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インターネットもぐもぐ

インターネット、おなかいっぱい食べましょう




ブログ書くのって創作活動なのかなあ(イケハヤメソッドをはじめて使ってみたよ)

清田いちるさんの説く「イケダハヤトメソッド」を参考にわたしも推敲なしで文章をしたためることにする。

昨日の夜、やまもといちろう×イケダハヤト対談イベント「果てなきブログ論争に意味はあるか」、もといネットウォッチャー春祭りに行ってきた。講談社の講堂に入って席について3分が経過した時点で「もう帰りたい!!!」と思うような謎のエネルギーにあふれてた(帰りませんでした)。

まとめはすでにいろんなところでされてる…っていうかリアルタイムにまとめている人が何人もいたみたいなので(ブログにも、NAVERまとめにも、Twitterにも、Google+にも)議論自体はそちらをご参考いただいて一夜明けてパッと頭に浮かぶ感想だけを後ろを振り返らずに書く。

  • 「ブロガーって自称するの恥ずかしくない?」

やまもといちろうさんの投げかけたこの質問おもしろかった。イケダハヤトさんは「プロブロガー」って自称しているけど、って文脈。
わたし全然言えない。ブロガーですなんて自己紹介できない。ブログ書いたりしてることもあります、くらいでいつもごにょごにょ言ってる。2人の話とは関係ないレベルでどうしてこれ言えないんだろうなって考えたんだけど、そのあと絶対やってくる「へえ~どんなこと書いてるんですか?」って質問にどう返していいかわからないからなんだと思う。っていうかブロガーであるアイデンティティがそんなにないんだと思う。書きたい気持ち我慢できないから書いてインターネットオーシャンに浮かべてるだけで、ブログやってるからどうこうって気持ちが薄い(でも、プロじゃないからそれでいいのです)。

  • クリエイターの自覚

イケダハヤトさんのお話で一番興味深かったのは自分がクリエイターやアーティストだっていう自覚がものすごく強くあること。ブログを書くことは「創作活動」だっていうこと。
これもまた自分にはまったくない感覚なので、ほほう…と思った。これもなんでだろうって考えたんだけど、わたしが書きたいもの書いてるものってとにかく観察とか感想であって今ある世界の叙述であって、新しく世界を描こうとしてるわけじゃないからだわ。だから創作って思ってない。この「クリエイター」って言葉をどういう意味で使ってるのかもっと聞きたいなあって思った。どこからがクリエイションなのか。ブログ論争と関係ないっちゃないけど気になる。

  • 罪悪感と全能感

ブログを書くことは罪だと思ってる、なぜなら絶対に誰かを傷つけてしまうから、という感覚はわからなくない。積極的に傷つけたり貶めたりする必要は全然ないですが。とはいえ、そうなると書かなくたって生きてるだけで罪だよね。すべての人の期待や好意をすべて受け止めるのは無理だもんね。昔は人の顔色を伺ってたので、という言い方をしてたのでその反動でこういう言い方なのかなあとは思いました。
でもその一方で、彼のプロ意識を支えてるのは「サンドバッグになれるちから」、要するに自分が口火を切ることで何かの議論を巻き起こすこと、何かを先導できること、のように見えた。そのある種の全能感・扇動感に裏付けられてるのがアンバランスで不思議だなって思った。
例えば僕が発する言葉をきっかけに仕事をやめてしまったり万が一自殺してしまったとしても究極的には僕の責任じゃないですよね、と思いつつ、書くことは罪だと言うなら、その罪はどこに浮くのだろう。彼の主張が論理的におかしいというより、自分の身に置き換えてそれをどう考えるべきなんだろうって思う。新聞やテレビが報道によって人を殺したあるいは人生を破壊したケースはあると思うんだけど、ネットメディア、しかも個人の名前でそれが展開された時まったく同じような気持ちで受け止められるかっていうとそんなことない気がする。うまく言えないけど。

  • 「みんなこわがりすぎ」

「みんな主張するのをこわがりすぎ、僕が炎上していたらそれに乗っかって書きやすいかな言いやすいかなって思ってるんです(サンドバッグ宣言)」と話すイケダさんにやまもとさんが「え、むしろ迂闊なことをいったらこんなに袋叩きになりますよっていうの証明してしまって逆効果なんじゃないの?」と突っ込んだのもすごいおもしろかった。
わたしはイケダさんよりさらに年下ですが確かに自分と同じくらいの年でここで言われるような狭義のブログを書いてる人ってそんなにいないような気がする。でもまずそれって、社会に対して主張したいようなものなんて別にないです(わたしだってないけど)ってことと、やっぱり袋叩きになるイメージが見えてるからじゃないのかな。Twitterでもmixiでも炎上する。炎上って言葉がこんなに一般用語になったのそんな昔じゃないもんね。「不特定多数の人に読まれるのこわくないの?」ってたまに聞かれるし、その気持ちもすごいわかる。
と同時に、こんだけ言葉が溢れまくってるからまったく読まれない可能性も多分にあるわけで。よっしゃ書くぜ!ってなって意気込んでも全然読まれなくてモチベ下がりそうな気もする。事前にめっちゃ読まれてしまうかも、に気を張りすぎるとってこと。もっと些細なきもちでだらだら書き始めるとそうならないけど。
おもしろい子たくさんいるし、もっと書いてくれ~わたしが読むから~~って思うし、積極的にすすめたい気持ちもあるけど最近はそれをすることが必ずしもプラスでもないだろうなあって思っている。まぁ、誰かのために書くことはあっても誰かに言われて書くもんじゃないしねそもそも…。Twitterに連投するようにブログ書いたらいいのよ、くらいしか言えない。


これだけいろいろ自分に引きつけて考えられたので楽しかったです。司会の徳力さんもお疲れ様でした、終盤で繰り出された「イケダさんがプロブロガーって名乗るの、正直ムカつくわけですよ!」って言葉のキレに感動しました。

やまもといちろうさんがブログで取り上げたトピックごとにPV数をトラッキングして、ネタとなる人の“集客力”をちゃんと数字として見てるとか「僕はユーモアだって使おうと思えばいつだって使えるんですよ、あえて書かないだけでね」「ユーモアってずるくないですか?笑わせたら勝ちじゃないですか」とか「みなさんどんどん叩いてきていいですよ、でもまぁ……僕からも叩き返しに行くと思うんで覚悟してくださいね(ニヤリ)」とかおもしろシーンはいくつもありましたが割愛し、あくまでわたしの考えたことをとりあえず記しておきます。ポチリ(推敲しない…推敲しない…)(ドキドキ)。