楽しく生きてるし、みんなもそうであってほしい。この世のどこかでなんとかうまいこと退屈をやり過ごしててほしい。

それは愛だよ。もはや恋でも友情でもなくても、愛ではある。