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「さよならまたこんど」、よかった

「さよならまたこんど」って漫画がよかった。
表紙がまずとってもよい。クラシカルなセーラー服最高です。

さよならまたこんど (フィールコミックス) (Feelコミックス)

さよならまたこんど (フィールコミックス) (Feelコミックス)

「幼い初恋 醜い嫉妬 青い友情 何もない、わたし。」「平凡女子が、青春こじらせたら。」
帯にはそう書いてある。
あんまりこじらせてないと思う……んだけど人によってどう感じるのかわからない。正しく凡庸な女の子ですごくいい。嫌だなあこの凡庸さ、とむずむずしながら、自分もその範疇から全然抜けてないよな~と思う。

田舎町の女子高生・るるかは、大人っぽいクラスメイト・龍造寺に片思いしていた。 しかしある時、るるかを好きな武富のからかいに耐えかね泣いてしまう。 それからクラスが離れ、武富とも喋ることなく高校卒業を迎え――。 席替えするだけで天国に行けた高校時代。 自分が何者なのか、分からなくなった大学時代。 こじらせた青春が尾を引く大学卒業後――。

高校の友だちには上京する子もいて、地元に残る子もいて、留学しちゃう子もいたりして、盆や正月には帰省して、会いたくもない相手に居酒屋やファミレスでばったり会ったりして。
“クラスの男子”制服着てた時代はみんな同じような髪型してた(つまり坊主ってことです)はずなのに私服になると雰囲気が変わって喋り方や態度まで変わったように見えて、あ、あれ?ってどぎまぎして、あーなんか東京で会ってるのおかしいね、ってなる。
なんかそういう。

話の流れってほど、激しく起承転結があるわけではないのですが。
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制服に二つ結びだった高校生のるるかは
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大学に入ってこうなって
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就活のためにこうなるのです。こういう漫画。


わたしは東京生まれ東京郊外育ちだし中高の日々は恋愛要素まっったく入れ込んでこなかった側の女子校ライフだしほとんど制服を着ない人生だったし驚くほど共通点はないんですけど。でもおもしろく読んだ。

いやー…人生のある時点では、どうして自分が特別思慮深いなんて思ってたんだろうね? 自分だけがわかってること気付いてることなんてほとんどないのにね? 世の中案外どろどろした思惑で動いてるし、みんなそれぞれいろんなこと考えてるし、コンプレックスもあるし、でも愛がないわけじゃないし。主人公には随所でイラつくけどそれはきっと、いろいろ自分にブーメラン。
傷ついたふりをするのは簡単だ。誰かのことを下に見てバカにするのも簡単。
……まあ、それで、じゃあ結局どうすんの?


いがわうみこさん、他のも読みたい。

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